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7/13【全日本】大熱狂世界ジュニア戦 土井がHAYATO撃破で1年2ヵ月ぶり返り咲き

『サマーアクション・シリーズ2024』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2024年7月13日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 〇“ミスター斉藤”土井成樹vsライジングHAYATO×

 土井が大熱狂の末にHAYATOを破って1年2ヵ月ぶりに世界ジュニアヘビー級王座に返り咲いた。

 6・24後楽園大会における斉藤ブラザーズvsELPIDAイリミネーションマッチで土井がHAYATOにピンフォール勝ち。この日の世界ジュニア挑戦を決めた。両者が世界ジュニアをかけて対決するのは第64代王者・土井が勝利した昨年3・14新宿大会以来、1年4ヵ月ぶりとなった。

 試合は世界ジュニア史上最高と言っても過言ではない盛り上がりとなった。古巣DRAGONGATE時代から慣れ親しんだ大阪のフォンから「土井ちゃん!」コールの大合唱を浴びた土井はキャリアの差を見せつけるような各種足攻めで試合を支配。HAYATOもスワンダイブ式プランチャ、エプロンへのダイブ式DDT、スワンダイブ式ギロチンドロップと必死の反撃を見せた。

 終盤、土井がイリミネーションマッチで3カウントを奪ったひとでなしドライバーを切り返してのサムソンクラッチでニアフォールに追い込む。「土井ちゃん!」コールの後押しを受け、HAYATOのシド・ヴィシャスを阻止して垂直落下式ブレーンバスター、DOI555からのバカタレスライディングキックで一気にたたみかけた。

 HAYATOも土井の切り札マスキュラーボムをサムソンクラッチで切り返したが、土井は3カウントを許さない。ならばとHAYATOはアックスギロチンドライバーで突き刺したが、土井はこれを反転して丸め込み、電光石火の3カウントを奪った。

 場内大熱狂の熱戦の末、土井がHAYATOを破って世界ジュニア王座を奪取。1年2ヵ月ぶり2度目の戴冠を果たし、ベルト独占を目指す斉藤ブラザーズに初のジュニアベルトをもたらした。「斉藤ブラザーズに入って、名前も“ミスター斉藤"土井成樹にして、早くも結果残したぞ」と勝ち誇った土井は「これは通過点や。このあとの世界タッグもジュンとレイが防衛するやろ。その次、20日の後楽園。アジアタッグや、アジアタッグ。Sを引き連れていったるからな。オールジャパンのタイトル、斉藤ブラザーズでコンプリートするぞ」と宣言。気になる「S」について「このパートナー・Sの『S』は『斉藤のS』ちゃうからな」とヒントを提示した。

 ともあれ、大熱狂の大阪大会から土井政権の全日ジュニアが幕を開けた。

【土井の話】「斉藤ブラザーズに入って、名前も“ミスター斉藤"土井成樹にして、早くも結果残したぞ。これは通過点や。このあとの世界タッグもジュンとレイが防衛するやろ。その次、20日の後楽園。アジアタッグや、アジアタッグ。Sを引き連れていったるからな。オールジャパンのタイトル、斉藤ブラザーズでコンプリートするぞ」

【HAYATOの話】「(※コメントスペースで崩れ落ちて)…クソーーーーッ!! 何もかもなくしちゃった…同情誘ってるワケじゃないけど、今日は俺のひいばあちゃんのお葬式なんだよ。家族みんなが『お葬式より、やらないといけないことがあるんじゃないの? 練習して』って言ってくれて、今日来られた。なのに負けた…っ!! ゴメン…もう今の俺には前向きな言葉…みんなが希望が持てるようなことは言えない。俺はクズだ。どうしようもない。クズだ…みんなの前から消えるよ」

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