1勝2敗のBC WAR DOGS・フィンレーと2勝1敗のHOUSE OF TORTURE・成田による公式戦は、BULLET CLUB同士の同門対決となるが、前日の長崎大会で行われた前哨戦で大乱闘。フィンレーが「ボスドッグが直々にWAR DOGS流のシバキを食らわせてやる」と制裁を予告すれば、成田も「ワン公には首輪が必要だ」とブチ切れており、不穏な空気が漂っていた。
あとから入場したフィンレーが花道で成田を手招き。それに呼応した成田が場外で襲いかかり、大乱闘で試合は荒れた幕開けに。客席付近になだれ込み、場外フェンスや客席を巻きこんで激しくやり合った。さらに、HOUSE OF TORTUREの金丸義信が背後からフィンレーを襲撃すると、混乱に拍車がかかる。フィンレーは金丸を蹴散らすと、成田をリングに押し込み、ここでようやくゴングが鳴った。
「HOUSE OF TORTUREについて話そう。特にレン・ナリタ。この俺を倒そうとする努力や姿勢はリスペクトする。でもそのプレーブックは全て俺の家族が書いてきたもの。俺の家族フィンが書き上げてきたものだ。でもその方法は俺には通用しないぞ」と格の違いを強調したフィンレーは、次戦となる7・31山口大会のKONOSUKE TAKESHITA戦に言及した。
『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』福岡国際センター(2024年7月28日)
Bブロック公式戦 ○デビッド・フィンレーvs成田蓮×
フィンレーがG1で2連勝。大荒れとなったBULLET CLUB同門対決で成田を無法制裁した。
1勝2敗のBC WAR DOGS・フィンレーと2勝1敗のHOUSE OF TORTURE・成田による公式戦は、BULLET CLUB同士の同門対決となるが、前日の長崎大会で行われた前哨戦で大乱闘。フィンレーが「ボスドッグが直々にWAR DOGS流のシバキを食らわせてやる」と制裁を予告すれば、成田も「ワン公には首輪が必要だ」とブチ切れており、不穏な空気が漂っていた。
あとから入場したフィンレーが花道で成田を手招き。それに呼応した成田が場外で襲いかかり、大乱闘で試合は荒れた幕開けに。客席付近になだれ込み、場外フェンスや客席を巻きこんで激しくやり合った。さらに、HOUSE OF TORTUREの金丸義信が背後からフィンレーを襲撃すると、混乱に拍車がかかる。フィンレーは金丸を蹴散らすと、成田をリングに押し込み、ここでようやくゴングが鳴った。
即座に成田は場外に逃れると、フィンレーのセコンドに付いた外道をスリーパーで絞め上げて憂さ晴らし。怒ったフィンレーを手玉に取り、鉄柵めがけてネックブリーカードロップを繰り出すと、パイプイスでも痛打する。金丸もスキを突いて何度も介入した。
フィンレーは投げ捨て式バックドロップで反撃ののろし。ロープ際でのラリアットで場外に叩き落とすと、場外戦では成田を担ぎ上げ、顔面から鉄柱に投げつける荒技で報復する。大の字になった成田を強引にリングに戻し、串刺しエルボースマッシュ、投げ捨てブレーンバスターで攻め立てて勝ち誇った。
負けじと成田もエクスプロイダーやハーフハッチで投げ飛ばし、フロントネックロックに捕獲。抵抗するフィンレーはエアプレンスピンやカナディアンハンマーを繰り出したものの、成田は執ようなスリーパーで動きを封じ、コブラツイストでギブアップを迫った。フィンレーが耐えきると、金丸がウイスキー顔面噴射で介入。成田はすぐさま丸め込むが、フィンレーはギリギリで肩を上げた。
フィンレーは成田と金丸を同士討ちさせると、シレイリ(こん棒)を持ち込んで暴走。金丸を殴りつけて排除したものの、成田は金的で抵抗する。プッシュアップバーを持ち込み、シレイリと何度も正面衝突。だが、強烈なシレイリ攻撃で成田を黙らせたフィンレーは、コーナーめがけてパワーボムを連発し、さらに投げ捨てパワーボムでダメ押し。成田を葬った。
乱入や凶器投入が続き、大荒れとなった同門対決はフィンレーに軍配が上がり、成田を制裁して2連勝。これで2勝2敗の勝敗五分に戻し、上昇気流に乗った形となった。
「HOUSE OF TORTUREについて話そう。特にレン・ナリタ。この俺を倒そうとする努力や姿勢はリスペクトする。でもそのプレーブックは全て俺の家族が書いてきたもの。俺の家族フィンが書き上げてきたものだ。でもその方法は俺には通用しないぞ」と格の違いを強調したフィンレーは、次戦となる7・31山口大会のKONOSUKE TAKESHITA戦に言及した。
「トニー・カーンのお気に入りのおもちゃはすぐに壊れると評判だ。ジェイ・ホワイト、梱包して送り返した! ウィル・オスプレイも梱包して送り返した! 実際、ジョン・モクスリーとウィル・オスプレイからは同時に倒し、初代GLOBALヘビー級王者になった」と豪語すると、「TAKESHITA、お前のことも壊せることを楽しみにしてるぞ」とニヤリ。「しっかりと寝ておけ。なぜなら俺が1対1の対戦で、お前を忘却の彼方に沈めてやるから」と言い放った。一方、敗れた成田は後藤洋央紀と対戦する。
【フィンレーの話】「GLOBAL王者が2勝2敗で4点となった。今のところイーブン。あと何試合だ? あと5試合か。じゃあ10点の積み重ねられるな。わかった、最後は14点になってるってわけだな。さて、HOUSE OF TORTUREについて話そう。特にレン・ナリタ。この俺を倒そうとする努力や姿勢はリスペクトする。でもそのプレーブックは全て俺の家族が書いてきたもの。俺の家族フィンが書き上げてきたものだ。でもその方法は俺には通用しないぞ。次は誰だったっけ? あ、TAKESHITAか。DDTの野郎で、AEWの野郎でもある。トニー・カーンのお気に入りのおもちゃってわけだな。トニー・カーンのお気に入りのおもちゃはすぐに壊れると評判だ。ジェイ・ホワイト、梱包して送り返した! ウィル・オスプレイも梱包して送り返した! 実際、ジョン・モクスリーとウィル・オスプレイからは同時に倒し、初代GLOBALヘビー級王者になった。TAKESHITA、お前のことも壊せることを楽しみにしてるぞ。俺がアウトサイダーたちからこの会社を守らないといけない。お前は日本人かもしれないが、俺のリングには属さない。TAKESHITAよ、好きなだけご飯と魚、鶏肉、牛肉、豚肉を食べておくんだ。そしてしっかりと寝ておけ。なぜなら俺が1対1の対戦で、お前を忘却の彼方に沈めてやるから」
※成田はノーコメント