【新日本】ニンジャがエックスとの空中戦制してスーパージュニア初戦白星 2025/5/11

『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32』宮城・岩沼市総合体育館(2025年5月11日)
Aブロック公式戦 ○ニンジャ・マックvsロビー・エックス×

 ニンジャがエックスとの空中戦を制してスーパージュニア白星スタートだ。

 ニンジャはスーパージュニア2年連続出場。対するエックスは新日本退団により欠場となったBUSHIに代わっての緊急出場となった。この二人が初戦で激突した。

 エックスがニンジャの応援マスクを引き裂いて挑発すると、側転からのハンドスプリング攻撃を狙ったが、ニンジャが阻止。ニンジャスペシャルはエックスが花道に退避したが、ニンジャはバック転を繰り返して追尾し、両足で蹴りつけた。

 リングに戻るとエックスはレフェリーを盾にして追撃を阻み、馬乗りになってパンチを連打。ブレーンバスターで投げ、スライディングキックで追撃していく。サマーソルトアタックでニンジャを場外に吹き飛ばすと、コーナー最上段からのコークスクリューケブラーダを発射した。

 リングに戻るとエックスが旋風脚で追撃したが、ランニングシューティングスタープレスはニンジャが両ヒザで迎撃。ダブルチョップを連打していく。エックスもカミカゼ、その場飛びシューティングスタープレスの連続攻撃で反撃。ニンジャもハンドスプリング攻撃をキャッチしてジャーマンで投げ飛ばす。それでもエックスがハンドスプリング攻撃を繰り出しても、ニンジャはシュリケンキックで撃墜して3カウントを奪った。

 ニンジャがスーパージュニア初戦白星を飾った。「名誉と誇りは忘れない! しきたりなんて関係ない、タトゥーも必要ない! 俺が勝ち残る!」と吠えたニンジャの次戦は5・14後楽園大会のアキラ戦で「昨年はそこでお前を倒した。今年も倒してやる」と連勝を予告した。

【ニンジャの話】「ハァー! 『BEST OF THE SUPER Jr.』、ニンジャ・マックは1勝0敗だ! WAR DOGSのロビー・エックス! 名誉と誇りは忘れない! しきたりなんて関係ない、タトゥーも必要ない! 俺が勝ち残る! 次は後楽園ホールでフランシスコ・アキラと対戦する。昨年はそこでお前を倒した。今年も倒してやる。YOU CAN BET THAT! ハァーッ!」

【エックスの話】「アァ! チクショー! 俺の初めてのスーパージュニアがこれまでのキャリアと同じように、またしてもあとほんの少しのところでぶち壊しちまった! もう冷静じゃいらないぞ。マジで頭にきた。次の対戦相手はKUSHIDAだ。オイ、KUSHIDA……。俺がまだガキで上を目指してた頃、お前を見ていた。ヘイ! 俺がお前を見てないと思うなよ? ずっと見張ってるからな。KUSHIDA、後楽園ホールだ。WAR DOGSの一員であるエクストリームなロビー・エックスとやり合う覚悟はできてんのか?」