MAOが初戦でナイトを撃破し、好スタートを切った。「この『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝して、IWGPジュニアまでこぎつけて、DDTに持って帰るんだよ。これが鎖国した日にデビューした俺の最高の、最高の抗いだよ」と描いたMAOは「新日本ファンを悪いけどDDTに“ごっちゃん"する。ごっちゃんしてやるよ! そして、DDTのいい時代をまた俺が作ってやる。それが俺の野望だ」と栄冠のみならず新日本ファンもDDTに持ち帰る構えをみせた。2戦目は5・14後楽園大会。石森との宮城出身対決を控える。
『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32』宮城・岩沼市総合体育館(2025年5月11日)
Bブロック公式戦 ○MAOvsケビン・ナイト×
初出場となったMAOが地元・宮城でスーパージュニア初戦に登場。ナイトとの接戦を制して初戦白星を飾った。
DDTのMAOは元UNIVERSAL王者で、昨年のKING OF DDT覇者。4・4後楽園大会参戦を経て、スーパージュニア初出場を果たした。開幕2戦目となったこの日の岩沼大会。地元・宮城(大崎市出身)で初戦を迎え、新日本&AEW2団体所属のナイトと対決した。
飛びつきアームホイップ、フライングショルダーで先制されたMAOは「宮城は俺の地元だぞ」とアピールするものの、スライディングラリアットを食らってしまう。それでもスワンダイブ攻撃を狙うナイトにニールキックを放ち、ロープ越しのダイアモンドカッターをさく裂。ハリウッドスタープレス、ダイビングニードロップを連続投下し、コブラツイストで絡みつく。ナイトがヒップトスで逃れようとしても離さずジャストフェースロックで絞め上げた。
MAOは後頭部へのランニングニーで追撃したが、ナイトはラリアットを連発して反撃。カウンターのドロップキックを顔面にぶち込む。MAOもフロントハイキックでやり返し、後頭部によるのけぞってのヘッドバットをお見舞い。ナイトがオーバーヘッドキックで応戦しても、MAOは竜巻旋風脚で対抗。ナックルパンチを叩き込んだ。
ナイトもコーナーに上がったMAOをその場飛び雪崩式フランケンで叩き落とす。MAOもすぐさま雪崩式フランケンでやり返したが、ナイトはトップロープからのブレーンバスターを敢行。意地で立ち上がったMAOだったが、二人同時に倒れ込んだ。それでもMAOはナイトのスワンダイブ攻撃を竜巻旋風脚で撃墜。レフェリーを盾に幻惑してのカッターを仕掛けたが、ナイトは回避と同時にジャンピングボディプレスを投下。2カウントで返したMAOはみちのくドライバーで突き刺すと、居合いキックを叩き込んで3カウントを奪った。
MAOが初戦でナイトを撃破し、好スタートを切った。「この『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝して、IWGPジュニアまでこぎつけて、DDTに持って帰るんだよ。これが鎖国した日にデビューした俺の最高の、最高の抗いだよ」と描いたMAOは「新日本ファンを悪いけどDDTに“ごっちゃん"する。ごっちゃんしてやるよ! そして、DDTのいい時代をまた俺が作ってやる。それが俺の野望だ」と栄冠のみならず新日本ファンもDDTに持ち帰る構えをみせた。2戦目は5・14後楽園大会。石森との宮城出身対決を控える。