BC WAR DOGSのコナーズは4年連続のエントリー。5・3博多大会ではWAR DOGSの一員として血染めのケージマッチに挑むと、5・9オンタリオ大会にも出場。強行軍で日本に舞い戻り、公式戦初戦を迎えた。対戦相手のIWGPジュニアタッグ王者・ワトは2023年にスーパージュニア初優勝。連覇がかかるはずだった昨年は左ヒザ前十字靭帯断裂で欠場し、2年ぶり出場で“飛び石連覇"を誓って開幕を迎えていた。
コナーズの2戦目は5・14後楽園大会。ユニット抗争の遺恨を引きずるHOUSE OF TORTUREの金丸と対戦する。コナーズは「俺とお前でコーラクエンか。それが何を意味するかわかってるよな? つまり俺は全開で一気に来るってことさ。俺たちはいつだって、アイツらみたいな悪ガキどもには一気に仕掛けていくのさ」と予告。ワトに続いて金丸も正面から突破する構えだ。一方、黒星スタートとなったワトはDRAGONGATEのダイヤと激突する。
【コナーズの話】「グリーンフラッグが振られたぞ! “クラークタウン"で100台のマシンが激アツでスタートだ! まず言わせてくれ。俺がこの夜を迎えるために支えてくれたスポンサーのサッポロに感謝したい。知らないヤツらのために言っておくが、24時間前、俺はLAにいてWAR DOGSの連中と、ヤングバックスとグッドブラザーズ相手にやり合ってたんだ。で、今は、ボロボロな状態でミヤギに来て、同じことをマスター・ワトにしてやった。『疲れてるだろう? ツカレタ、ツカレタ?』なんて聞くヤツもいるが、俺は疲れてない。“Tired(=疲れた)"と言えば、WAR DOGSの新メンバーを紹介させてくれ。こっちにおいで。(※と言うと、転がってきたタイヤを見せながら)これを見てくれ。俺は“タイヤ"ード(=疲れて)ない。これは“タイヤ"だ。彼の名前はミスター・ウィール(=タイヤ)だ。日本風に言うと"ウィールサン"だな。このトーナメントの残りは、俺とウィールサンが全力でWAR DOGSレースを代表していくぜ。次はお前だ、ヨシノブ・カネマル。俺とお前でコーラクエンか。それが何を意味するかわかってるよな? つまり俺は全開で一気に来るってことさ。俺たちはいつだって、アイツらみたいな悪ガキどもには一気に仕掛けていくのさ。コーラクエンも熱くなるぜ。レーストラック並みに熱くな! (5・3福岡の)ケージマッチでやったみたいにボコボコにしてやるよ。覚悟しておけよ。みんな、俺について来い。勝利への道を突っ走るぞ! 『BEST OF THE SUPER Jr. 32』、 IF YOU ARE MY DOG FOR REAL! ガウガウガウ! ……おいで、ウィールサン。行くよ(※と言って、タイヤを転がしながら引き上げる)」
【新日本】タイヤ投入のコナーズが快勝発進 “飛び石連覇”狙うワトを真っ向粉砕
2025/5/11
『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32』宮城・岩沼市総合体育館(2025年5月11日)
Aブロック公式戦 ○クラーク・コナーズvsマスター・ワト×
タイヤを投入したコナーズが“飛び石連覇"を狙うワトを正面から粉砕。スーパージュニア快勝発進を果たした。
BC WAR DOGSのコナーズは4年連続のエントリー。5・3博多大会ではWAR DOGSの一員として血染めのケージマッチに挑むと、5・9オンタリオ大会にも出場。強行軍で日本に舞い戻り、公式戦初戦を迎えた。対戦相手のIWGPジュニアタッグ王者・ワトは2023年にスーパージュニア初優勝。連覇がかかるはずだった昨年は左ヒザ前十字靭帯断裂で欠場し、2年ぶり出場で“飛び石連覇"を誓って開幕を迎えていた。
コナーズは序盤から強行軍の疲れを感じさせないファイトを展開。チョップやパンチなどを荒々しく叩き込んだ。対するワトは躍動感溢れるフェイスクラッシャーや鋭い蹴り技で対抗したものの、コナーズはうるさいとばかりに横殴り式のショルダータックルで豪快に吹き飛ばす。
さらに、コナーズは場外戦になるとワトを観客席に何度も放り投げてどよめきを誘う。それだけでは収まらず、リング下からなんと車のタイヤを取り出し、ワトを殴打。さらに、ホイール部分に左ヒザを叩きつけた。ようやく戦場がリングに戻っても、コナーズは左ヒザ攻めで追い討ちする。
流れを変えたいワトはバックドロップなどで立て直したものの、スワンダイブ攻撃を避けられて着地した場面で足に痛みが走って急ブレーキ。見逃さないコナーズはヒザ裏を狙い撃ちにする。ワトも首固めを決めたものの、しのいだコナーズはハイキックをキャッチして、強引にシットダウンパワーボムを繰り出した。
粘るワトはパワースラムを空転させると、裏をかいてレシエントメンテをさく裂。ベンダバールで絞めに絞めて一転してコナーズを追い詰める。さらに、通天閣ジャーマンの構えに。だが、コナーズはヒザを蹴って振り払うと、パワースラム、スピアーと猛ラッシュへ。一度は防がれてハイキックに被弾したものの、うるさいとばかりに必殺のNo Chaserで3カウントを奪った。
疲れをまったく感じさせなかったコナーズが、飛び石連覇を狙うIWGPジュニアタッグ王者を粉砕して会心の白星発進。4・4後楽園大会ではIWGPジュニア王者・デスペラードに挑戦し、敗れはしたものの強さを見せつけていたが、改めてその実力をアピールしてみせた。
コナーズは「知らないヤツらのために言っておくが、24時間前、俺はLAにいてWAR DOGSの連中と、ヤングバックスとグッドブラザーズ相手にやり合ってたんだ。で、今は、ボロボロな状態でミヤギに来て、同じことをマスター・ワトにしてやった」と豪語。WAR DOGSの新メンバーとしてタイヤを紹介し、「彼の名前はミスター・ウィールだ。日本風に言うと、“ウィールサン"だな。このトーナメントの残りは俺とウィールサンが全力でWAR DOGSレースを代表していくぜ」と今後の試合でもタイヤ投入を予告した。
コナーズの2戦目は5・14後楽園大会。ユニット抗争の遺恨を引きずるHOUSE OF TORTUREの金丸と対戦する。コナーズは「俺とお前でコーラクエンか。それが何を意味するかわかってるよな? つまり俺は全開で一気に来るってことさ。俺たちはいつだって、アイツらみたいな悪ガキどもには一気に仕掛けていくのさ」と予告。ワトに続いて金丸も正面から突破する構えだ。一方、黒星スタートとなったワトはDRAGONGATEのダイヤと激突する。
【コナーズの話】「グリーンフラッグが振られたぞ! “クラークタウン"で100台のマシンが激アツでスタートだ! まず言わせてくれ。俺がこの夜を迎えるために支えてくれたスポンサーのサッポロに感謝したい。知らないヤツらのために言っておくが、24時間前、俺はLAにいてWAR DOGSの連中と、ヤングバックスとグッドブラザーズ相手にやり合ってたんだ。で、今は、ボロボロな状態でミヤギに来て、同じことをマスター・ワトにしてやった。『疲れてるだろう? ツカレタ、ツカレタ?』なんて聞くヤツもいるが、俺は疲れてない。“Tired(=疲れた)"と言えば、WAR DOGSの新メンバーを紹介させてくれ。こっちにおいで。(※と言うと、転がってきたタイヤを見せながら)これを見てくれ。俺は“タイヤ"ード(=疲れて)ない。これは“タイヤ"だ。彼の名前はミスター・ウィール(=タイヤ)だ。日本風に言うと"ウィールサン"だな。このトーナメントの残りは、俺とウィールサンが全力でWAR DOGSレースを代表していくぜ。次はお前だ、ヨシノブ・カネマル。俺とお前でコーラクエンか。それが何を意味するかわかってるよな? つまり俺は全開で一気に来るってことさ。俺たちはいつだって、アイツらみたいな悪ガキどもには一気に仕掛けていくのさ。コーラクエンも熱くなるぜ。レーストラック並みに熱くな! (5・3福岡の)ケージマッチでやったみたいにボコボコにしてやるよ。覚悟しておけよ。みんな、俺について来い。勝利への道を突っ走るぞ! 『BEST OF THE SUPER Jr. 32』、 IF YOU ARE MY DOG FOR REAL! ガウガウガウ! ……おいで、ウィールサン。行くよ(※と言って、タイヤを転がしながら引き上げる)」
【ワトの話】「(※床に寝転がり)初戦……強ぇな、コナーズ。ただよ、一度優勝した者として、こんな初戦蹴躓いたからってな……(※立ち上がって)大丈夫だ。俺は俺を信じてる。(※持っていたIWGPジュニアタッグのベルトを肩に載せて)このベルトもな、守らなきゃいけないし、俺にはこの新日本プロレスでやりたい夢があるから。また一つ公約達成していきますよ。勝っていきますよ、これから亅