【新日本】藤田が大逆転勝利でヒロム超え「今までの人生で一番嬉しい」 Aブロックで唯一連勝 2025/5/14
『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32』東京・後楽園ホール(2025年5月14日) Aブロック公式戦 ○藤田晃生vs高橋ヒロム× 藤田がヒロムの猛攻を耐えきり、大逆転勝利。ヒロムからシングル初勝利を奪い、「今までの人生の中で一番嬉しい」と喜びを爆発させた。これで藤田はスーパージュニアAブロックで唯一の開幕2連勝に。「期待しとけよ。俺が必ず優勝する」と優勝宣言をぶち上げた。 後楽園2連戦・初日のメインでどちらもスーパージュニア白星発進を果たした藤田とヒロムが激突した。藤田が2023年10月に海外武者修行から帰国後、シングルで対戦するのは今回が初めて。IWGPジュニアタッグ王者として初優勝を見据える藤田と3年ぶり5度目の優勝を目指すヒロムによる世代闘争は激闘となった。 いきなりチョップ合戦から幕開け。真っ向から押し勝った藤田はドロップキックでヒロムを場外に蹴落とすと、トップロープの上からトペコンヒーロで飛翔した。しかし、エプロンからのランニングローキックはヒロムがキャッチ。そのまま藤田の体を抱えると、前面から場外マットに投げつける。逆水平で快音を鳴らすと、リングに戻ってからは右ヒザにも照準。ジワリジワリと藤田を追い込んでいく。 一方的に攻め込まれて、フラフラになった藤田だったが、ヒロムのジャーマンに対して、同じくジャーマンで逆襲。カサドーラを狙うヒロムを再度後方にぶん投げた。だが、ヒロムもコーナーめがけてのフロントスープレックスで即座にやり返して両者大の字に持ち込む。 ヒロムの猛攻は止まらず、雪崩式TIME BOMB1.5を敢行。強烈なラリアットも叩き込んだ。カウント1でフォールを返した藤田は、意識もうろうとしながらも逆水平連打を正面から受け止めるが、胸板は真っ赤に腫れ上がる。ヒロムは「こんなもんか!」「たいしたことねえな!」と挑発。そして、またもラリアットをぶち込むと、藤田は1回転して吹き飛んだ。 それでも抵抗を止めない藤田は、起死回生のAbandon Hopeで反撃ののろし。飛びついてきたヒロムをジャーマンで投げ飛ばす。しつこく狙った新兵器のThrill Rideはことごとく防がれたものの、藤田は諦めない。名も無きヒロムロールを切り返し、回転エビ固めで飛びつくと、そこからヒロムを強引に抱え上げて、アルゼンチンバックブリーカーの構えに。そこからマットに顔面から叩きつけてThrill Rideが完成。大逆転の3カウントを奪った。 長時間ヒロムに攻め込まれながらも、しのぎきった藤田が大逆転勝利。ヒロムからシングル初勝利を手にし、スーパージュニア開幕2連勝を果たした。これでAブロックでは藤田が唯一の連勝となり、時期尚早ながらも単独首位に立った。 勝利の雄叫びを上げた藤田は「俺はデビューして一番初めにプロレスの痛さ、怖さ、厳しさを教えてくれたのは高橋ヒロムだった。散々ペイバックだの、下剋上だの、新世代だの言ってきたけど、あんたに勝てたことは今までの人生の中で一番嬉しいぞ」と喜びをあらわに。「あんたがあの時に与えてくれた厳しさ、痛さがあったからこそ今の俺がある。ありがとうござました。ヒロムさん」と感謝を示しつつも、「でも、今日のメインイベント、勝ったのは俺だ!」と絶叫した。 場内が「藤田」コールに包まれると、藤田は「期待しとけよ。俺が必ず優勝する。The Mighty Don't Kneel!」と力強く宣言して、後楽園ホール2連戦・初日は幕を下ろした。 「新時代がどうとか他のヤツが言っているけど、関係ねえよ。俺がその景色を見せてやるよ。言葉じゃねえぞ。てめえら見とけ、結果。俺が見せてやるから楽しみにしとけ。必ず俺が優勝する」とバックステージでも断言してみせた藤田。明日(15日)の後楽園ホール大会では同じく新世代の一角であるワトと激突する。ヒロムに続いてワトも破り、独走態勢に持ち込むつもりだ。一方、敗れたヒロムはアキラと対戦する。
『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32』東京・後楽園ホール(2025年5月14日)
Aブロック公式戦 ○藤田晃生vs高橋ヒロム×
藤田がヒロムの猛攻を耐えきり、大逆転勝利。ヒロムからシングル初勝利を奪い、「今までの人生の中で一番嬉しい」と喜びを爆発させた。これで藤田はスーパージュニアAブロックで唯一の開幕2連勝に。「期待しとけよ。俺が必ず優勝する」と優勝宣言をぶち上げた。
後楽園2連戦・初日のメインでどちらもスーパージュニア白星発進を果たした藤田とヒロムが激突した。藤田が2023年10月に海外武者修行から帰国後、シングルで対戦するのは今回が初めて。IWGPジュニアタッグ王者として初優勝を見据える藤田と3年ぶり5度目の優勝を目指すヒロムによる世代闘争は激闘となった。
いきなりチョップ合戦から幕開け。真っ向から押し勝った藤田はドロップキックでヒロムを場外に蹴落とすと、トップロープの上からトペコンヒーロで飛翔した。しかし、エプロンからのランニングローキックはヒロムがキャッチ。そのまま藤田の体を抱えると、前面から場外マットに投げつける。逆水平で快音を鳴らすと、リングに戻ってからは右ヒザにも照準。ジワリジワリと藤田を追い込んでいく。
一方的に攻め込まれて、フラフラになった藤田だったが、ヒロムのジャーマンに対して、同じくジャーマンで逆襲。カサドーラを狙うヒロムを再度後方にぶん投げた。だが、ヒロムもコーナーめがけてのフロントスープレックスで即座にやり返して両者大の字に持ち込む。
ヒロムの猛攻は止まらず、雪崩式TIME BOMB1.5を敢行。強烈なラリアットも叩き込んだ。カウント1でフォールを返した藤田は、意識もうろうとしながらも逆水平連打を正面から受け止めるが、胸板は真っ赤に腫れ上がる。ヒロムは「こんなもんか!」「たいしたことねえな!」と挑発。そして、またもラリアットをぶち込むと、藤田は1回転して吹き飛んだ。
それでも抵抗を止めない藤田は、起死回生のAbandon Hopeで反撃ののろし。飛びついてきたヒロムをジャーマンで投げ飛ばす。しつこく狙った新兵器のThrill Rideはことごとく防がれたものの、藤田は諦めない。名も無きヒロムロールを切り返し、回転エビ固めで飛びつくと、そこからヒロムを強引に抱え上げて、アルゼンチンバックブリーカーの構えに。そこからマットに顔面から叩きつけてThrill Rideが完成。大逆転の3カウントを奪った。
長時間ヒロムに攻め込まれながらも、しのぎきった藤田が大逆転勝利。ヒロムからシングル初勝利を手にし、スーパージュニア開幕2連勝を果たした。これでAブロックでは藤田が唯一の連勝となり、時期尚早ながらも単独首位に立った。
勝利の雄叫びを上げた藤田は「俺はデビューして一番初めにプロレスの痛さ、怖さ、厳しさを教えてくれたのは高橋ヒロムだった。散々ペイバックだの、下剋上だの、新世代だの言ってきたけど、あんたに勝てたことは今までの人生の中で一番嬉しいぞ」と喜びをあらわに。「あんたがあの時に与えてくれた厳しさ、痛さがあったからこそ今の俺がある。ありがとうござました。ヒロムさん」と感謝を示しつつも、「でも、今日のメインイベント、勝ったのは俺だ!」と絶叫した。
場内が「藤田」コールに包まれると、藤田は「期待しとけよ。俺が必ず優勝する。The Mighty Don't Kneel!」と力強く宣言して、後楽園ホール2連戦・初日は幕を下ろした。
「新時代がどうとか他のヤツが言っているけど、関係ねえよ。俺がその景色を見せてやるよ。言葉じゃねえぞ。てめえら見とけ、結果。俺が見せてやるから楽しみにしとけ。必ず俺が優勝する」とバックステージでも断言してみせた藤田。明日(15日)の後楽園ホール大会では同じく新世代の一角であるワトと激突する。ヒロムに続いてワトも破り、独走態勢に持ち込むつもりだ。一方、敗れたヒロムはアキラと対戦する。