【DDT】佐々木が師匠・東郷超えならずも…10・2後楽園での20周年大会開催を宣言 2025/6/18
『CHARISMANIA II』新宿FACE(2025年6月18日) ○ディック東郷vs佐々木大輔× 佐々木がプロデュース大会のメインで東郷との一騎打ちに敗戦。師匠超えはならなかったものの、10・2後楽園でデビュー20周年記念大会を行うことを発表した。 佐々木は東郷が主宰したプロレススクール「SUPER CREW」の1期生。プロデュース大会第1弾となった昨年11・6新宿大会で宮本裕向をパートナーに、藤田ミノルと組んだ東郷と対戦。藤田に勝利した試合後、東郷にシングル対決を要望すると、東郷から「あと5年、体づくりさせてくれ。60になったらやろう。あと5年待ってくれ」と返答された。あれから7ヵ月の時が経ち、佐々木は第2弾大会開催にあたって師匠に「土下座」(本人談)で頼み込んで一騎打ち実現にこぎ着けた。 両者のシングル対決は2017年4・14新宿大会以来、8年ぶり2度目。この時は佐々木が保持するDDT EXTREME王座を懸け「Ultimate Submission Match 30分間」で対戦し、3-3で引き分けている。 クリーンに握手で始まった師弟対決は濃密なレスリングの攻防に。東郷がクロスフェースロックを狙えば、佐々木も同じ技で返して譲らない。東郷がクロスフェースロックで捕らえても佐々木はエスケープ。ならばと東郷がペディグリーからダイビングセントーンを狙ってトップロープに上がったものの、佐々木はレフェリーを巻き込んで阻止した。 すかさず佐々木は場外めがけて雪崩式ブレーンバスターを敢行。カウンター席からのダイビングエルボードロップも投下した。リングに戻っても佐々木がミスティカ式クロスフェースロックで絞め上げたが、逃れた東郷はラリアットを連打。ナックルパートの応酬からミスティカ式クロスフェースロックで捕らえると、佐々木もギブアップしない。ペディグリーからのダイビングセントーンを食らっても2カウントで返してみせたが、東郷が強烈なナックルパートを叩き込むと、力尽きて3カウントを聞いた。 8年ぶりの再戦で敗戦。「こんなはずじゃなかったけど、見ての通り完敗だ。たった20年プロレスをやったくらいじゃ師匠は超えられないらしい」と振り返った佐々木は「東郷さん、一つお願いがあります。必ず次は師匠超えしますんで、あと5年、時間をください」と再戦を希望。東郷が「俺、前に言ったよな。5年準備期間くれって。早すぎるぞ。お前が5年準備期間くれって言うなら俺は10年くれ」と返し、「次やったら勝てると思ってんだろ?」と問うと、佐々木は「思ってます」とキッパリ。すると東郷は「確かに俺はどんどん老いていく。お前は脂が乗っていく。常識的に考えたら、お前が勝つ確率は高いよ。だがな、そうはさせねぇ。俺にはその方程式は通用しねぇんだ。なぜなら俺は進化を止めねぇからな。よく、覚えておけ」と豪語してから去っていった。 リングに残った佐々木は「今日はこんなはずじゃなかったんだ。俺が師匠に勝って、佐々木大輔20周年記念、後楽園ホール大会をやるって発表するつもりだったんだ」と告白。「だけどな、負けたけど発表する。10月2日、佐々木大輔20周年記念大会in後楽園ホール。これはただのプロレスの大会じゃない。(ラウドロックバンドの)HEAD PHONES PRESIDENTの全面サポートを受けて、ライブもやる。ライブとプロレス。あんまこういうこと言っちゃいけないが、昔あったDDTフェスみたいに失敗する気はねぇ。俺が師匠に勝って言いたかったことはこれだけだ」と20周年記念大会の開催を発表し、プロデュース大会第2弾を締めた。 ☆10/2(木)東京・後楽園ホール『佐々木大輔デビュー20周年記念大会(仮)』17:30開場、18:30開始 【佐々木の話】「完敗じゃねぇか。こんなはずじゃなかった。今年で佐々木大輔20周年。もうすぐ40歳。完全に機は熟していた。なのにどうしてだ? 次は10年後か? 10年経ったら俺は50、ディック東郷は66。絶対に勝てるだろ。でも、もうぶっちゃけ師匠超えとかどうでもいい。今日負けて清々しい。スポーツマンみたいだ。まだシラフだから。そんなことより後楽園押さえたから。開催できれば、それで満足だから。次、後楽園やって満足して引退して長生きしよう。(考えてるカードは?)超大物X、Y、Z。アルファ、ベータ、オメガ。ヒントはいっぱいあっただろ。そんな感じだ!」
『CHARISMANIA II』新宿FACE(2025年6月18日)
○ディック東郷vs佐々木大輔×
佐々木がプロデュース大会のメインで東郷との一騎打ちに敗戦。師匠超えはならなかったものの、10・2後楽園でデビュー20周年記念大会を行うことを発表した。
佐々木は東郷が主宰したプロレススクール「SUPER CREW」の1期生。プロデュース大会第1弾となった昨年11・6新宿大会で宮本裕向をパートナーに、藤田ミノルと組んだ東郷と対戦。藤田に勝利した試合後、東郷にシングル対決を要望すると、東郷から「あと5年、体づくりさせてくれ。60になったらやろう。あと5年待ってくれ」と返答された。あれから7ヵ月の時が経ち、佐々木は第2弾大会開催にあたって師匠に「土下座」(本人談)で頼み込んで一騎打ち実現にこぎ着けた。
両者のシングル対決は2017年4・14新宿大会以来、8年ぶり2度目。この時は佐々木が保持するDDT EXTREME王座を懸け「Ultimate Submission Match 30分間」で対戦し、3-3で引き分けている。
クリーンに握手で始まった師弟対決は濃密なレスリングの攻防に。東郷がクロスフェースロックを狙えば、佐々木も同じ技で返して譲らない。東郷がクロスフェースロックで捕らえても佐々木はエスケープ。ならばと東郷がペディグリーからダイビングセントーンを狙ってトップロープに上がったものの、佐々木はレフェリーを巻き込んで阻止した。
すかさず佐々木は場外めがけて雪崩式ブレーンバスターを敢行。カウンター席からのダイビングエルボードロップも投下した。リングに戻っても佐々木がミスティカ式クロスフェースロックで絞め上げたが、逃れた東郷はラリアットを連打。ナックルパートの応酬からミスティカ式クロスフェースロックで捕らえると、佐々木もギブアップしない。ペディグリーからのダイビングセントーンを食らっても2カウントで返してみせたが、東郷が強烈なナックルパートを叩き込むと、力尽きて3カウントを聞いた。
8年ぶりの再戦で敗戦。「こんなはずじゃなかったけど、見ての通り完敗だ。たった20年プロレスをやったくらいじゃ師匠は超えられないらしい」と振り返った佐々木は「東郷さん、一つお願いがあります。必ず次は師匠超えしますんで、あと5年、時間をください」と再戦を希望。東郷が「俺、前に言ったよな。5年準備期間くれって。早すぎるぞ。お前が5年準備期間くれって言うなら俺は10年くれ」と返し、「次やったら勝てると思ってんだろ?」と問うと、佐々木は「思ってます」とキッパリ。すると東郷は「確かに俺はどんどん老いていく。お前は脂が乗っていく。常識的に考えたら、お前が勝つ確率は高いよ。だがな、そうはさせねぇ。俺にはその方程式は通用しねぇんだ。なぜなら俺は進化を止めねぇからな。よく、覚えておけ」と豪語してから去っていった。
リングに残った佐々木は「今日はこんなはずじゃなかったんだ。俺が師匠に勝って、佐々木大輔20周年記念、後楽園ホール大会をやるって発表するつもりだったんだ」と告白。「だけどな、負けたけど発表する。10月2日、佐々木大輔20周年記念大会in後楽園ホール。これはただのプロレスの大会じゃない。(ラウドロックバンドの)HEAD PHONES PRESIDENTの全面サポートを受けて、ライブもやる。ライブとプロレス。あんまこういうこと言っちゃいけないが、昔あったDDTフェスみたいに失敗する気はねぇ。俺が師匠に勝って言いたかったことはこれだけだ」と20周年記念大会の開催を発表し、プロデュース大会第2弾を締めた。
☆10/2(木)東京・後楽園ホール『佐々木大輔デビュー20周年記念大会(仮)』17:30開場、18:30開始
【佐々木の話】「完敗じゃねぇか。こんなはずじゃなかった。今年で佐々木大輔20周年。もうすぐ40歳。完全に機は熟していた。なのにどうしてだ? 次は10年後か? 10年経ったら俺は50、ディック東郷は66。絶対に勝てるだろ。でも、もうぶっちゃけ師匠超えとかどうでもいい。今日負けて清々しい。スポーツマンみたいだ。まだシラフだから。そんなことより後楽園押さえたから。開催できれば、それで満足だから。次、後楽園やって満足して引退して長生きしよう。(考えてるカードは?)超大物X、Y、Z。アルファ、ベータ、オメガ。ヒントはいっぱいあっただろ。そんな感じだ!」