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　スマックダウンが現地時間20日、ミシガン州グランドラピッズで行われ、ランディ・オートンがキング・オブ・ザ・リング・トーナメント準決勝でサミ・ゼインを破り、決勝進出を果たした。

　オートンは先週の1回戦でLAナイト、カーメロ・ヘイズ、アリスター・ブラックとの4WAY戦に勝利。この日、準決勝でゼインと対決した。オートンは「俺は手段を選ばない。サマースラムでジョン・シーナを倒す。15回目の世界王座戴冠を果たす」と宣言すると、ゼインに向かって「いつの日かサミ・ゼインは世界王者になる。だが、サマースラムでは無理だ。お前は今夜、業界一危険な3文字を食らうからな」と通告した。

　試合は意地の打撃戦で幕開け。ゼインがチョップを連発すれば、オートンはエルボースマッシュ連打で応戦。オートンが実況席へのバックドロップを連発して先手を取った。ゼインも逆水平を連発し、ラリアットで反撃。ダブルスレッジハンマーを叩き込んだが、ブルーサンダーはオートンが決めさせず。ラリアットを連発し、高速パワースラムで叩きつけた。

　すかさずオートンがエレベイテッドDDTで追い討ち。RKOで仕上げに入ろうとしたが、ゼインは場外に退避して不発に終わらせた。オートンが追いかけると、ゼインは実況席へのバックドロップでお返し。オートンを鉄柱に激突させると、ヘルヴァキックを狙って突っ込んだ。

　読んだオートンは高速パワースラムで迎撃。RKOを仕掛けると、ゼインもブルーサンダーで切り返して譲らない。コーナーダイブはオートンが回避。RKOを仕掛けると、ゼインが不発に終わらせたが、続くヘルヴァキック狙いをオートンがRKOで迎え撃って勝負あり。3カウントが入った。

　オートンが決勝進出を決め、初優勝に王手をかけた。決勝戦の舞台は6・28サウジアラビア大会『ナイト・オブ・チャンピオンズ』。オートンは準決勝「コーディvsジェイ・ウーソ」の勝者と対決する。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。