プロレス/格闘技DX

『高木三四郎30周年プロジェクト「M&Aプロレス〜サブタイトル未定〜』新宿FACE(2025年6月25日)
○永田裕志vs大家健×

　永田が2大会連続でメインに登場し、大家に完勝。大家からのアピールを受け、5年後の再戦を約束した。

　前回に続いてメインを託されたのが新日本・永田。ガンバレ☆プロレス代表・大家のチャレンジを受けた。チョップ、エルボー連打で攻め立てた大家はカミカゼも決めたが、炎のスピアーは永田がキャッチ。ナガタロックIIで絞め上げた。

　耐えた大家はエルボー合戦からヘッドバットを連発。炎のスピアーを叩き込んだ。余力十分の永田は2カウントで返すとエクスプロイダー、ミドルキック連打、延髄斬りの猛攻で逆転。最後はバックドロップ・ホールドで3カウントを奪った。

　試合後、大家は「ずっとテレビで見てたんですよ。テレビのなかの人が同じリングに立って試合してる。あこがれの目で見てるだけじゃ勝てないと感じました。俺は絶対に10年前、20年前の永田裕志より強くなった永田裕志に勝ちたいと思います。だから5年後だ。永田さん、あと5年、いや、もっと続けられるように俺に喝ください」とアピールした。

　すると永田は「プロレスはあまりうまくないけど、お前の魂のこもったエルボー痛かったよ。たとえ負けたとしても、転んだとしても、自力で立ち上がる人間がホントに強い人間だ。だから、お前はすでに強い人間だよ」と評価した。「さらに努力してれば、必ず強くなれるから」とエールを送った永田はビンタ。「お前に負けないように俺もあと5年鍛えておくよ」と再戦を約束し、「5年後の大家健がどれだけ強くなってるか分からないけど、とてつもなく強くなってることを祈念して…1、2、3、ゼアッ!」と敬礼ポーズで締めた。