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　AEWダイナマイトが現地時間25日、ワシントン州シアトルで行われ、飯伏幸太がAEW復帰戦でトレント・バレッタに快勝。ダイナマイト第300回となる次週、オカダ・カズチカとの一騎打ちが実現することになった。

　7・12アーリントン大会『AEWオール・イン・テキサス』でインターナショナル王者・ケニー・オメガとコンチネンタル王者・オカダによるダブルタイトル戦=AEWユニファイド王座決定戦を控える中、4日前のコリジョンにケニーの盟友・飯伏が電撃登場。オカダとの再会を果たし、乱闘を繰り広げた。

　飯伏はこの日、AEW復帰戦に登場。オカダが所属するドン・キャリス・ファミリーの一員であるバレッタと対戦した。大歓声と「イブシ!」コールの中、ドロップキックで先制した飯伏はバレッタのセコンドについたロッキー・ロメロの介入をものともせず、ローリングソバット、ミドルキックと得意の蹴り技を連発。その場飛びムーンサルトを投下するなど躍動した。

　バレッタがゴッチ式パイルドライバー、ハーフネルソンスープレックスで反撃しても、飯伏は止まらない。ラリアットを振り抜き、ドラゴンスープレックスで逆襲。その場飛びフットスタンプを投下し、強烈な飛びヒザ蹴りをぶち込むと、カミゴェで3カウントを奪った。

　飯伏がAEW復帰戦に快勝。試合後、オカダが現れた。リングに上がったオカダと近距離で対峙した飯伏は両手で手招きして挑発。オカダは応じずリングを降り、ブーイングを浴びた。

　そして次週のダイナマイト第300回大会で両者のシングル対決が決定。飯伏の右肩脱臼でオカダが勝利した新日本2021年10・21日本武道館大会におけるG1 CLIMAX優勝戦以来、3年8ヵ月ぶりの一騎打ちが実現することになった。