プロレス/格闘技DX

　『ナイト・オブ・チャンピオンズ』が現地時間28日、サウジアラビア・リヤドで行われ、アスカがジェイド・カーギルに惜敗し、クイーン・オブ・ザ・リング優勝を逸した。

　1年以上の長期欠場から復帰したアスカはクイーン・オブ・ザ・リングにエントリー。この日の決勝戦へと勝ち上がり、優勝して『サマースラム』で女子世界王者イヨ・スカイに挑戦する構えをみせていた。

　序盤、アスカはクリストで絡みついたが、サイドバスターで叩きつけられてしまう。それでも足攻めを展開し、低空ドロップキック、ミドルキック連打と得意のキックを連発。ジェイドがチョークスラムを仕掛けても飛びつきヒザ十字固めで絞め上げた。

　ジェイドがジャーマンで引っこ抜くと、スパインバスター、フォールアウェイスラムとパワー殺法を全開する。守勢に回ったアスカはトラースキック、チョークスラムの猛攻を浴びながらもジェイデッドは阻止。カウンターのハイキックを叩き込み、バックブロー、ソバットの打撃ラッシュからコードブレイカー、串刺しスピンキック、ミサイルキックで攻め立てた。

　アスカロック、ジェイデッドを読み合うと、アスカがバズソーキックを繰り出したが、キャッチしたジェイドがシットダウンパワーボムを敢行。アスカも電光石火の腕ひしぎ逆十字固めで絞め上げ、ジェイデッドを切り返してのアスカロックで捕らえた。耐えるジェイドにバズソーキックを見舞ったが、勝負をかけたエンプレスインパクトをキャッチされるとジェイデッドの餌食となって3カウントを聞いた。

　アスカがクイーン・オブ・ザ・リング優勝ならず。『サマースラム』でのイヨとの日本人対決による女子世界王座も夢とついえた。

　『ナイト・オブ・チャンピオンズ』の模様は日本国内ではABEMAにて放映された。