【新日本】村島とNOAH・小田嶋の若手対抗戦は熱戦ドローに 互いに再戦熱望 2025/6/29
『棚橋弘至プロデュース興行 TANAHASHI JAM〜至(いたる)』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)(2025年6月29日) △村島克哉vs小田嶋大樹△ 村島とNOAH・小田嶋の若手対抗戦は時間切れドローに。互いに再戦を熱望した。 新日本・村島とNOAH・小田嶋による若手同士の一騎打ちが第0試合で実現した。村島は2023年11月、小田嶋は2024年9月にそれぞれデビュー。年齢的には24歳の同学年にあたり、高校時代からアマチュアレスリングの同じ階級でしのぎを削ってきた関係で、プロレスラーになる夢を語り合ったこともあるという。 チョップ合戦から幕開け。小田嶋はショルダータックルを連発するが、体格で勝る村島は正面から受け止めると、同じくショルダータックルで吹き飛ばした。一気に村島が攻勢に出たものの、小田島はヒップトスを決めさせず。そこからコルバタにつなげると、低空ドロップキックから左足への一点集中攻撃に打って出る。レスリングの技術も駆使して左足を絞め上げた。 耐え抜いた村島は、小田島のビンタを受けると奮起。怒号を上げながらエルボーをぶち込むと、浴びせ倒すようなショルダータックルで反撃に転じた。ジャンピングエルボーを叩き込むと、高さのあるヒップトスからバックに回り込む。 小田嶋は反転式ドロップキックを放つと、ダイビングボディアタックを発射した。チャンスを掴んだ小田嶋は回転地獄五輪の構えに。残り時間3分がコールされる。 グラウンドに持ち込ませなかった村島は、ドロップキックをキャッチすると、一気に逆エビ固めに捕獲。ロープを目指す小田嶋をリング中央に引きずり込んで絞めに絞める。なんとか小田嶋がロープに逃れると、試合は残り時間1分に。 小田嶋は腹部にエルボーを放って反撃し、ランニングエルボー、ドロップキックとたたみかけるが、村島も全体重を浴びせるようなアバランシュホールドでやり返して同時に倒れ込む。必死に立ち上がると、エルボーを打ち合うが決着つかず、時間切れ引き分けとなった。 ゴングが打ち鳴らされても真っ向からエルボーを打ち合い、その後も掴み合ってにらみ合う。どちらも引かず、互いに再戦を猛アピールすると、場内は大きな拍手に包まれた。 村島は「お前と決着、今日はついてないな。俺はまだまだ、お前と試合したいぞ。今日は新日本だな、オイ。次はお前のとこでやらせろ。このままじゃ、物足りねえよ」とNOAHマットでの対戦も視野に入れつつ、再戦を熱望。それでも「今日の試合、あいつ、ぶっ殺す気で挑ませていただいたけど、最高に楽しいな」と充実感もあらわにした。 一方、小田嶋も「克哉、やっと約束果たせたけどな、これで終わりじゃねえぞ。勝ってないんだ、こっちはよ。何度でも何度でも、新日本さんでも、次NOAHでも、何度でも何度でもやってやるよ。お前は仲間だけどな、最高のライバルだ。絶対負けない」とライバル心を燃やしていた。 【村島の話】「おい、小田嶋……オダジ、お前と決着、今日はついてないな、おい。俺はまだまだお前と試合したいぞ、おい。今日は新日本(のリング)だな、おい。次はお前のとこ(NOAH)でやらせろ。このままじゃ物足りねえよ。だけど今日の試合、あいつ、ぶっ殺す気で挑ませていただいたけど、最っ高に楽しいな、おい。最高に楽しくてもう頭がちょっと、なんかポヤポヤしちゃってるけど……とにかくもっかいだ、この野郎!」 【小田嶋の話】「ああ、クソッ! 克哉、やっと約束果たせたけどな、これで終わりじゃねえぞ。勝ってないんだ、こっちはよ。何度でも何度でも、新日本さんでも、次NOAHでも何度も何度もやってやるよ。お前は仲間だけどな、最高のライバルだ。絶対ぇ負けない、この野郎」
『棚橋弘至プロデュース興行 TANAHASHI JAM〜至(いたる)』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)(2025年6月29日)
△村島克哉vs小田嶋大樹△
村島とNOAH・小田嶋の若手対抗戦は時間切れドローに。互いに再戦を熱望した。
新日本・村島とNOAH・小田嶋による若手同士の一騎打ちが第0試合で実現した。村島は2023年11月、小田嶋は2024年9月にそれぞれデビュー。年齢的には24歳の同学年にあたり、高校時代からアマチュアレスリングの同じ階級でしのぎを削ってきた関係で、プロレスラーになる夢を語り合ったこともあるという。
チョップ合戦から幕開け。小田嶋はショルダータックルを連発するが、体格で勝る村島は正面から受け止めると、同じくショルダータックルで吹き飛ばした。一気に村島が攻勢に出たものの、小田島はヒップトスを決めさせず。そこからコルバタにつなげると、低空ドロップキックから左足への一点集中攻撃に打って出る。レスリングの技術も駆使して左足を絞め上げた。
耐え抜いた村島は、小田島のビンタを受けると奮起。怒号を上げながらエルボーをぶち込むと、浴びせ倒すようなショルダータックルで反撃に転じた。ジャンピングエルボーを叩き込むと、高さのあるヒップトスからバックに回り込む。
小田嶋は反転式ドロップキックを放つと、ダイビングボディアタックを発射した。チャンスを掴んだ小田嶋は回転地獄五輪の構えに。残り時間3分がコールされる。
グラウンドに持ち込ませなかった村島は、ドロップキックをキャッチすると、一気に逆エビ固めに捕獲。ロープを目指す小田嶋をリング中央に引きずり込んで絞めに絞める。なんとか小田嶋がロープに逃れると、試合は残り時間1分に。
小田嶋は腹部にエルボーを放って反撃し、ランニングエルボー、ドロップキックとたたみかけるが、村島も全体重を浴びせるようなアバランシュホールドでやり返して同時に倒れ込む。必死に立ち上がると、エルボーを打ち合うが決着つかず、時間切れ引き分けとなった。
ゴングが打ち鳴らされても真っ向からエルボーを打ち合い、その後も掴み合ってにらみ合う。どちらも引かず、互いに再戦を猛アピールすると、場内は大きな拍手に包まれた。
村島は「お前と決着、今日はついてないな。俺はまだまだ、お前と試合したいぞ。今日は新日本だな、オイ。次はお前のとこでやらせろ。このままじゃ、物足りねえよ」とNOAHマットでの対戦も視野に入れつつ、再戦を熱望。それでも「今日の試合、あいつ、ぶっ殺す気で挑ませていただいたけど、最高に楽しいな」と充実感もあらわにした。
一方、小田嶋も「克哉、やっと約束果たせたけどな、これで終わりじゃねえぞ。勝ってないんだ、こっちはよ。何度でも何度でも、新日本さんでも、次NOAHでも、何度でも何度でもやってやるよ。お前は仲間だけどな、最高のライバルだ。絶対負けない」とライバル心を燃やしていた。
【村島の話】「おい、小田嶋……オダジ、お前と決着、今日はついてないな、おい。俺はまだまだお前と試合したいぞ、おい。今日は新日本(のリング)だな、おい。次はお前のとこ(NOAH)でやらせろ。このままじゃ物足りねえよ。だけど今日の試合、あいつ、ぶっ殺す気で挑ませていただいたけど、最っ高に楽しいな、おい。最高に楽しくてもう頭がちょっと、なんかポヤポヤしちゃってるけど……とにかくもっかいだ、この野郎!」
【小田嶋の話】「ああ、クソッ! 克哉、やっと約束果たせたけどな、これで終わりじゃねえぞ。勝ってないんだ、こっちはよ。何度でも何度でも、新日本さんでも、次NOAHでも何度も何度もやってやるよ。お前は仲間だけどな、最高のライバルだ。絶対ぇ負けない、この野郎」