【GLEAT】Evolution石川修司が宣戦布告 T-Hawk率いるTRIPLE LOVE HAWKと全面対決へ 2025/7/1

『GLEAT Ver.19〜旗揚げ4周年特別大会〜』CITY HALL & GALLERY GOTANDA(2025年7月1日)
○駿河メイ&メイソン&マンスール&バリヤン・アッキvsT-Hawk&愛鷹亮&KAZMA SAKAMOTO&MICHIKO×

 Evolutionの石川修司が来場して、T-Hawk率いるTRIPLE LOVE HAWKに宣戦布告。T-Hawkも喧嘩を買って、7・24新宿大会での全面対決が決定的となった。

 この日行われた4周年記念大会で、TRIPLE LOVE HAWKのT-Hawk&愛鷹&MICHIKOはKAZMAと合体。元WWEで現在はAEWで活躍する“M×M"メイソン&マンスールに、アッキと駿河を加えたカルテットと対戦した。

 トリッキーな動きを見せる駿河や長身を誇るマンスールに手を焼いたTRIPLE LOVE HAWKだが、T-Hawkがブーイングを気にせず駿河にビンタをぶち込むなどして存在感を発揮した。負けじとマンスールがメイソンとのスパインバスター&スピンキックをT-Hawkに叩き込むと、愛鷹&KAZMAにはスピアーを一閃。「メイちゃん、コンビネーション!」とアピールすると、駿河はマンスールの肩からMICHIKOにダイビングボディアタックを敢行した。

 両軍が入り乱れる大混戦となると、アッキが駿河を肩車するが、愛鷹もMICHIKOを肩車して抵抗。さらに、KAZMAが肩車したT-Hawk、メイソンが肩車したマンスールまで加わり、場内は大混乱に。アッキ&駿河だけが崩れずその後もファイトを展開。勢いのままにMICHIKOに合体式ムーンサルトプレスを連発して3カウントを奪った。

 マンスールとメイソンがアッキと駿河を抱えて喜びをあらわにすると、リングをあとに。肩を落としたTRIPLE LOVE HAWKの前に石川が現れた。石川は昨年8月の後楽園ホール大会で愛鷹と一騎打ち。バックドロップ4連発で勝利した石川は再戦も見据えていた。

 石川は「GLEAT4周年おめでとうございます…って言いに来たわけじゃなくて、私、石川修司はフリーでプロレスやってますけど、EvolutionのGMもやってます。GLEATで女子選手が唯一入っているユニット・TRIPLE LOVE HAWK。さっきバックステージにいたら、ほとんどブーイングだっただけど、大丈夫ですか」とニヤリ。「俺らのEvolutionにいる女子、そしていつ爆発するかわからない諏訪魔、そいつらと戦ってみないか?」と提案すると、「今日より楽しいかはわからないけど、痛くて激しい試合はできるぞ」と迫った。

 愛鷹は「石川さん、俺はデビューの時にあんたにボコボコにされて、プロレスの厳しさを教わったよ。でもね、俺はあの時の俺じゃねえんだよ。でも、GLEATのリングでいろいろな選手と戦ってきたけど、やっぱりあんたぐらいのプレッシャーと破壊力は食らったことがないんだよね。やっぱ俺はもう一度あんたと熱いしばき合いがやりたい」と歓迎。さらに、「こんなプロレスに詳しくない俺でも諏訪魔選手の名前は昔から知ってる。そんぐらい伝説の男。俺はあの人ともぶつかり合いたい」と諏訪魔にも興味を示した。

 そんな愛鷹からマイクを奪い取ったT-Hawkは「石川も愛鷹さんも、もたもたもたもたマイクしやがって」と苛立ちをあらわに。「何がおめでとうございますだ。簡単に言うと、お前は喧嘩を売りに来たんだろ? それだったら、いつ噴火するかわからない火山より、いつも噴火しているT-HawkがいるTRIPLE LOVE HAWKだ。東京で起こったことは東京でしっかりそのケジメ付けたいと思ってるからよ。今月7月24日にGLEAT新宿大会があるよな」と石川たちの迎撃表明をするとともに、早くも舞台を7・24新宿大会に指定。「今日ひとりで来たことは認めてやるよ。残り何人いるかしらねえけどよ、お前らしっかり首を洗ってかかってこいや」と通告し、7・24新宿大会での全面対決が決定的となった。


【試合後のT-Hawk&愛鷹&MICHIKO】

▼T-Hawk「おい、石川修司。お前、リング上で言った通り、何がおめでとうございますだ、コノヤロー。ぬけぬけぬけぬけ来やがって」

▼愛鷹「(遮って)ちょっと待ってくれ、T-Hawk。俺はリング上で口下手だから喋れないんだよね、ちゃんと。でも、俺は石川修司に対して、ずっとデビューした時からやられたっていう悔しい気持ちと、もう一度戦いたいという気持ちをずっと持ってるんだよ。Evolution、やってやろうじゃない」

▼T-Hawk「そういうテンションはダメなんですよ。対抗戦ですよ。そんなぬるいテンションじゃ、MICHIKOもそうだけど、やられるよ、俺ら。Evolution、俺たちも進化しなきゃいけないんじゃないの。20代がセミ・メインを張ってさ、悔しくないの、あんたらは」

▼MICHIKO「悔しいです」

▼愛鷹「悔しいよね」

▼T-Hawk「悔しいよな。元気じゃん? 君たち。すごい元気じゃん? 俺なんかもっと元気だから。だったら、ここで一発円陣組んで。MICHIKO、愛鷹さん、あいつらを7月24日新宿FACE、1回で終わらせましょうよ」

▼愛鷹「やってやりましょうよ!」

▼MICHIKO「よし! 円陣組むぞ!!!」

▼T-Hawk「悪いけどな、20代。いいか、聞けよ」

▼MICHIKO「円陣を!! 組むぞ!!」

▼T-Hawk「おい、いいか。20代、聞いとけよ。お前らいつもそうやってセミ・メインでやって、鬼塚は今日2試合。悪いけどな、簡単なところしか行ってねえからそうなんだよ。そんな簡単に獲れるベルトだったらな、逆に俺はいつでもやってやるぞ。MICHIKOもいけるな、愛鷹もいけるな。チームだけじゃねえよ。悪いけどな、一番暴れ回っているのは20代じゃねえ。40代でもない。30代なんだよ、バカヤロー!」

▼愛鷹「俺ら30代がこれから時代作るんじゃ!」

▼MICHIKO「円陣組まんのかい!」

【KAZMAの話】「GLEAT4周年、明日から5年目か。いろいろ感慨深いところもありますけど、ちょっと見てください。(コスチュームの腰部分に入ったGLEATのロゴを見せると)腰ですけど、背負いました。自分はこのGLEATでどこまで行けるかわからないし、どこまでやれるかわからない。でも、このGLEATのために自分の命を捧げます。5年目、何もまだわからないです。でも、俺に期待してください。何か、確実に何かを起こすんで。もうベテランです。若い者には負けない。若いとか、ベテランとか言うのはどうかなと思うところもあるんですけど、ベテランなんで、ベテランらしくやっていこうかなと思いますんで。GLEAT、そしてこのKAZMA SAKAMOTO、よろしくお願いします」

【石川の話】「やっぱりEvolutionのGMやってて、なかなか男子と女子が一緒にやっているところってなくて。そう言えばGLEAT、MICHIKO選手がユニットに入っててやってるなと思って。やってみたら面白くなるんじゃないかなと思って、今日試合を見に来たら、だいぶ楽しさのほうにシフトしてたんで、ちょっとイメージと変わったんですけど。でも、たまには諏訪魔とEvolutionの女子選手を連れて外で戦ったら、Evolutionの認知も上がると思うし、もっと面白い戦いが見せれるんじゃないかなと思うんで。T-Hawkもね、なんか試合後にマイクで言ってきたけど、あとはリング上で。諏訪魔も俺も別に口が上手いわけじゃないんで、あとはリング上で、体で見せつけたいなと思います」