【スターダム】妃南が鉄の猛攻しのいでフューチャー王座逆転V4 玖麗の挑戦表明に「ナメんじゃねえよ」 2025/7/6
『STARDOM in KORAKUEN 2025 Jul.』後楽園ホール(2025年7月6日) フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 ○妃南vs鉄アキラ× 妃南が鉄の猛攻をしのいで逆転勝利を手にし、フューチャー王座V4に成功。試合後、シンデレラトーナメント覇者・玖麗さやかの挑戦表明を受けると、「ナメんじゃねえよ」と感情をあらわにしつつ、対戦を受諾した。 フューチャー王者の妃南は6・21代々木大会で梨杏を破り、3度目の防衛に成功。そんな王者に牙を剥いたが鉄だった。6・8後楽園大会で梨杏に敗北し、フューチャー王座挑戦を逃していた鉄だったが、6・29岡山大会で妃南から直接勝利。改めてフューチャー王座挑戦を要求し、妃南が認めたため、後楽園大会で実現した。 鉄はドロップキックで奇襲すると、気迫全開で攻勢。逆水平連打や側頭部への低空ドロップキックなどアグレッシブに攻め立て、得意のクロスフェイスで絞め上げた。しかし、冷静に対処した妃南はボディスラム、変型バックブリーカーで腰を攻めて流れを変えると、逆エビ固めに固める。その後も「来いよ!」と胸板へのハンマーパンチを仁王立ちで受け止め、エルボーを叩き込んだ。鉄の低空ドロップキックを食らっても動じず、抱え上げて豪快にサイドにぶん投げると、逆片エビ固め、STFに捕獲してギブアップを迫る。 止まらない妃南は変型大外刈り、ラブカ(変型フェイスバスター)で鉄を追い詰めると、マッドスプラッシュを狙ってコーナーへ。しかし、気づいた鉄はデッドリードライブで投げ捨てると、河津落としから流れるようにクロスフェイスに捕獲する。長時間絞め上げると、顔面に低空ドロップキックを叩き込み、ハーフハッチホールドで妃南を追い詰めた。 残り時間5分がコールされると、鉄はハイキックを連続してぶち込み、ロコモーション式ハーフハッチへ。しかし、2発目を防いだ妃南は外道クラッチで丸め込む。鉄は肩を上げると、ダメージを引きずる妃南に対し、馬乗りになってエルボーを連打。妃南の飛びつきネックブリーカーを食らっても即座に立ち上がり、ランニングニーをねじ込んだ。 そして、再び蹴り技を狙って突っ込むが、読んだ妃南はブロックバスターで逆転。鉄も丸め込みを連発して惜しい場面を生み出したものの、妃南は大外刈りで黙らせる。変型ジャックハマーで叩きつけると、残り時間2分のコール直後にマッドスプラッシュを投下して3カウントを奪った。 妃南が鉄の猛攻をしのいで、逆転勝利を手にして、フューチャー王座V4に成功。マイクを持った妃南は「4度目の防衛成功したぞ!」と勝利の雄叫びを上げた。そして、「おい、アキラ。本当にデビューして半年か? そのぐらいアキラは強かったよ。アキラはこの戦いに人生、覚悟、すべて懸けて戦ってくるって言ってたじゃん。私も同じように人生懸けてこのベルトを獲ったんだよ。だから、そう簡単にアキラには渡さねえよ」と鉄に通告した。 対する鉄は「悔しい。メチャクチャ悔しい…。本気で勝つつもりでした。あんたからそのベルトを俺が獲って巻いてやるって思ってます。でも、まだ諦めない。俺のいいところは諦めの悪いところ。人生を懸けてこのリングに立つって言うのは嘘じゃない。本当です。だから、妃南さんの人生と俺の人生懸けてまた戦ってくれますか? 今日の負けのおかげで俺はもっと強くなれたって、俺があんたから勝った時、もう1回マイクで言ってやるよ」と返答。妃南が握手を求めると、鉄は迷った末に応じ、2人は抱擁を交わした。 妃南は「ありがとう、アキラ。今日、勝ったのはこの私。まだまだ私のチャンピオンロードは始まったばかりなんですよ。私は…」と語り始めるが、そこに現れたのはシンデレラトーナメント覇者の玖麗だった。 玖麗は「妃南さん、試合すごかったです。私はシンデレラになって、ちょっと背伸びした挑戦をさせてもらったりしたけど、やっぱり私が欲しいのは今一番熱いそのベルト。最近自分の中にすごくモヤモヤした気持ちを抱えていたんですけど、その正体はこのベルトが原因だったと気づきました。スターダムの今も未来も全部私が掴むので、妃南さん、よろしくお願いします」と挑戦表明をぶち上げた。 それを聞いた妃南は「そう言えば、玖麗、シンデレラだったのか。なんかシンデレラになったのに全然印象になかったよね。まあ、赤に挑戦して、結果がダメで。でも、私がやっぱり獲りたいのはこのフューチャーです? ナメんじゃねえよ」と感情むき出しで呼応。「私がどれだけの思いでこのベルトを獲ったかわかってるの? まあ、いいよ。印象の薄いシンデレラ、私が挑戦受けてあげますよ」と挑戦を受諾すると、「まあ、今のうちになんか印象の薄いガラスの靴、たくさんはいときな。私がはけなくなるぐらいボロボロにしてやる」と通告した。 【妃南の話】「本日、フューチャー・オブ・スターダムのベルト、4度目の防衛成功しました。いやあこんなに正直追い込まれるとは思ってなかったんで。アキラがそれぐらいこの戦いに人生懸けて、すべての思いをぶつけてきてくれて、本当に嬉しいです。ただ、簡単なベルトじゃないんで。そう簡単には獲らせないし、アキラがまた挑戦したくなったら、いつでも私の胸貸してあげるんで、挑戦しに来てね。そして試合後、玖麗が上がってきましたね。まあ、そう言えば今年のシンデレラで優勝して、シンデレラになってたらしいんですけど、全然印象ないですよね。赤も挑戦したけど、不甲斐ない結果に終わって。それで結局私が獲りたいのはフューチャーです? ふざけたこと言ってんじゃねえよ。私はデビューして6年半、ずっとずっと獲りたかったベルトをやっとの思いで獲ったんだよ。それがこのベルトに挑戦したいです? それぐらいまだ玖麗の中ではナメられたベルトなんでしょうね。まあでも、シンデレラっていう結果を残しているんで、私は挑戦を受けます。今のうちにたくさんそのガラスの靴を磨いといて。私がボロボロにしてあげる」 【鉄の話】「悔しい! 悔しいです。けれど、気持ちいい。やっぱプロレスっていいな。苦しいし、キツいし、逃げたいなって思うことがいっぱいあるし、今までもたくさんあったんですけど、どうしてももう1回、もう1回って思っちゃうんです。王者の妃南さん、『アキラは口先だけだね』っておっしゃってましたね。悔しい。でも、今日の戦いでちょっとは自分の覚悟を見せれたと自分は確信してます。6年半の妃南さんのプロレス人生、このフューチャーを獲りたいっていう思い。まだまだ敵わなかったけど、俺は諦めないんで。こんなところで折れたりしないんで。また挑戦させてください。人生懸けてプロレスしてるって嘘じゃないです。何が起こるかわからないのがリングなんで。今日終わるかもしれないし、もっともっと先に終わっちゃうかもしれない。だから、俺は1試合1試合全力で人生懸けて、これからも戦っていきます。俺のフューチャー初挑戦。獲れなかったけど、俺の人生にまた1つ刻むことができました。これからも俺のこと見とけよ。よろしく」
『STARDOM in KORAKUEN 2025 Jul.』後楽園ホール(2025年7月6日)
フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 ○妃南vs鉄アキラ×
妃南が鉄の猛攻をしのいで逆転勝利を手にし、フューチャー王座V4に成功。試合後、シンデレラトーナメント覇者・玖麗さやかの挑戦表明を受けると、「ナメんじゃねえよ」と感情をあらわにしつつ、対戦を受諾した。
フューチャー王者の妃南は6・21代々木大会で梨杏を破り、3度目の防衛に成功。そんな王者に牙を剥いたが鉄だった。6・8後楽園大会で梨杏に敗北し、フューチャー王座挑戦を逃していた鉄だったが、6・29岡山大会で妃南から直接勝利。改めてフューチャー王座挑戦を要求し、妃南が認めたため、後楽園大会で実現した。
鉄はドロップキックで奇襲すると、気迫全開で攻勢。逆水平連打や側頭部への低空ドロップキックなどアグレッシブに攻め立て、得意のクロスフェイスで絞め上げた。しかし、冷静に対処した妃南はボディスラム、変型バックブリーカーで腰を攻めて流れを変えると、逆エビ固めに固める。その後も「来いよ!」と胸板へのハンマーパンチを仁王立ちで受け止め、エルボーを叩き込んだ。鉄の低空ドロップキックを食らっても動じず、抱え上げて豪快にサイドにぶん投げると、逆片エビ固め、STFに捕獲してギブアップを迫る。
止まらない妃南は変型大外刈り、ラブカ(変型フェイスバスター)で鉄を追い詰めると、マッドスプラッシュを狙ってコーナーへ。しかし、気づいた鉄はデッドリードライブで投げ捨てると、河津落としから流れるようにクロスフェイスに捕獲する。長時間絞め上げると、顔面に低空ドロップキックを叩き込み、ハーフハッチホールドで妃南を追い詰めた。
残り時間5分がコールされると、鉄はハイキックを連続してぶち込み、ロコモーション式ハーフハッチへ。しかし、2発目を防いだ妃南は外道クラッチで丸め込む。鉄は肩を上げると、ダメージを引きずる妃南に対し、馬乗りになってエルボーを連打。妃南の飛びつきネックブリーカーを食らっても即座に立ち上がり、ランニングニーをねじ込んだ。
そして、再び蹴り技を狙って突っ込むが、読んだ妃南はブロックバスターで逆転。鉄も丸め込みを連発して惜しい場面を生み出したものの、妃南は大外刈りで黙らせる。変型ジャックハマーで叩きつけると、残り時間2分のコール直後にマッドスプラッシュを投下して3カウントを奪った。
妃南が鉄の猛攻をしのいで、逆転勝利を手にして、フューチャー王座V4に成功。マイクを持った妃南は「4度目の防衛成功したぞ!」と勝利の雄叫びを上げた。そして、「おい、アキラ。本当にデビューして半年か? そのぐらいアキラは強かったよ。アキラはこの戦いに人生、覚悟、すべて懸けて戦ってくるって言ってたじゃん。私も同じように人生懸けてこのベルトを獲ったんだよ。だから、そう簡単にアキラには渡さねえよ」と鉄に通告した。
対する鉄は「悔しい。メチャクチャ悔しい…。本気で勝つつもりでした。あんたからそのベルトを俺が獲って巻いてやるって思ってます。でも、まだ諦めない。俺のいいところは諦めの悪いところ。人生を懸けてこのリングに立つって言うのは嘘じゃない。本当です。だから、妃南さんの人生と俺の人生懸けてまた戦ってくれますか? 今日の負けのおかげで俺はもっと強くなれたって、俺があんたから勝った時、もう1回マイクで言ってやるよ」と返答。妃南が握手を求めると、鉄は迷った末に応じ、2人は抱擁を交わした。
妃南は「ありがとう、アキラ。今日、勝ったのはこの私。まだまだ私のチャンピオンロードは始まったばかりなんですよ。私は…」と語り始めるが、そこに現れたのはシンデレラトーナメント覇者の玖麗だった。
玖麗は「妃南さん、試合すごかったです。私はシンデレラになって、ちょっと背伸びした挑戦をさせてもらったりしたけど、やっぱり私が欲しいのは今一番熱いそのベルト。最近自分の中にすごくモヤモヤした気持ちを抱えていたんですけど、その正体はこのベルトが原因だったと気づきました。スターダムの今も未来も全部私が掴むので、妃南さん、よろしくお願いします」と挑戦表明をぶち上げた。
それを聞いた妃南は「そう言えば、玖麗、シンデレラだったのか。なんかシンデレラになったのに全然印象になかったよね。まあ、赤に挑戦して、結果がダメで。でも、私がやっぱり獲りたいのはこのフューチャーです? ナメんじゃねえよ」と感情むき出しで呼応。「私がどれだけの思いでこのベルトを獲ったかわかってるの? まあ、いいよ。印象の薄いシンデレラ、私が挑戦受けてあげますよ」と挑戦を受諾すると、「まあ、今のうちになんか印象の薄いガラスの靴、たくさんはいときな。私がはけなくなるぐらいボロボロにしてやる」と通告した。
【妃南の話】「本日、フューチャー・オブ・スターダムのベルト、4度目の防衛成功しました。いやあこんなに正直追い込まれるとは思ってなかったんで。アキラがそれぐらいこの戦いに人生懸けて、すべての思いをぶつけてきてくれて、本当に嬉しいです。ただ、簡単なベルトじゃないんで。そう簡単には獲らせないし、アキラがまた挑戦したくなったら、いつでも私の胸貸してあげるんで、挑戦しに来てね。そして試合後、玖麗が上がってきましたね。まあ、そう言えば今年のシンデレラで優勝して、シンデレラになってたらしいんですけど、全然印象ないですよね。赤も挑戦したけど、不甲斐ない結果に終わって。それで結局私が獲りたいのはフューチャーです? ふざけたこと言ってんじゃねえよ。私はデビューして6年半、ずっとずっと獲りたかったベルトをやっとの思いで獲ったんだよ。それがこのベルトに挑戦したいです? それぐらいまだ玖麗の中ではナメられたベルトなんでしょうね。まあでも、シンデレラっていう結果を残しているんで、私は挑戦を受けます。今のうちにたくさんそのガラスの靴を磨いといて。私がボロボロにしてあげる」
【鉄の話】「悔しい! 悔しいです。けれど、気持ちいい。やっぱプロレスっていいな。苦しいし、キツいし、逃げたいなって思うことがいっぱいあるし、今までもたくさんあったんですけど、どうしてももう1回、もう1回って思っちゃうんです。王者の妃南さん、『アキラは口先だけだね』っておっしゃってましたね。悔しい。でも、今日の戦いでちょっとは自分の覚悟を見せれたと自分は確信してます。6年半の妃南さんのプロレス人生、このフューチャーを獲りたいっていう思い。まだまだ敵わなかったけど、俺は諦めないんで。こんなところで折れたりしないんで。また挑戦させてください。人生懸けてプロレスしてるって嘘じゃないです。何が起こるかわからないのがリングなんで。今日終わるかもしれないし、もっともっと先に終わっちゃうかもしれない。だから、俺は1試合1試合全力で人生懸けて、これからも戦っていきます。俺のフューチャー初挑戦。獲れなかったけど、俺の人生にまた1つ刻むことができました。これからも俺のこと見とけよ。よろしく」