【DRAGONGATE】シュンがYAMATOとの激闘制して3度目のドリーム王座戴冠も 菊田反旗「今日ここが地獄の始まりだ!」 2025/7/13
『KOBEプロレスフェスティバル2025』神戸ワールド記念ホール(2025年7月13日) オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 ○シュン・スカイウォーカーvsYAMATO× 退団をかけたシュンが正攻法でYAMATOを破り、ドリームゲート王座を奪取。2年2ヵ月ぶり3度目の頂点君臨を果たしたものの、菊田円が反旗を翻し「この戦いの先にある未来はシュン・スカイウォーカー、お前の地獄だ。今日ここが地獄の始まりだ!」と通告した。 昨年7・21神戸ワールド大会で史上最多6度目の戴冠を果たして以来、1年近い長期政権を築いてきたYAMATO。6・4後楽園大会で望月を破って8度目の防衛に成功した試合後、シュンがベルト獲りに名乗り。「負けたら退団」の覚悟も示した。シュンは前哨戦を拒んでドラゲーのリングから姿を消していたが、7・3後楽園大会に電撃登場。急きょ組まれたシングル前哨戦でYAMATOに勝利した。 シュンはMASQUARADE時代を思い起こさせるオーバーマスクで登場。対するYAMATOは新ガウンで出陣した。グラウンドでの静かな立ち上がりから、YAMATOがショルダータックル合戦を制したが、シュンはすぐさまフロントハイキックで反撃。ここからYAMATOを防戦一方に追い込むと、花道上でのブラスターを敢行して大ダメージを負わせた。 YAMATOは場外カウント19でかろうじて生還。すかさずシュンが串刺しジャンピングフロントハイキックをお見舞い。YAMATOを抱え上げてコーナーに激突させると、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターを狙う。阻止したYAMATOはドロップキックでシュンをコーナーに足止めし、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで叩き落とした。ようやくYAMATOの巻き返しが始まるかと思われたが、シュンはフロントハイキックを乱れ打って鎮圧。延髄斬りで応戦するYAMATOにジャンピングフロントハイキックを連発して返り討ちにした。 YAMATOも雄叫びもろとも立ち上がり、エクスプロイダーで投げたが、シュンは変型ロックボトムで叩きつけると、ムーンサルトダブルニードロップを投下。BTボムを豪快に決める。首を押さえてうずくまったYAMATOだったが、SSWはサムソンクラッチで切り返し、フロントハイキックを食らっても全知全能のフランケンシュタイナーをさく裂。ジャーマンで投げられても、突っ込むシュンをキャッチしてのギャラリアで突き刺した。 シュンもギリギリでキックアウト。ギャラリアをアシュラで切り返しにかかる。YAMATOもスリーパーで絡みついて阻止。スリーパースープレックスでぶん投げると、ラリアット合戦も競り勝ち、串刺しドロップキック、垂直落下式ブレーンバスターで一気呵成。延髄斬り3連発からギャラリアで仕上げに入った。 それでもシュンは3カウントを許さない。ギャラリア狙いをSSWで切り返してニアフォールに追い込むと、スカイウォーカームーンサルトを久々に発射した。勝負あったかに思われたが、YAMATOはギリギリでキックアウト。ならばとシュンは再びSSWを爆発させて3カウントを奪い、30分近い激闘に終止符を打った。 終わってみれば反則なしの正攻法でYAMATOを撃破。シュンが2年2ヵ月ぶり3度目のドリーム王座戴冠を果たした。試合後、「この瞬間を、この空間で、生のその目で見た人間たち、よかったな。勝ったのはシュン・スカイウォーカーだぞ!」と絶叫したシュンは歓声が飛ぶ中、「喜べ。人間喜べ。この勝利はどんな戦いよりも、どんな争いなんかよりも意味深いぞ。意味が大きすぎて、お前たち、これを目にした人間たちは一生その人生の中で、この瞬間に立ち会えたことを喜んでいいよ。なんていったってな、シュン・スカイウォーカーがDRAGONGATEの歴史の象徴・YAMATOを超えたんだ。ただただYAMATOに勝っただけじゃない。YAMATOが背負ってきたもの、YAMATOが歩いてきた道、そのすべてが大衆の面前でシュン・スカイウォーカーの天空によって上回ったんだ!」と勝ち誇った。 「俺にとってはDRAGONGATEの歴史、DRAGONGATEという団体なんてちっぽけすぎる存在だ。でも今日、このリングまで歩いてきたYAMATOの道のりを上回ったことの意味は大きい。まぎれもなく、間違いなく、疑いようのなくシュン・スカイウォーカーはプロレス界の頂点だ。頂点に、プロレス界に鎮座しているのは、お前たちが見ている通りシュン・スカイウォーカーだあ!」。そうシュンが豪語した次の瞬間、思いがけない事態が起こった。Z-Bratsメンバーがリングに集まった中、菊田がシュンを襲撃したのだ。 不意打ちを食らったシュンは大の字。菊田は「シュン・スカイウォーカー、お前負けて退団するんじゃねえのかよ? 負けて退団すんじゃねえのかよって言ってんだよ!」と言い放つと、ブーイングの中、「誰が予想したんだ? 年間最大のビッグマッチ、この神戸ワールドの終わり、この俺の行動に異議があるヤツ出てこいよ、コラ。そんなもんな、この俺、菊田円の力で全てねじ伏せてやるからよ」と吠えた。そして「シュン・スカイウォーカー、お前言ったよな? 力ない者はこのリングを去れ。力ある者、強さのある者だけがこのリングで生き残る。お前の言う強さと俺の求める強さ、やり合おうか?」と宣戦布告すると、「ただな、この戦いの先にある未来はシュン・スカイウォーカー、お前の地獄だ。今日ここが地獄の始まりだあ!」と通告。年間最大のビッグマッチは予想外の展開で幕を閉じた。 シュンは帆希の肩を借りて下がり、二人の共闘継続は明確となった。そして菊田の周りには箕浦、ジェイソン、KAI、ISHIN、加藤が集結。Z-Bratsメンバーがシュンを追放した形ともいえる。ともあれ、これからドリーム王者・シュンと菊田の覇権争いが始まる。
『KOBEプロレスフェスティバル2025』神戸ワールド記念ホール(2025年7月13日)
オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 ○シュン・スカイウォーカーvsYAMATO×
退団をかけたシュンが正攻法でYAMATOを破り、ドリームゲート王座を奪取。2年2ヵ月ぶり3度目の頂点君臨を果たしたものの、菊田円が反旗を翻し「この戦いの先にある未来はシュン・スカイウォーカー、お前の地獄だ。今日ここが地獄の始まりだ!」と通告した。
昨年7・21神戸ワールド大会で史上最多6度目の戴冠を果たして以来、1年近い長期政権を築いてきたYAMATO。6・4後楽園大会で望月を破って8度目の防衛に成功した試合後、シュンがベルト獲りに名乗り。「負けたら退団」の覚悟も示した。シュンは前哨戦を拒んでドラゲーのリングから姿を消していたが、7・3後楽園大会に電撃登場。急きょ組まれたシングル前哨戦でYAMATOに勝利した。
シュンはMASQUARADE時代を思い起こさせるオーバーマスクで登場。対するYAMATOは新ガウンで出陣した。グラウンドでの静かな立ち上がりから、YAMATOがショルダータックル合戦を制したが、シュンはすぐさまフロントハイキックで反撃。ここからYAMATOを防戦一方に追い込むと、花道上でのブラスターを敢行して大ダメージを負わせた。
YAMATOは場外カウント19でかろうじて生還。すかさずシュンが串刺しジャンピングフロントハイキックをお見舞い。YAMATOを抱え上げてコーナーに激突させると、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターを狙う。阻止したYAMATOはドロップキックでシュンをコーナーに足止めし、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターで叩き落とした。ようやくYAMATOの巻き返しが始まるかと思われたが、シュンはフロントハイキックを乱れ打って鎮圧。延髄斬りで応戦するYAMATOにジャンピングフロントハイキックを連発して返り討ちにした。
YAMATOも雄叫びもろとも立ち上がり、エクスプロイダーで投げたが、シュンは変型ロックボトムで叩きつけると、ムーンサルトダブルニードロップを投下。BTボムを豪快に決める。首を押さえてうずくまったYAMATOだったが、SSWはサムソンクラッチで切り返し、フロントハイキックを食らっても全知全能のフランケンシュタイナーをさく裂。ジャーマンで投げられても、突っ込むシュンをキャッチしてのギャラリアで突き刺した。
シュンもギリギリでキックアウト。ギャラリアをアシュラで切り返しにかかる。YAMATOもスリーパーで絡みついて阻止。スリーパースープレックスでぶん投げると、ラリアット合戦も競り勝ち、串刺しドロップキック、垂直落下式ブレーンバスターで一気呵成。延髄斬り3連発からギャラリアで仕上げに入った。
それでもシュンは3カウントを許さない。ギャラリア狙いをSSWで切り返してニアフォールに追い込むと、スカイウォーカームーンサルトを久々に発射した。勝負あったかに思われたが、YAMATOはギリギリでキックアウト。ならばとシュンは再びSSWを爆発させて3カウントを奪い、30分近い激闘に終止符を打った。
終わってみれば反則なしの正攻法でYAMATOを撃破。シュンが2年2ヵ月ぶり3度目のドリーム王座戴冠を果たした。試合後、「この瞬間を、この空間で、生のその目で見た人間たち、よかったな。勝ったのはシュン・スカイウォーカーだぞ!」と絶叫したシュンは歓声が飛ぶ中、「喜べ。人間喜べ。この勝利はどんな戦いよりも、どんな争いなんかよりも意味深いぞ。意味が大きすぎて、お前たち、これを目にした人間たちは一生その人生の中で、この瞬間に立ち会えたことを喜んでいいよ。なんていったってな、シュン・スカイウォーカーがDRAGONGATEの歴史の象徴・YAMATOを超えたんだ。ただただYAMATOに勝っただけじゃない。YAMATOが背負ってきたもの、YAMATOが歩いてきた道、そのすべてが大衆の面前でシュン・スカイウォーカーの天空によって上回ったんだ!」と勝ち誇った。
「俺にとってはDRAGONGATEの歴史、DRAGONGATEという団体なんてちっぽけすぎる存在だ。でも今日、このリングまで歩いてきたYAMATOの道のりを上回ったことの意味は大きい。まぎれもなく、間違いなく、疑いようのなくシュン・スカイウォーカーはプロレス界の頂点だ。頂点に、プロレス界に鎮座しているのは、お前たちが見ている通りシュン・スカイウォーカーだあ!」。そうシュンが豪語した次の瞬間、思いがけない事態が起こった。Z-Bratsメンバーがリングに集まった中、菊田がシュンを襲撃したのだ。
不意打ちを食らったシュンは大の字。菊田は「シュン・スカイウォーカー、お前負けて退団するんじゃねえのかよ? 負けて退団すんじゃねえのかよって言ってんだよ!」と言い放つと、ブーイングの中、「誰が予想したんだ? 年間最大のビッグマッチ、この神戸ワールドの終わり、この俺の行動に異議があるヤツ出てこいよ、コラ。そんなもんな、この俺、菊田円の力で全てねじ伏せてやるからよ」と吠えた。そして「シュン・スカイウォーカー、お前言ったよな? 力ない者はこのリングを去れ。力ある者、強さのある者だけがこのリングで生き残る。お前の言う強さと俺の求める強さ、やり合おうか?」と宣戦布告すると、「ただな、この戦いの先にある未来はシュン・スカイウォーカー、お前の地獄だ。今日ここが地獄の始まりだあ!」と通告。年間最大のビッグマッチは予想外の展開で幕を閉じた。
シュンは帆希の肩を借りて下がり、二人の共闘継続は明確となった。そして菊田の周りには箕浦、ジェイソン、KAI、ISHIN、加藤が集結。Z-Bratsメンバーがシュンを追放した形ともいえる。ともあれ、これからドリーム王者・シュンと菊田の覇権争いが始まる。