【NOAH】小田嶋が待望の自力初勝利、25周年・後楽園2連戦は大「ダイキ」コールで幕開け 2025/7/19

『ABEMA presents プロレスリング・ノア25周年記念大会 NEW DEPARTURE day1』後楽園ホール(2025年7月19日)
○小田嶋大樹&丸藤正道vsKENTA&宮脇純太×

 新人・小田嶋がデビュー10ヶ月で待望の自力初勝利をつかんだ。

 NOAH旗揚げ25周年大会のラストを飾る後楽園2連戦のオープニングマッチに登場した小田嶋。KENTAのNOAH再入団後初となる“丸KEN対決"に注目が集まったが、記念大会の先陣を切る一番で“主役"となったのは小田嶋だった。

 KENTAの強烈な打撃にさらされると、逆エビ固めに長時間捕まり防戦一方となった小田嶋だったが、必死に乗り切って宮脇相手に反撃。終盤にはハンマーロック式DDT、ジャーマンスープレックスを食らって窮地に陥ったものの、タッグを組んだ丸藤からフックキックや虎王で援護されると、師匠・本田多聞直伝の回転地獄五輪パート1で丸め込み、大合唱とともに3カウントが数えられた。

 昨年9月のデビューから約10ヶ月で待望の自力初勝利。札止めの後楽園ホールが「ダイキ」コールに染まるなか、全身で喜びを爆発させた小田嶋は「やっと勝つことができました! でも今日は丸藤さんのおかげで取れました。もっともっと精進して、30年、40年と続く、大好きなNOAHを引っ張っていける存在になります!」と興奮気味に誓った。


【試合後の丸藤&小田嶋】

▼小田嶋「よっしゃあ。ありがとうございました」

▼丸藤「今日、俺とKENTAの再会よりも、お前の1勝のほうがでかいよ」

▼小田嶋「ありがとうございます」

▼丸藤「みんな喜んだの見ただろ? 頑張れよ」

▼小田嶋「ありがとうございます」

▼丸藤「お前が勝ったんだ。喋っとけ、お前が」

▼小田嶋「はい。やっと、やっと1つ勝つことができました。でも! 今日は丸藤さんのおかげで取れたことかもわかんないです。もっともっと精進して、30年、40年続く大好きなプロレスリング・ノアを引っ張っていける存在に必ずなります。今度ともよろしくお願いします!」

【KENTAの話】「最後、返してたっぽくない? 返してたっぽくない? 宮脇はさ、そんなこと言いたくないと思うよ。『返してたよ』とかそんなこと言いたくないと思うから、俺が言うけど、ちょっと返してたかもしれない。でも、これでさ、ここから宮脇と小田嶋のストーリーがどう展開していくか。むっちゃ楽しみじゃない? おじさん、25年前からいた? もっと昔からいたよな。旗揚げ戦は試合を組んでもらえなかったけど、こうして25年経って、こうしてまたここに戻ってこれて嬉しいよ。丸藤さんと久しぶりにやって、よかったんじゃないの。ここからどんどん盛り上げていくから、見といてよ。目を離さないでよ。なあ、おじさん」