【NOAH】米海兵隊出身、2m超の巨人ヌルがT2000X入り 2025/7/19

『ABEMA presents プロレスリング・ノア25周年記念大会 NEW DEPARTURE day1』後楽園ホール(2025年7月19日)
○ヌル&ジャック・モリス&タダスケ&オオワダサンvs清宮海斗&ガレノ&晴斗希&アレハンドロ×

 アメリカ海兵隊出身で2メートル超えの巨人・ヌルがTEAM 2000X入りを果たした。

 T2000Xの新メンバー投入が予告されていた後楽園大会。第5試合の8人タッグマッチで“X"として現れたのは、米軍海兵隊出身の巨人だった。T2000X・Tシャツを着込んで現れると、どよめきのなかで悠然と腕をクロスさせる“X"ポーズをキメてみせた。

 レスラーキャリアは浅く、日本では馴染みの薄いヌルだが、アメリカ海兵隊出身の30歳で、200?、120kgの巨体を誇る。今年3月〜4月にNOAH参戦を果たし、涼しい顔でノータッチトペを繰り出す驚異の身体能力を披露していた。

 試合でもその長身でひときわ存在感を際立たせると、終盤には巨体のガレノのフライング攻撃をを逆にテーズプレスで押しつぶす離れ業。返す刀でアレハンドロを落差十分のチョークスラムで叩きつけて圧巻の3カウントを奪ってみせた。

 今年初頭にはWWEの“ナイジェリアン・ジャイアント"オモスもT2000Xの一員としてインパクトを残したが、黒い軍団にもう一人の褐色の巨人が加入。かつてジャイアント・シルバやジャイアント・シン(グレート・カリ)が元祖T2000の威圧感を増幅させたように、令和に蘇った黒の軍団もさらに厄介な集団となりそうだ。


【試合後のモリス&ヌル】

※ヨシ・タツを加えた5人でコメントスペースに現れると、中央に立ったヌルがXポーズを決める

▼モリス「(ヌルに)帰ってきたな。TEAM 2000Xの一員として」

※全員でポーズを決めると

▼ヌル「ウォー!!!」


【試合後の清宮&晴斗希】

▼清宮「チクショー、クソ。X、ヌルか。ヌルだったか。でも、なんか最近TEAM 2000X、増殖していって、個人的には入っただけで、本当の悪者なんかに人間そんな簡単になれないと思っているんで。周りがTEAM 2000Xで盛り上がっているからっていう理由で入っているんだったら、俺たちが必ずあいつらを潰しますよ。俺たちだってこのNOAHが25周年を迎えるタイミングで、今もそうだけど、26年、27年の未来を見据えて、希望を持ってやっているんで。まだまだALL REBELLIONの進化をこれからも見せていきますよ!」

▼晴斗希「よし。そして、個人的に潮崎豪。あなたのことが僕の目にしっかり映ってるぞ。N-1に出るために、あなたを、あなたを! しっかり倒して、勢いつけていくんで。これからも晴斗希に注目しといてください。Keep your eyes on me、目を離すなよ」