【NOAH】Eitaが「正々堂々」王者ベインに報復 近藤とGHCジュニアタッグ挑戦へ 2025/7/20

『プロレスリング・ノア25周年記念大会 NEW DEPARTURE day2』後楽園ホール(2025年7月20日)
○Eita&丸藤正道&近藤修司vs遠藤哲哉&アルファ・ウルフ&ドラゴン・ベイン×

 Eita&近藤組のGHCジュニアタッグ王座挑戦が決定的となった。

 ことの発端は7・13高崎大会。GHCジュニアタッグ王者のルチャ兄弟“ロス・ゴルペアドーレス"と対戦したEitaだが、レフェリーの死角を突いた兄弟連係の前にピンフォール負け。「汚い手使いやがってよ。それでもチャンピオンか、お前ら」と怒りをあらわにした。

 この日の後楽園大会でも6人タッグマッチで再激突。Eitaは序盤からウルフの噛みつき攻撃を受けて出鼻をくじかれると、後半にもルチャ兄弟の合体式キャノンボールを食らって追い込まれてしまった。しかし、あうんの呼吸で動いた近藤が割って入ってかく乱すると、近藤のキングコングラリアット、EitaのImperial Unoが連続してベインにクリーンヒット。一気に3カウントを奪った。

 正攻法の鮮やかなタッグワークで見事に“反撃"に成功したEitaは、すかさずマイクを握ると「“正々堂々"勝ったからしゃべっていいか? 今日、ジュニアタッグチャンピオンから勝ったんですよ。これはもう挑戦しなきゃいけないですよね?」と問いかけ、場内も拍手や歓声で呼応。「チャンピオン、俺と近藤が次の挑戦者だ」と挑戦を表明した。

 近藤とのタッグで、約1年ぶりの返り咲きへ動いた形。ベイン&ウルフも「ベルトが欲しいのか? それだったらロス・ゴルペアドーレスに勝たないといけないんだぞ」と受けて立ち、両軍によるGHCジュニアタッグ王座戦が決定的となった。


【試合後のEita&近藤】

▼Eita「ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフに勝ったんだ。もうこんな言わなくても見てるお前らもわかるだろ? 次のチャンピオンは俺と近藤だ」

▼近藤「兄弟だろうが分断すりゃなんてことはない。あいつらの血を分断してやるから」

【ベインの話】「ベルトが欲しいのか? それだったらロス・ゴルペアドーレスに勝たないといけないんだぞ」