【新日本】「最高の気分だぜ!」 ニューマンが値千金の棚橋撃破で初白星 2025/7/20
『G1 CLIMAX 35』北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市)(2025年7月20日) Aブロック公式戦 ○カラム・ニューマンvs棚橋弘至× ニューマンが棚橋から値千金の勝利を挙げ、2戦目でG1初白星をもぎ取った。 “最後のG1出場"となった棚橋は開幕戦のメインでタイチを熱戦の末に撃破。「一片の悔いも残さずに最後まで全力で駆け抜ける」と宣言した。2戦目の相手は2年連続出場のニューマン。初戦ではEVILに敗れている。 ニューマンがスピードを駆使して翻ろうにかかったが、読んだ棚橋は低空ドロップキックでヒザを射抜いて機先を制した。すかさず低空ドロップキック、フロントインディアンデスロックなどの足攻めを展開。負けじとニューマンはスワンダイブ式サマーソルトドロップ、顔面への低空ドロップキックで反撃。ミドルキックを連発したが、蹴り足をキャッチした棚橋がドラゴンスクリューで返り討ち。スリングブレイドを連発した。 棚橋がハイフライフローを狙ってコーナーに上がると、ニューマンはドロップキックで阻止。ダイビングフットスタンプを投下した。プリンスズカースが不発に終わり、ドラゴン張り手を食らっても、ハイキックで応戦。動きが止まった棚橋にランニングニーをぶち込むと、プリンスズカースを爆発させて3カウントを奪った。 ニューマンが棚橋を破って2戦目で価値ある初白星。試合後、倒れたままの棚橋に座礼して敬意を表した。バックステージでニューマンは「俺がタナハシを倒したんだ。あのタナハシを倒したんだ。この俺が、タナハシを倒したぞ!」と喜びを爆発。「勝っても負けても、G1はニューマンの夏だ」と豪語し、「ああ、最高の気分だぜ!」と棚橋撃破をかみしめた。 一方、初黒星を喫した棚橋は「勝ち星一つってのは重みがあるからな。はあ、もったいねえ〜!」と悔しさをにじませつつ、「でも、そんだけカラムが俺の認識を超えてきたってことだな。22歳? 新しい時代が来てんなあ」と新世代の台頭を実感。「俺はG1に選ばれた選手として、誇りを持ってリングに上がってるから。大丈夫だ。俺は生まれてから、もともと諦めたことないから。まだまだ。取り戻すから」と自分に言い聞かせるように前を見た。 【ニューマンの話】「マジかよ、今、本当に起きたのか? いや、起きたんだ。このトーナメントのヤツら全員をマジで追い詰めてやるって前に言ったよな? ワォ、俺がタナハシを倒したんだ。あのタナハシを倒したんだ。この俺が、タナハシを倒したぞ! で、俺は今どこにいる? 心配すんな。俺は全部見てるからな。前にも言ったが、もう1度言うぞ。お前らが俺に向かって言えないことを、俺は隅から隅まで見てるんだ。メッセージも、ツイートも全部だ! 送られてくるんだからな。俺は22歳でスマホが手放せないんだから、見ないわけにはいかないだろ? だが、それだけだ。記者会見で言ったように、これからも言い続けるつもりだ。それでみんなをマジでイラつかせてやるよ。そうなることを心から祈ってる。勝っても負けても、G1はニューマンの夏だ。ああ、最高の気分だぜ!」 【棚橋の話】「(※村島と嘉藤に両肩を支えられて引き揚げてくる。ゆっくり腰を下ろし、仰向けになって)昨日メインイベントで、やっとのこさタイチに勝ったのに、これでまた振り出しか……。G1に勝ち星、勝ち星、勝ち星一つってのは重みがあるからな。はあ、もったいねえ〜! でもそんだけカラムが俺の認識を超えてきたってことだな。22歳? 新しい時代が来てんなあ……。社長としては喜ばしいことかもしれない。けど、(※体を起こして)俺はG1に選ばれた選手として、(※ゆっくり立ち上がり)誇りを持ってリングに上がってるから。大丈夫だ。俺は生まれてから、もともと諦めたことないから。(※控室に向かいながら)まだまだ。取り戻すから……」
『G1 CLIMAX 35』北海道立総合体育センター 北海きたえーる(札幌市)(2025年7月20日)
Aブロック公式戦 ○カラム・ニューマンvs棚橋弘至×
ニューマンが棚橋から値千金の勝利を挙げ、2戦目でG1初白星をもぎ取った。
“最後のG1出場"となった棚橋は開幕戦のメインでタイチを熱戦の末に撃破。「一片の悔いも残さずに最後まで全力で駆け抜ける」と宣言した。2戦目の相手は2年連続出場のニューマン。初戦ではEVILに敗れている。
ニューマンがスピードを駆使して翻ろうにかかったが、読んだ棚橋は低空ドロップキックでヒザを射抜いて機先を制した。すかさず低空ドロップキック、フロントインディアンデスロックなどの足攻めを展開。負けじとニューマンはスワンダイブ式サマーソルトドロップ、顔面への低空ドロップキックで反撃。ミドルキックを連発したが、蹴り足をキャッチした棚橋がドラゴンスクリューで返り討ち。スリングブレイドを連発した。
棚橋がハイフライフローを狙ってコーナーに上がると、ニューマンはドロップキックで阻止。ダイビングフットスタンプを投下した。プリンスズカースが不発に終わり、ドラゴン張り手を食らっても、ハイキックで応戦。動きが止まった棚橋にランニングニーをぶち込むと、プリンスズカースを爆発させて3カウントを奪った。
ニューマンが棚橋を破って2戦目で価値ある初白星。試合後、倒れたままの棚橋に座礼して敬意を表した。バックステージでニューマンは「俺がタナハシを倒したんだ。あのタナハシを倒したんだ。この俺が、タナハシを倒したぞ!」と喜びを爆発。「勝っても負けても、G1はニューマンの夏だ」と豪語し、「ああ、最高の気分だぜ!」と棚橋撃破をかみしめた。
一方、初黒星を喫した棚橋は「勝ち星一つってのは重みがあるからな。はあ、もったいねえ〜!」と悔しさをにじませつつ、「でも、そんだけカラムが俺の認識を超えてきたってことだな。22歳? 新しい時代が来てんなあ」と新世代の台頭を実感。「俺はG1に選ばれた選手として、誇りを持ってリングに上がってるから。大丈夫だ。俺は生まれてから、もともと諦めたことないから。まだまだ。取り戻すから」と自分に言い聞かせるように前を見た。
【ニューマンの話】「マジかよ、今、本当に起きたのか? いや、起きたんだ。このトーナメントのヤツら全員をマジで追い詰めてやるって前に言ったよな? ワォ、俺がタナハシを倒したんだ。あのタナハシを倒したんだ。この俺が、タナハシを倒したぞ! で、俺は今どこにいる? 心配すんな。俺は全部見てるからな。前にも言ったが、もう1度言うぞ。お前らが俺に向かって言えないことを、俺は隅から隅まで見てるんだ。メッセージも、ツイートも全部だ! 送られてくるんだからな。俺は22歳でスマホが手放せないんだから、見ないわけにはいかないだろ? だが、それだけだ。記者会見で言ったように、これからも言い続けるつもりだ。それでみんなをマジでイラつかせてやるよ。そうなることを心から祈ってる。勝っても負けても、G1はニューマンの夏だ。ああ、最高の気分だぜ!」
【棚橋の話】「(※村島と嘉藤に両肩を支えられて引き揚げてくる。ゆっくり腰を下ろし、仰向けになって)昨日メインイベントで、やっとのこさタイチに勝ったのに、これでまた振り出しか……。G1に勝ち星、勝ち星、勝ち星一つってのは重みがあるからな。はあ、もったいねえ〜! でもそんだけカラムが俺の認識を超えてきたってことだな。22歳? 新しい時代が来てんなあ……。社長としては喜ばしいことかもしれない。けど、(※体を起こして)俺はG1に選ばれた選手として、(※ゆっくり立ち上がり)誇りを持ってリングに上がってるから。大丈夫だ。俺は生まれてから、もともと諦めたことないから。(※控室に向かいながら)まだまだ。取り戻すから……」