【NOAH】稲葉大流血もGHCタッグ執念V1 T2000Xは怒りの再戦要求&「チェアマン」投入予告 2025/7/26
『SUNNY VOYAGE 2025』京都・KBSホール(2025年7月26日) GHCタッグ選手権試合 ○稲葉大樹&征矢学vsダガ&杉浦貴× GHCタッグ王者の稲葉が大流血の末、執念の初防衛。王座奪取に失敗し、怒りのTEAM 2000X勢は「チェアマン」を新たに投入しての仕切り直しの一戦を要求した。 京都メインに据えられたGHCタッグ王座戦。王者・征矢&稲葉の情熱RATEL'Sコンビに、杉浦&ダガのTEAM 2000X挑戦者コンビが挑戦した。戦前は挑戦者コンビが稲葉を蹂りん。「弱すぎるチ●カス王者」と徹底的に見下してきたが、本番でも稲葉の苦境が際立った。 稲葉は序盤から真っ向勝負を仕掛けていくが、場外戦で杉浦に攻め込まれて劣勢に。パートナーの征矢が献身的な動きを見せて回復する時間を作ると、再び稲葉がリングに飛び込んで奮闘するが、ダガのトラースキックとジャンピングハイキックの乱れ打ちを受けると急ブレーキ。杉浦には雪崩式ブレーンバスターで引っこ抜かれて、長時間逆エビ固めに捕まってしまった。 しかし、征矢は弾道を叩き込んで救出すると、稲葉の眼前で「情熱!」と叫んで猛ゲキ。息を吹き返した稲葉がキャノンボールを見舞うと、征矢との弾道&スピアーもさく裂。征矢はダガをデスバレーボムで分断すると、「稲葉、決めろ!」と勝負を託した。 その気持ちに応えようと、稲葉は情熱全開で躍動。打撃戦で杉浦と火花を散らすと、ローリングエルボーやローリングヘッドバットを叩き込む。さらに、ゴツン!と強烈な頭突きをズバリ。これで額から大流血した稲葉だったが、情熱は衰えるどころかさらに燃え上がり、こん身のラリアットからタイガースープレックス178につなげて杉浦を追い詰めると、必殺DDDの体勢に。 だが、セコンドのヨシ・タツがエプロンに上がると、稲葉は技を解いてしまい、流れは急転。そのスキを突いた杉浦がジャーマンを繰り出すと、ダガと交互にエルボーを乱射。稲葉も必死の抵抗を見せるが、杉浦はラリアットで黙らせると、ダガのパワーボム→杉浦のランニングニーが立て続けに火を吹いた。客席から「稲葉」コールが発生したものの、杉浦はエルボーや頭突きを次々と浴びせ、五輪予選スラムでダメ押しを狙う。が、その瞬間、稲葉が首を巻き込むと、死力を振り絞って杉浦を押さえ込んで3カウントを奪取した。 赤鬼と化した稲葉が逆転3カウントで執念の初防衛。ところが即座にT2000Xのセコンド勢がなだれ込んで稲葉、征矢を袋叩きにすると、そのままリングジャックした。 王者を称える声をブーイングに塗り替えたヨシ・タツは「残念だったな! ゴッドファーザーのありがたいお言葉、俺が通訳してやるよ。どう考えても今の3カウントは入ってねえだろ! お前らまたレフェリーを買収しやがったな!? タイトルマッチ、すぐに組め。もう1回組め」と続戦を要求し、「NOAHよ、お前らがその態度を改めないなら、ゴッドファーザーが俺たちの“チェアマン"を連れてくるってよ」と謎の“チェアマン"投入まで予告した。 勝っても屈辱を強いられた征矢も、T2000Xが去ってからマイクを握る。「なにがレフェリー買収だ。正真正銘3カウント獲っただろ。いちゃもんつける前によ、正々堂々とセコンドなしで試合したらどうだ、TEAM2000よ。ただよ、チェアマンだかなんだか知らねえけどよ、俺たちは誰の挑戦でも受けてやる。どんなヤツか知らねえけど、俺と稲葉でベルトは防衛するだけだ」と“チェアマン"込みで受けて立った。 そのうえで「今日のこの京都大会、俺たちが勝ったから、しっかりと締めさせていただきます。ここ京都、気温36度。でもな、暑いからってよ、涼しいところにいればいいってもんじゃねえんだ。いいか。暑い時だからこそ、叫ぼうじゃないか。俺とみんなで一緒に情熱を叫んでくれ!」と観衆に提案。「ご起立ください。いいか。腹の底から出せよ! 情熱〜っ! 情熱〜っ!」と“情熱大合唱"を奏でて京都大会を締めくくってみせた。 【試合後の征矢&稲葉】 ▼征矢「稲葉、大丈夫か?」 ▼稲葉「情熱!」 ▼征矢「ナイスファイトだ」 ▼稲葉「情熱」 ▼征矢「今日はお前の情熱のおかげだ」 ▼稲葉「情熱」 ▼征矢「GHCタッグチャンピオン防衛したぞ。71代だ。間違いねえ。そこ首傾げてんじゃないぞ。ちゃんと俺は調べた。71代で合ってるはずだ。YO-HEYも欠場。気づいたらHAYATAが情熱RATEL'S抜けてる。今、情熱RATEL'Sピンチかもしれねえ。でもな、そんなピンチはチャンスに変えるんだ。いつだってそうだぞ。俺たちの情熱、まだまだここから上り詰めるぞ。一気に駆け上がってやる。それとな、TEAM 2000X、チェアマン? なんだかわかんねえよ。ちゃんと日本語で説明しろ。そのわけわかんねえ相手もな、俺たちはチャンピオンだ。逃げも隠れもしねえ。正々堂々と! 正面から受けて立ってやるよ。なあ、稲葉」 ▼稲葉「情熱! こっからだ。頭から出たのはな、血じゃねえぞ。今日の俺のあふれ出た情熱だ! 流血じゃねえ。流情熱だあ! もう情熱が止まんねえな。このまま10度、15度、気温と情熱が上昇中だ」 ▼征矢「いいか、それとな。俺たちはバカみたいに情熱って叫んでるだけじゃねえぞ! 腹の底から、心の底から言霊として! 俺たちは情熱をみんなに届けてんだ。いいか、俺たちの情熱ううう!!」 ▼稲葉「情熱ううう!!」 ▼征矢「これからもしっかりと受け取れよ!」 ▼稲葉「情熱!」 【試合後の杉浦&ダガ、ヨシ・タツ】 ▼ダガ「あいつらに伝えたいことがある。なぜレフェリーが俺たちから勝利を奪ったんだ? 確かに俺たちのほうがあいつらより優れている。だが、いつもNOAHは俺たちをメチャクチャにしたがっている。わかるだろ? あいつらはいつもそうやって俺たちをメチャクチャにしているんだ」 ▼ヨシ・タツ「いいか。NOAHよ。レフェリー買収してんじゃねえよ。みんなそう思ってんだよ。(杉浦から耳打ちされると)残念だったな、俺が通訳してやるよ。いいか。頭突きをかましたのはどっちだ? かましたほうが流血してるじゃねえかよ。こっちが強えに決まってんだよ。あとはリング上で言った通りだよ。このままだったらな、俺たちのより強い権力者、チェアマン連れてくるからな。覚悟しておけ」
『SUNNY VOYAGE 2025』京都・KBSホール(2025年7月26日)
GHCタッグ選手権試合 ○稲葉大樹&征矢学vsダガ&杉浦貴×
GHCタッグ王者の稲葉が大流血の末、執念の初防衛。王座奪取に失敗し、怒りのTEAM 2000X勢は「チェアマン」を新たに投入しての仕切り直しの一戦を要求した。
京都メインに据えられたGHCタッグ王座戦。王者・征矢&稲葉の情熱RATEL'Sコンビに、杉浦&ダガのTEAM 2000X挑戦者コンビが挑戦した。戦前は挑戦者コンビが稲葉を蹂りん。「弱すぎるチ●カス王者」と徹底的に見下してきたが、本番でも稲葉の苦境が際立った。
稲葉は序盤から真っ向勝負を仕掛けていくが、場外戦で杉浦に攻め込まれて劣勢に。パートナーの征矢が献身的な動きを見せて回復する時間を作ると、再び稲葉がリングに飛び込んで奮闘するが、ダガのトラースキックとジャンピングハイキックの乱れ打ちを受けると急ブレーキ。杉浦には雪崩式ブレーンバスターで引っこ抜かれて、長時間逆エビ固めに捕まってしまった。
しかし、征矢は弾道を叩き込んで救出すると、稲葉の眼前で「情熱!」と叫んで猛ゲキ。息を吹き返した稲葉がキャノンボールを見舞うと、征矢との弾道&スピアーもさく裂。征矢はダガをデスバレーボムで分断すると、「稲葉、決めろ!」と勝負を託した。
その気持ちに応えようと、稲葉は情熱全開で躍動。打撃戦で杉浦と火花を散らすと、ローリングエルボーやローリングヘッドバットを叩き込む。さらに、ゴツン!と強烈な頭突きをズバリ。これで額から大流血した稲葉だったが、情熱は衰えるどころかさらに燃え上がり、こん身のラリアットからタイガースープレックス178につなげて杉浦を追い詰めると、必殺DDDの体勢に。
だが、セコンドのヨシ・タツがエプロンに上がると、稲葉は技を解いてしまい、流れは急転。そのスキを突いた杉浦がジャーマンを繰り出すと、ダガと交互にエルボーを乱射。稲葉も必死の抵抗を見せるが、杉浦はラリアットで黙らせると、ダガのパワーボム→杉浦のランニングニーが立て続けに火を吹いた。客席から「稲葉」コールが発生したものの、杉浦はエルボーや頭突きを次々と浴びせ、五輪予選スラムでダメ押しを狙う。が、その瞬間、稲葉が首を巻き込むと、死力を振り絞って杉浦を押さえ込んで3カウントを奪取した。
赤鬼と化した稲葉が逆転3カウントで執念の初防衛。ところが即座にT2000Xのセコンド勢がなだれ込んで稲葉、征矢を袋叩きにすると、そのままリングジャックした。
王者を称える声をブーイングに塗り替えたヨシ・タツは「残念だったな! ゴッドファーザーのありがたいお言葉、俺が通訳してやるよ。どう考えても今の3カウントは入ってねえだろ! お前らまたレフェリーを買収しやがったな!? タイトルマッチ、すぐに組め。もう1回組め」と続戦を要求し、「NOAHよ、お前らがその態度を改めないなら、ゴッドファーザーが俺たちの“チェアマン"を連れてくるってよ」と謎の“チェアマン"投入まで予告した。
勝っても屈辱を強いられた征矢も、T2000Xが去ってからマイクを握る。「なにがレフェリー買収だ。正真正銘3カウント獲っただろ。いちゃもんつける前によ、正々堂々とセコンドなしで試合したらどうだ、TEAM2000よ。ただよ、チェアマンだかなんだか知らねえけどよ、俺たちは誰の挑戦でも受けてやる。どんなヤツか知らねえけど、俺と稲葉でベルトは防衛するだけだ」と“チェアマン"込みで受けて立った。
そのうえで「今日のこの京都大会、俺たちが勝ったから、しっかりと締めさせていただきます。ここ京都、気温36度。でもな、暑いからってよ、涼しいところにいればいいってもんじゃねえんだ。いいか。暑い時だからこそ、叫ぼうじゃないか。俺とみんなで一緒に情熱を叫んでくれ!」と観衆に提案。「ご起立ください。いいか。腹の底から出せよ! 情熱〜っ! 情熱〜っ!」と“情熱大合唱"を奏でて京都大会を締めくくってみせた。
【試合後の征矢&稲葉】
▼征矢「稲葉、大丈夫か?」
▼稲葉「情熱!」
▼征矢「ナイスファイトだ」
▼稲葉「情熱」
▼征矢「今日はお前の情熱のおかげだ」
▼稲葉「情熱」
▼征矢「GHCタッグチャンピオン防衛したぞ。71代だ。間違いねえ。そこ首傾げてんじゃないぞ。ちゃんと俺は調べた。71代で合ってるはずだ。YO-HEYも欠場。気づいたらHAYATAが情熱RATEL'S抜けてる。今、情熱RATEL'Sピンチかもしれねえ。でもな、そんなピンチはチャンスに変えるんだ。いつだってそうだぞ。俺たちの情熱、まだまだここから上り詰めるぞ。一気に駆け上がってやる。それとな、TEAM 2000X、チェアマン? なんだかわかんねえよ。ちゃんと日本語で説明しろ。そのわけわかんねえ相手もな、俺たちはチャンピオンだ。逃げも隠れもしねえ。正々堂々と! 正面から受けて立ってやるよ。なあ、稲葉」
▼稲葉「情熱! こっからだ。頭から出たのはな、血じゃねえぞ。今日の俺のあふれ出た情熱だ! 流血じゃねえ。流情熱だあ! もう情熱が止まんねえな。このまま10度、15度、気温と情熱が上昇中だ」
▼征矢「いいか、それとな。俺たちはバカみたいに情熱って叫んでるだけじゃねえぞ! 腹の底から、心の底から言霊として! 俺たちは情熱をみんなに届けてんだ。いいか、俺たちの情熱ううう!!」
▼稲葉「情熱ううう!!」
▼征矢「これからもしっかりと受け取れよ!」
▼稲葉「情熱!」
【試合後の杉浦&ダガ、ヨシ・タツ】
▼ダガ「あいつらに伝えたいことがある。なぜレフェリーが俺たちから勝利を奪ったんだ? 確かに俺たちのほうがあいつらより優れている。だが、いつもNOAHは俺たちをメチャクチャにしたがっている。わかるだろ? あいつらはいつもそうやって俺たちをメチャクチャにしているんだ」
▼ヨシ・タツ「いいか。NOAHよ。レフェリー買収してんじゃねえよ。みんなそう思ってんだよ。(杉浦から耳打ちされると)残念だったな、俺が通訳してやるよ。いいか。頭突きをかましたのはどっちだ? かましたほうが流血してるじゃねえかよ。こっちが強えに決まってんだよ。あとはリング上で言った通りだよ。このままだったらな、俺たちのより強い権力者、チェアマン連れてくるからな。覚悟しておけ」