【WWE】ロリンズがナイトに反則裁定で世界ヘビー初防衛、パンクとレインズをKO 2025/8/5

 ロウが現地時間4日、ニューヨーク州ブルックリンで行われ、セス“フリーキン"ロリンズがLAナイトを相手に世界ヘビー級王座初防衛戦に登場。CMパンクの乱入による反則裁定に終わったものの、ブロンソン・リード&ブロンブレイカーとともにパンク、そしてローマン・レインズをKOした。

 今年の真夏の祭典『サマースラム』は史上初の2連戦で開催。2日前の初日、パンクがグンターを破って世界ヘビー級王座戴冠を果たした試合後、ロリンズがキャッシュイン。カーブストンプでパンクを仕留め、ベルト奪取を果たした。

 この日、ロリンズがオープニングに登場。ナイトが挑戦を表明すると、アダム・ピアースGMがリード&ブレイカーの介入禁止を条件に両者の世界ヘビー戦を行うことを決めた。

 開始早々、ナイトがパンチ連打、ストンピング連打を浴びせ、ラリアットを叩き込んで先制。ブレーンバスター、スイングネックブリーカードロップで攻め立て、場外戦に持ち込んだが、ロリンズはバリケードに激突させて反撃。ナイトをバリケード上に乗せてのフットスタンプを投下した。

 ナイトもトップロープからの雪崩式ブレーンバスターを敢行して逆襲。パンチ連打、ラリアット、河津落とし、飛びつきネックブリーカードロップの波状攻撃で巻き返す。ロリンズが反撃に移ろうとしてもアバランシュホールドで止め、ジャンピングエルボードロップを投下した。

 ロリンズもパワーボムでコーナーに投げつけたが、カーブストンプはナイトが回避。バーニングハンマーで豪快に叩きつける。BFT、カーブストンプがいずれも不発に終わる読み合いからナイトがDDTで突き刺し、ダイビングエルボードロップを投下。BFTの構えに入ったが、阻止したロリンズは場外に退避。追いかけたナイトはロリンズを何度も実況席に激突させた。

 ロリンズは急所へのヘッドバットで逆襲。鉄柱に叩きつけ、馬乗りになって殴りまくる。むき出しにした床の上でカーブストンプを敢行しようとした。が、パンクが客席から電撃登場。ロリンズに飛びかかった。

 反則裁定のゴングが鳴らされる中、馬乗りになってパンチを連打したパンクはナイトの制止を振り切って、リングを降りたロリンズを追いかけたが、ブレイカーが現れてスピアーをぶちかました。ブレイカーはリードとともに二人がかりでナイトを暴行。スピアーをぶち込むと、ロリンズはナイトとパンクにカーブストンプを次々に叩き込んだ。

 するとレインズが現れた。リードにスーパーマンパンチを叩き込んだレインズはブレイカーを鉄階段に投げつけ、挑発するロリンズが立つリングに飛び込んだ。ロリンズが場外に退避すると、ブレイカーとリードがレインズに襲いかかり、ロリンズがカーブストンプをさく裂。ブレイカーがスピアーを叩き込むと、トドメとばかりにリードがツナミを3連発。大の字となったレインズとパンクの眼前でロリンズはベルトを掲げて勝ち誇った。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。