【WWE】コーディとシーナがタッグ結成も反則裁定 マッキンタイアがコーディKOで宣戦布告「これで済むと思うなよ」 2025/8/9

 スマックダウンが現地時間8日、カナダ・モントリオールで行われ、統一WWE新王者コーディ・ローデスとジョン・シーナが豪華タッグを結成し、ドリュー・マッキンタイア&ローガン・ポールと対戦。反則裁定に終わった試合後、マッキンタイアがコーディをKOし、「これで済むと思うなよ」と宣戦布告した。

 コーディは8・3『サマースラム』でシーナをストリートファイト戦で破り、4ヵ月ぶりの統一WWE王座返り咲きを果たした。真夏の祭典から5日後となったこの日、シーナがオープニングに登場。そこにローガンがやってきて、8・31『クラッシュ・イン・パリ』での対戦を要求した。シーナが受諾すると、ローガンはマッキンタイアと二人がかりで暴行。するとコーディが救出に駆けつけ、シーナと二人でマッキンタイアとローガンを場外に蹴散らす。そしてシーナの提案でコーディ&シーナのタッグ結成、マッキンタイア&ローガンとの対戦が実現することになった。

 5日前のサマースラムで統一WWE王座をかけて死闘を繰り広げたコーディとシーナが同じコーナーに並び立った。まずはコーディが倒れ込みアッパーカットやフェースバスターでローガンを圧倒。相手がマッキンタイアに代わり、逆水平を連発されても、高速パワースラムですぐさまやり返した。

 だが、マッキンタイアによって場外に叩き落とされたコーディはローガンのラリアットを食らって劣勢に。マッキンタイア&ローガンのダブルブレーンバスターで投げられるなど攻勢を許したが、マッキンタイアを鉄柱に激突させて打開。タッチを受けたシーナがローガン相手にフライングショルダー連発、プロトボム、ファイブナックルシャッフルと得意技を連発して巻き返す。すかさずアティテュードアジャストメントで叩きつけた。

 マッキンタイアがカットに飛び込むと、クレイモアの構えに入ったが、コーディが駆けつけてトラースキックで阻止。トペスイシーダで突っ込んで場外に分断した。リング上ではローガンがシーナにローブローをお見舞い。即座に反則裁定が下されると、ローガンはシーナをバックステージに追いかけた。

 コーディはマッキンタイアを鉄柱や鉄階段に激突させたが、マッキンタイアは統一WWEベルトで顔面を殴打して逆襲。それでも飽き足らずクレイモアをスライディング式で叩き込んでコーディの後頭部を実況席に強打させた。コーディはグッタリ。マッキンタイアは耳元で「言っただろ? コーディ。言ったよな? これで済むと思うなよ。俺のものだ」とささやき、宣戦布告した。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。