【DDT】MAOがUNIVERSAL前哨戦制す 「DDTで鈴木みのるを止められるのはMAOしかいない」 2025/8/9

『YOKOHAMERMAID』横浜ラジアントホール(2025年8月9日)
○MAO&KANONvs鈴木みのる&彰人×

 MAOが8・31後楽園大会のUNIVERSAL王座戦へ向けた前哨戦に快勝。「DDTで鈴木みのるを止められるのはMAOしかいない」と豪語した。

 UNIVERSAL王座挑戦を控えるMAOはこの日、KANONとのストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)で鈴木&彰人と激突する前哨戦に登場。鈴木とは昨年11・17大崎大会での凱旋試合以来、3度目の対戦となった。

 先発したMAOと鈴木がエルボー合戦で火花。場外戦に転じると、鈴木がイスを使うなど大暴れ。MAOとKANONが好連係で彰人を攻めたが、MAOが鈴木のサッカーボールキック、ツバを吐いてエルボーを叩き込まれた。

 それでもMAOは鈴木相手にエンドレスの壮絶なエルボーのラリーを展開。MAOがミドルキックを見舞えば、鈴木はスリーパーで絞め上げる。ゴッチ式パイルドライバーはMAOが阻止してハイキックをさく裂。激しい張り合い、フロントハイキック合戦に発展し、ダブルダウンとなった。終盤には鈴木と彰人の足攻めで劣勢となったMAOだったが、最後は鈴木もろとも丸め込むような形で彰人を外道クラッチで仕留めた。

 前哨戦を制したMAOは試合後、「気付いちゃった。DDTでUNIVERSAL王者・鈴木みのるを止められるのはMAOしかいないことをね」と手応え十分。鈴木は「てめえ、8月31日、ぶち殺してやる」と通告した。

 バックステージでMAOは「世界のプロレス王、さすがとしか言いようがない。世界中で鈴木みのるの活躍を見てるんだ。勝ったらこんなにおいしいことはねぇぞ! S.L.C.に鈴木みのるが持ってたUNIVERSALのベルトが来るぞ。俺たちのヤバい夏が来るよ!」と強気にベルト獲りを予告。対する鈴木は「オイ、MAOよ! 8月31日の後楽園ホール、楽しみだな! (ベルトを)獲り戻せるのか? 俺を倒せるのか? 勝てるのか? 殺せるのか? かかってこいや!」とこちらも自信満々に迎撃態勢を整えた。