【スターダム】後楽園に大「AZM」コール…AZMが執念の上谷撃破で準決勝進出 2025/8/20
『STARDOM 5★STAR GP 2025 in KORAKUEN Aug.2』後楽園ホール(2025年8月20日) 決勝トーナメント準々決勝 ○AZMvs上谷沙弥× AZMが執念の上谷撃破に成功し、5★STAR GP準決勝に勝ち上がると、後楽園ホールは大「AZM」コールに包まれた。 STRONG女子王者として初優勝を狙うAZMはRED STARS-Bブロック2位で決勝トーナメントに進出。同日に行われた1回戦では羽南を破って、準々決勝に駒を進めてきた。対戦相手はワールド王者でRED STARS-Aブロック1位の上谷。元Queen's Quest同士によるチャンピオン対決が実現した。 ゴングを待たずに奇襲を仕掛けた上谷は場外戦でAZMを暴行。先にリングに戻ると、中央にパイプイスを設置して、優雅に座って挑発する。リングに飛び込もうとしたAZMを場外に再び蹴散らすと、スワンダイブ式プランチャを敢行。今度はコーナーに陣取り、AZMを待ち受けると、ミサイルキックを発射した。その後も試合は上谷ペースで進む。 しかし、AZMは一瞬のスキを突き、足をすくって転倒を誘うと、場外からエプロンの上谷めがけてハイキックをズバリ。転げ落ちた上谷をエプロンからのランニングローキックで蹴り倒すと、コーナーから場外めがけてダイビングフットスタンプで急降下した。リングに戻ると上谷もカウンター式フットスタンプで反撃するが、AZMはジャーマンで譲らず。負けじと上谷もドロップキックを見舞い、両者大の字に AZMは先に動いた上谷のニールキックをキャッチして腕固めに捕獲。ロープエスケープを許してもダイビングフットスタンプでの追撃に成功する。上谷も非情なナックルパンチから攻勢を再開。スタークラッシャーは読まれたものの、あずみ寿司を逆に丸め込み、スピンキック、コークスクリューキックと蹴り技を連発。再びスタークラッシャーへ。 寸前で防いだAZMはカナディアンデストロイヤーで突き刺し、あずみ寿司で押さえ込んだものの、3カウントは奪えず、頭を抱える。ならばといっちょうあがり(クロスアーム式カナディアンデストロイヤー)を仕掛けるが、決めさせない上谷はキリモミ式ジャンピングハイキックをズバリ。客席から「AZM」コールが巻き起こると、AZMもハイキックで反撃したものの、上谷は旋回式ブルーサンダーで鎮圧すると、今度こそスタークラッシャーがさく裂する。勝負あったかと思われたが、AZMはキックアウトして大歓声を巻き起こすと、続く旋回式スタークラッシャーを間一髪で防ぎ、ラ・ミスティカから連続式あずみ寿司で3カウントを奪った。 AZMが執念の上谷撃破を果たして、準決勝に進出。敗れた上谷はAZMの顔面を蹴り飛ばして悔しさをあらわに。それでも場内はAZMへの歓声に包まれた。この時点で対戦相手は決まっていなかったが、メインイベントで吏南がなつぽいに勝利。8・23大田区大会で行われる準決勝では吏南と対戦することが決定した。 ダブルヘッダーとなっただけに「疲れた…。きつい…」とこぼしたAZMだったが、「1日2試合で、2試合目が上谷沙弥。最高のシチュエーションじゃん! 上谷とはQQでいろいろあってから初のシングルマッチ。ずっと上谷、お前と戦いたかったよ」と満足げ。「まあね、上谷の気持ちはわからなかったけど、私が今年の5★STAR優勝して、お前のベルトに挑戦して、じっくり話し合うじゃねえか、バカヤロー」と5★STAR GP優勝の先に、上谷とのワールド王座戦も見据えていた。 【AZMの話】「疲れた…。きつい…。1日2試合で、2試合目が上谷沙弥。最高のシチュエーションじゃん! 上谷とはQQでいろいろあってから初のシングルマッチ。ずっと上谷、お前と戦いたかったよ。まあね、上谷の気持ちはわからなかったけど、私が今年の5★STAR優勝して、お前のベルトに挑戦して、じっくり話し合うじゃねえか、バカヤロー」
『STARDOM 5★STAR GP 2025 in KORAKUEN Aug.2』後楽園ホール(2025年8月20日)
決勝トーナメント準々決勝 ○AZMvs上谷沙弥×
AZMが執念の上谷撃破に成功し、5★STAR GP準決勝に勝ち上がると、後楽園ホールは大「AZM」コールに包まれた。
STRONG女子王者として初優勝を狙うAZMはRED STARS-Bブロック2位で決勝トーナメントに進出。同日に行われた1回戦では羽南を破って、準々決勝に駒を進めてきた。対戦相手はワールド王者でRED STARS-Aブロック1位の上谷。元Queen's Quest同士によるチャンピオン対決が実現した。
ゴングを待たずに奇襲を仕掛けた上谷は場外戦でAZMを暴行。先にリングに戻ると、中央にパイプイスを設置して、優雅に座って挑発する。リングに飛び込もうとしたAZMを場外に再び蹴散らすと、スワンダイブ式プランチャを敢行。今度はコーナーに陣取り、AZMを待ち受けると、ミサイルキックを発射した。その後も試合は上谷ペースで進む。
しかし、AZMは一瞬のスキを突き、足をすくって転倒を誘うと、場外からエプロンの上谷めがけてハイキックをズバリ。転げ落ちた上谷をエプロンからのランニングローキックで蹴り倒すと、コーナーから場外めがけてダイビングフットスタンプで急降下した。リングに戻ると上谷もカウンター式フットスタンプで反撃するが、AZMはジャーマンで譲らず。負けじと上谷もドロップキックを見舞い、両者大の字に
AZMは先に動いた上谷のニールキックをキャッチして腕固めに捕獲。ロープエスケープを許してもダイビングフットスタンプでの追撃に成功する。上谷も非情なナックルパンチから攻勢を再開。スタークラッシャーは読まれたものの、あずみ寿司を逆に丸め込み、スピンキック、コークスクリューキックと蹴り技を連発。再びスタークラッシャーへ。
寸前で防いだAZMはカナディアンデストロイヤーで突き刺し、あずみ寿司で押さえ込んだものの、3カウントは奪えず、頭を抱える。ならばといっちょうあがり(クロスアーム式カナディアンデストロイヤー)を仕掛けるが、決めさせない上谷はキリモミ式ジャンピングハイキックをズバリ。客席から「AZM」コールが巻き起こると、AZMもハイキックで反撃したものの、上谷は旋回式ブルーサンダーで鎮圧すると、今度こそスタークラッシャーがさく裂する。勝負あったかと思われたが、AZMはキックアウトして大歓声を巻き起こすと、続く旋回式スタークラッシャーを間一髪で防ぎ、ラ・ミスティカから連続式あずみ寿司で3カウントを奪った。
AZMが執念の上谷撃破を果たして、準決勝に進出。敗れた上谷はAZMの顔面を蹴り飛ばして悔しさをあらわに。それでも場内はAZMへの歓声に包まれた。この時点で対戦相手は決まっていなかったが、メインイベントで吏南がなつぽいに勝利。8・23大田区大会で行われる準決勝では吏南と対戦することが決定した。
ダブルヘッダーとなっただけに「疲れた…。きつい…」とこぼしたAZMだったが、「1日2試合で、2試合目が上谷沙弥。最高のシチュエーションじゃん! 上谷とはQQでいろいろあってから初のシングルマッチ。ずっと上谷、お前と戦いたかったよ」と満足げ。「まあね、上谷の気持ちはわからなかったけど、私が今年の5★STAR優勝して、お前のベルトに挑戦して、じっくり話し合うじゃねえか、バカヤロー」と5★STAR GP優勝の先に、上谷とのワールド王座戦も見据えていた。
【AZMの話】「疲れた…。きつい…。1日2試合で、2試合目が上谷沙弥。最高のシチュエーションじゃん! 上谷とはQQでいろいろあってから初のシングルマッチ。ずっと上谷、お前と戦いたかったよ。まあね、上谷の気持ちはわからなかったけど、私が今年の5★STAR優勝して、お前のベルトに挑戦して、じっくり話し合うじゃねえか、バカヤロー」