【GLEAT】諏訪魔が愛鷹粉砕でEvolution連勝 9・18五反田で3度目の対抗戦へ 2025/8/21

『G PROWRESTLING Ver.93』CITY HALL & GALLERY GOTANDA(2025年8月21日)
○諏訪魔&石川修司vsT-Hawk&愛鷹亮×

 諏訪魔が愛鷹を粉砕し、EvolutionがGLEATとの対抗戦に連勝。T-Hawk&愛鷹が3度目の対決を要求し、9・18五反田大会での決着戦が浮上した。

 7・24新宿大会でGLEATとEvolutionの対抗戦が開戦。石川&ZONESがT-Hawk&MICHIKOに勝利した。今回、Evolutionの大将・諏訪魔が参戦。石川と暴走大巨人を結成し、T-Hawk&愛鷹が迎え撃った。

 試合前から愛鷹が諏訪魔を挑発。諏訪魔は「誰なんだ? お前」と吐き捨ててコーナーに下がった。まずは石川が巨体でT-Hawkを弾き返し、逆水平を食らってもラリアットで反撃の構え。T-Hawkもかいくぐった。

 愛鷹にタッチが渡ると、諏訪魔も「しょうがねえな」と石川と交代。愛鷹がショルダータックルで突っ込んだが、諏訪魔は倒れない。そのままタックル合戦、エルボー合戦に突入したが、諏訪魔は首根っこをつかんで場外に叩き落とし、客席になだれ込んでいたぶった。石川がT-Hawkを羽交い絞めにすると、セコンドについたZONESが逆水平を連打。諏訪魔は愛鷹に容赦なくイスを振り下ろした。

 リングに戻ると愛鷹が逆水平を連発するものの、諏訪魔はダブルチョップ一発でねじ伏せて返り討ち。その後も諏訪魔はダブルチョップを乱れ打ち、左ラリアットを叩き込んで愛鷹を圧倒。T-Hawkが場外でZONESに突っかかると、諏訪魔は「女に手を出すのか? 最低な男だな」とののしった。

 石川も串刺しラリアットを連発して愛鷹を圧倒。それでも愛鷹はエルボー合戦に持ち込み、ドロップキックで一矢報いてT-Hawkにつないだ。T-Hawkは石川相手に逆水平とエルボーの打ち合いで渡り合い、低空ドロップキックで攻め立てたが、ボディスラムは石川が押し潰す。それでもT-Hawkは暴走大巨人のサンドイッチラリアットを誤爆させ、愛鷹がバックフリップで諏訪魔を叩きつける。愛鷹がエルボー、T-Hawkが逆水平を交互に連発した。

 すると諏訪魔がダブルチョップ乱打で二人を相手取り、ショートレンジラリアットでT-Hawkと愛鷹を次々にねじ伏せる。すかさず石川との連続攻撃・境川で追い討ち。諏訪魔のフロントスープレックス、石川のランニングニーリフト、諏訪魔のエルボードロップが立て続けに決まる。それでも愛鷹はラストライド狙いをリバース。ショルダータックルをぶちかまし、T-Hawkは石川に逆水平を叩き込んだ。

 だが、石川がニーリフト、ショルダータックルで返り討ち。愛鷹はラリアット合戦を制して諏訪魔をなぎ倒してみせたが、諏訪魔はバックドロップで逆襲。ラリアットを叩き込むと、2発目の岩石落としでダメ押しして3カウントを奪った。

 EvolutionがGLEATとの対抗戦に連勝。試合後、マイクを持った諏訪魔は「おい、俺はお前らに勝つためにここ来てるんじゃねえんだ。もっと面白えヤツいねえのか?」と不満を爆発させた。「どう? 石川選手」と振られた石川は「もうEvolution2連勝だろ。しかも今回、諏訪魔という持ってきてはいけないもの持ってきて圧勝。もうやる意味ねえんじゃねえか?」と疑問符をつけ、諏訪魔も「ねえな」と同調した。

 するとT-Hawkは「お前ら、でかい図体してショートコントやりやがって。確かに1回目も、今日の2回目も俺たちの完敗だ」と認めたうえで、「だけどよ、三度目の正直って言葉知ってるか? お前ら3人いるだろ? 今日欠場してるけど、こっちにもMICHIKOってレスラーがいて、3人で一つなんだよ。お前らもそうだろ。だったら愛鷹さん、まだ最後のチャンス残ってますよね?」と愛鷹に呼びかけた。

 愛鷹も「言った通りよ、俺たちはあきらめが悪いんだよ。こんな1回2回の負けであきらめるぐらいならプロレスラーやってねえんだよ」とキッパリ。「9月18日、ここ五反田で3人、TRIPLE LOVE HAWK揃って、お前らと最終決戦やってやるぜ!」と3度目の対決に乗り出す構えをみせた。

【試合後の諏訪魔&石川&ZONES】

▼石川「先月から始まった対抗戦、前回も勝って、今回ももはや完勝でしょう」

▼諏訪魔「そうだよ。俺が来て終わりじゃないか」

▼石川「終わりますか?」

▼諏訪魔「終わっちゃうんじゃないか? これ」

▼石川「向こうが3対3って言ってきたから、もう一回3タテして」

▼ZONES「やりましょう、やりましょう」

▼石川「ZONESもチョップされてるしね」

▼諏訪魔「ナメられてるな」

▼ZONES「今日セコンドなのにやられました」

▼諏訪魔「やられたらビンタしてやればいいんだ、あんなヤツら」

▼石川「今日来たGLEATのお客さん、諏訪魔の凄さ、知ったんじゃないですか。この計算できない強さ…」

▼諏訪魔「暴れ足んねえよ!」

▼石川「器物破損はダメなんだから」

▼諏訪魔「やってないよ! 大事にやったよ。何も壊してないよ。諏訪魔様様だろ? 今日は」

▼石川「さすがだ、絶好調」

▼諏訪魔「そうだよ! 何なんだ? GLEATに何かあんのか? 面白いことは。そこだけだな」

――物足りなさそうだが、3度目の対決で決着をつけたら違う獲物を探す?

▼諏訪魔「次あるの?」

▼石川「さっきやるって言ったじゃないですか(苦笑)」

▼諏訪魔「俺も? マジで?」

▼石川「さっき3対3でやるって、ちゃんとフェイス・トゥ・フェイスでにらみ合ったじゃないですか」

▼諏訪魔「ああ、そうか」

▼石川「(苦笑)」

▼ZONES「おーい! やりましょう、3-3で」

▼石川「今の質問、聞いてくださいよ、もう一回」

▼諏訪魔「何だよ?」

――3度目の対決に勝ったらGLEATで別の標的を探す?

▼諏訪魔「それしかないよな。次も間違いなく勝つしな、Evolutionが。もうここのさ、GLEATに来た客はEvolutionに来た方がいい。客ゴッソリ持って帰ろう」

▼石川「その作戦いいですね。さすが社長」

▼諏訪魔「いいでしょ? ビジネスなんだよ! 全部Evolutionに来いよ、お前。ガッポリガッポリ持って帰るぞ」