【GLEAT】反GLEに敗戦でG-RIZEが解散も 渡辺サバサバ「気持ち切り替えていこう」 2025/8/21
『G PROWRESTLING Ver.93』CITY HALL & GALLERY GOTANDA(2025年8月21日) 敗者ユニット解散マッチ ○河上“シャーマン”隆一&ブラスナックルJUN&佐藤☆恵一&クリス・ヴァイスvs渡辺壮馬&ジュンジェ&JDリー&山村武寛&× G-RIZEが反GLE MONSTERSに敗れ、解散に追い込まれたものの、渡辺は「気持ち切り替えていこう」と悲壮感皆無で盟友たちに呼びかけた。 7・24新宿大会で反GLE MONSTERSがG-RIZEとの2対3ハンディ戦に勝利。河上がユニット解散をかけての対戦を要求し、G-RIZEも受諾。この日、山村&渡辺&ジュンジェ&リーと、河上&JUN&恵一&ヴァイスが激突する敗者ユニット解散マッチがメインで組まれた。 場外戦の大混乱で幕を開け、リーが場外へのシューティングスタープレスで先手。JUNに集中砲火を浴びせてG-RIZEが主導権を握る。反GLE軍も場外戦に持ち込んで逆転。JUNがイスで山村を殴打し、河上が額を叩き割った。 血染めの山村が劣勢から逃れると、渡辺がJUNと恵一をドロップキックでまとめて蹴散らし、リーもスワンダイブ式コルバタで援護射撃。渡辺がトペコンヒーロで突っ込む。ヴァイスにブレーンバスター、JUNにフロントハイキックで反撃されても、ジュンジェがブルーサンダーで叩きつけて反撃。河上を高速パワースラムで叩きつけた。 リーもダイビングボディアタック、トラースキックで続き、サマーソルト式ドロップキック、延髄斬りの連続攻撃で追撃。ロープに飛び乗ってのキリモミ式ダイビングボディアタックを放ったが、反GLE軍が連続串刺し攻撃で鎮圧。JUNのブラスナックル攻撃はリーが回避すると、渡辺が旋回式変型ドライバーでグサリ。リーがスワンダイブ式ボディプレスを投下し、山村が変型アームロックで絞め上げた。 耐える河上にリーがG-RIZEメンバーを踏み台にしての串刺しドロップキックを発射。山村はハイキックを連発し、顔面蹴りをぶち込む。JUNが飛び込んでも渡辺がドロップキックで蹴散らし、山村がスカイツイスタープレスで勝負に出た。 だが、セコンドについたロック岩崎がレフェリーを場外に引きずりおろして3カウントを入れさせない。すかさず恵一が凶器攻撃で渡辺を殴打。山村も変型アームロックで捕らえたが、河上はロープに逃れる。山村がミドルキックなど左腕に集中砲火を浴びせたが、河上はラリアットで鎮圧。ヴァイスがラリアットで援護射撃すると、河上がアルゼンチンコースター、サンダーファイヤーパワーボムとたたみかけて山村から3カウントを奪った。 この結果、G-RIZEは解散を余儀なくされることになった。これには河上も「山村、今日どうしたんだよ? ずいぶん粘ったじゃねえかよ。男らしかったんじゃねえのか? カッコよかったんじゃねえのか? 今日は一番男を出した試合なんじゃねえか? みんな褒めてやってくれよ」と切り出しておいて、「なーんてな! アハー!」と高笑い。「おい、バカヤロー。ざまあみろだ、ボケ。どんなもんじゃ? 何がG-RIZE守るだ? 守れなかったですね。悔しいですか? 悔しいよねえ? 今日でお前らG-RIZEは終わり、解散だ。アーハッハッハ!」とおちょくるような口調で言い放った。 さらに河上は「山村、今日で終わりだ。お前らも、鬼塚のことも終わりだ。お前らも鬼塚も終わりです」と通告。「鬼塚のことをゴチャゴチャSNSで言うヤツはこのシャーマン様の前に現れてみろ。男女かかわらず俺がぶちのめしてやるからよ。山村、これもお前が言いたかったよな? 残念でした。悔しい思いをして帰ってください」と嘲笑。JUNも「やっぱりお前たちザコだったな。このザコが!」と罵倒した。 反GLE軍が去ると、場内は重苦しい空気に包まれたが、渡辺がそれを突き破った。「山村、大前提に俺も凄く悔しい」と前置きしたうえで、「けど、結果は結果だよ。俺たちが弱かったのが悪い。今日で解散だよ。これから俺は自由にやらせてもらうから。みんなも自由にやった方がいいよ」と宣言。「俺たちプロレスやめるわけじゃないしさ、同じGLEATで戦うんだから、別に気持ち切り替えていこうぜ」とやけにサバサバした口調で呼びかけた。 観客がざわつく中、渡辺は地声で「終わったことはしょうがないから。切り替えが大事」とお構いなしに強調した。そしてジュンジェが「G-RIZE、このユニット解散したくない。俺たちブラザー、フォーエバー。G-RIZEは私の家族です」と言い切ると、リーは「山村さん、壮馬、そしてマイブラザー・ジュンジェ、ありがとう」と感謝。「僕は日本に来てブラザーと集まって初ユニットG-RIZE。僕のプロレス人生、いや僕の人生に何より意味のあることだった。ありがとう。僕たち今までG-RIZEを応援してくれた皆さんの前に恥ずかしくないように強くならなければならないと思った。僕、もっと強くなって、もっといい形で戻るのがいいなと思う。皆さん、ありがとうございました」と別れを告げるような言葉を口にした。 その間、倒れたままだった山村はようやく体を起こすと「壮馬、JD、ジュンジェ、そしてG-RIZEを応援してくれたファンの皆さん、このG-RIZEを守れなくて本当にごめんなさい」と謝罪。「本当に情けないです。ボロボロですし、ヒザもボロボロ、顔もボロボロ。反GLE MONSTERSに、あいつらを解散させられなかったことが、そして俺たちが解散してしまったことが、鬼塚一聖がいた場所を守れなかったことがメチャクチャ悔しくて情けないです。本当に皆さん、ごめんなさい」と悔しさをにじませた。 山村が「俺が言えることはもうそれだけです」と肩を落とすと、渡辺が「終わったことは、もうしょうがないから」割って入った。「俺たちG-RIZEを応援してくれた人はたくさんいる。俺たちG-RIZEがいたってことは必ずお客さんの記憶に残そう。最後、笑顔でお客さんを送り出すためにサイン会とかやろうよ。どう?」と軽いノリで呼びかけ、「これからは一人一人、自由にやろうな。引きずってもしょうがないから、こういうのは。気持ち切り替えていこう」とあっけらかんと念押しした。 渡辺は「よし」と一人で納得。困惑気味の山村はサイン会開催に合意し、「予期しないことが起こるのが人生やし、プロレスラーやし、ここをどう面白く乗り切っていくか。そこが俺たちプロレスラーの見せ所やから。まだまだ俺たち一人ひとり強くなって皆さんの前に立ちますので、これからも応援よろしくお願いします!」と誓って締め。そして渡辺、ジュンジェ、リーとともにサイン会のためグッズ売店へと向かっていった。 G-RIZEはここにユニットとしての活動を終えた。渡辺の言うように今後は各々が別々の道へと進むことになる。特にやたら切り替えの早かった渡辺の動向が注目される。 【試合後の山村&渡辺&ジュンジェ&リー】 ▼渡辺「負けは負けだし、この結果は覆らないから次に進もう。俺もこれからは自由にやらせてもらうし、各々やりたいことやっていこう。今までありがとう」 ※他の3人と握手を交わしてから渡辺は去る ▼リー「日本に来て、何も知らない僕にブラザーしてくれてありがとう。いつもブラザー、ありがとう」 ▼ジュンジェ「皆さん、今までG-RIZEを応援してくれて本当にありがとうございました。いつもこの4人でやってきたけど、また一緒にやれることを願っているよ」 ▼山村「マジで情けないです。メチャクチャ赤っ恥、大赤っ恥です。反GLE MONSTERSに負けて、まだまだ俺たち発展途上のG-RIZEが解散になって、もともと鬼塚一聖のいたこのG-RIZE守れなくて、ホント壮馬にもリー君にもジュンジェにも、そしてG-RIZEを応援してくれてるファンの皆さんにもメチャクチャ申し訳ないです。メチャクチャごめんなさい。顔もボロボロヤシ、体もボロボロやし。でもリング上で言った通り、予期してなかったことから、どう這い上がっていくかがプロレスラーの見せ所やから。俺たちプロレスラーやから。普通の一般の人とちゃうから。俺たちプロレスラーやから、ここからメチャクチャ面白い這い上がり方してやるよ。また24日もすぐ試合がある。ちょっと下は向くけど、また24日切り替えて、このリングに上がります。そして、もっともっと強くなって、反GLE MONSTERS、河上、絶対見返します。それまでまだまだこれからも応援をよろしくお願いします。必ず這い上がります!」
『G PROWRESTLING Ver.93』CITY HALL & GALLERY GOTANDA(2025年8月21日)
敗者ユニット解散マッチ ○河上“シャーマン”隆一&ブラスナックルJUN&佐藤☆恵一&クリス・ヴァイスvs渡辺壮馬&ジュンジェ&JDリー&山村武寛&×
G-RIZEが反GLE MONSTERSに敗れ、解散に追い込まれたものの、渡辺は「気持ち切り替えていこう」と悲壮感皆無で盟友たちに呼びかけた。
7・24新宿大会で反GLE MONSTERSがG-RIZEとの2対3ハンディ戦に勝利。河上がユニット解散をかけての対戦を要求し、G-RIZEも受諾。この日、山村&渡辺&ジュンジェ&リーと、河上&JUN&恵一&ヴァイスが激突する敗者ユニット解散マッチがメインで組まれた。
場外戦の大混乱で幕を開け、リーが場外へのシューティングスタープレスで先手。JUNに集中砲火を浴びせてG-RIZEが主導権を握る。反GLE軍も場外戦に持ち込んで逆転。JUNがイスで山村を殴打し、河上が額を叩き割った。
血染めの山村が劣勢から逃れると、渡辺がJUNと恵一をドロップキックでまとめて蹴散らし、リーもスワンダイブ式コルバタで援護射撃。渡辺がトペコンヒーロで突っ込む。ヴァイスにブレーンバスター、JUNにフロントハイキックで反撃されても、ジュンジェがブルーサンダーで叩きつけて反撃。河上を高速パワースラムで叩きつけた。
リーもダイビングボディアタック、トラースキックで続き、サマーソルト式ドロップキック、延髄斬りの連続攻撃で追撃。ロープに飛び乗ってのキリモミ式ダイビングボディアタックを放ったが、反GLE軍が連続串刺し攻撃で鎮圧。JUNのブラスナックル攻撃はリーが回避すると、渡辺が旋回式変型ドライバーでグサリ。リーがスワンダイブ式ボディプレスを投下し、山村が変型アームロックで絞め上げた。
耐える河上にリーがG-RIZEメンバーを踏み台にしての串刺しドロップキックを発射。山村はハイキックを連発し、顔面蹴りをぶち込む。JUNが飛び込んでも渡辺がドロップキックで蹴散らし、山村がスカイツイスタープレスで勝負に出た。
だが、セコンドについたロック岩崎がレフェリーを場外に引きずりおろして3カウントを入れさせない。すかさず恵一が凶器攻撃で渡辺を殴打。山村も変型アームロックで捕らえたが、河上はロープに逃れる。山村がミドルキックなど左腕に集中砲火を浴びせたが、河上はラリアットで鎮圧。ヴァイスがラリアットで援護射撃すると、河上がアルゼンチンコースター、サンダーファイヤーパワーボムとたたみかけて山村から3カウントを奪った。
この結果、G-RIZEは解散を余儀なくされることになった。これには河上も「山村、今日どうしたんだよ? ずいぶん粘ったじゃねえかよ。男らしかったんじゃねえのか? カッコよかったんじゃねえのか? 今日は一番男を出した試合なんじゃねえか? みんな褒めてやってくれよ」と切り出しておいて、「なーんてな! アハー!」と高笑い。「おい、バカヤロー。ざまあみろだ、ボケ。どんなもんじゃ? 何がG-RIZE守るだ? 守れなかったですね。悔しいですか? 悔しいよねえ? 今日でお前らG-RIZEは終わり、解散だ。アーハッハッハ!」とおちょくるような口調で言い放った。
さらに河上は「山村、今日で終わりだ。お前らも、鬼塚のことも終わりだ。お前らも鬼塚も終わりです」と通告。「鬼塚のことをゴチャゴチャSNSで言うヤツはこのシャーマン様の前に現れてみろ。男女かかわらず俺がぶちのめしてやるからよ。山村、これもお前が言いたかったよな? 残念でした。悔しい思いをして帰ってください」と嘲笑。JUNも「やっぱりお前たちザコだったな。このザコが!」と罵倒した。
反GLE軍が去ると、場内は重苦しい空気に包まれたが、渡辺がそれを突き破った。「山村、大前提に俺も凄く悔しい」と前置きしたうえで、「けど、結果は結果だよ。俺たちが弱かったのが悪い。今日で解散だよ。これから俺は自由にやらせてもらうから。みんなも自由にやった方がいいよ」と宣言。「俺たちプロレスやめるわけじゃないしさ、同じGLEATで戦うんだから、別に気持ち切り替えていこうぜ」とやけにサバサバした口調で呼びかけた。
観客がざわつく中、渡辺は地声で「終わったことはしょうがないから。切り替えが大事」とお構いなしに強調した。そしてジュンジェが「G-RIZE、このユニット解散したくない。俺たちブラザー、フォーエバー。G-RIZEは私の家族です」と言い切ると、リーは「山村さん、壮馬、そしてマイブラザー・ジュンジェ、ありがとう」と感謝。「僕は日本に来てブラザーと集まって初ユニットG-RIZE。僕のプロレス人生、いや僕の人生に何より意味のあることだった。ありがとう。僕たち今までG-RIZEを応援してくれた皆さんの前に恥ずかしくないように強くならなければならないと思った。僕、もっと強くなって、もっといい形で戻るのがいいなと思う。皆さん、ありがとうございました」と別れを告げるような言葉を口にした。
その間、倒れたままだった山村はようやく体を起こすと「壮馬、JD、ジュンジェ、そしてG-RIZEを応援してくれたファンの皆さん、このG-RIZEを守れなくて本当にごめんなさい」と謝罪。「本当に情けないです。ボロボロですし、ヒザもボロボロ、顔もボロボロ。反GLE MONSTERSに、あいつらを解散させられなかったことが、そして俺たちが解散してしまったことが、鬼塚一聖がいた場所を守れなかったことがメチャクチャ悔しくて情けないです。本当に皆さん、ごめんなさい」と悔しさをにじませた。
山村が「俺が言えることはもうそれだけです」と肩を落とすと、渡辺が「終わったことは、もうしょうがないから」割って入った。「俺たちG-RIZEを応援してくれた人はたくさんいる。俺たちG-RIZEがいたってことは必ずお客さんの記憶に残そう。最後、笑顔でお客さんを送り出すためにサイン会とかやろうよ。どう?」と軽いノリで呼びかけ、「これからは一人一人、自由にやろうな。引きずってもしょうがないから、こういうのは。気持ち切り替えていこう」とあっけらかんと念押しした。
渡辺は「よし」と一人で納得。困惑気味の山村はサイン会開催に合意し、「予期しないことが起こるのが人生やし、プロレスラーやし、ここをどう面白く乗り切っていくか。そこが俺たちプロレスラーの見せ所やから。まだまだ俺たち一人ひとり強くなって皆さんの前に立ちますので、これからも応援よろしくお願いします!」と誓って締め。そして渡辺、ジュンジェ、リーとともにサイン会のためグッズ売店へと向かっていった。
G-RIZEはここにユニットとしての活動を終えた。渡辺の言うように今後は各々が別々の道へと進むことになる。特にやたら切り替えの早かった渡辺の動向が注目される。
【試合後の山村&渡辺&ジュンジェ&リー】
▼渡辺「負けは負けだし、この結果は覆らないから次に進もう。俺もこれからは自由にやらせてもらうし、各々やりたいことやっていこう。今までありがとう」
※他の3人と握手を交わしてから渡辺は去る
▼リー「日本に来て、何も知らない僕にブラザーしてくれてありがとう。いつもブラザー、ありがとう」
▼ジュンジェ「皆さん、今までG-RIZEを応援してくれて本当にありがとうございました。いつもこの4人でやってきたけど、また一緒にやれることを願っているよ」
▼山村「マジで情けないです。メチャクチャ赤っ恥、大赤っ恥です。反GLE MONSTERSに負けて、まだまだ俺たち発展途上のG-RIZEが解散になって、もともと鬼塚一聖のいたこのG-RIZE守れなくて、ホント壮馬にもリー君にもジュンジェにも、そしてG-RIZEを応援してくれてるファンの皆さんにもメチャクチャ申し訳ないです。メチャクチャごめんなさい。顔もボロボロヤシ、体もボロボロやし。でもリング上で言った通り、予期してなかったことから、どう這い上がっていくかがプロレスラーの見せ所やから。俺たちプロレスラーやから。普通の一般の人とちゃうから。俺たちプロレスラーやから、ここからメチャクチャ面白い這い上がり方してやるよ。また24日もすぐ試合がある。ちょっと下は向くけど、また24日切り替えて、このリングに上がります。そして、もっともっと強くなって、反GLE MONSTERS、河上、絶対見返します。それまでまだまだこれからも応援をよろしくお願いします。必ず這い上がります!」