【WWE】シーナが最後のフランス登場で快勝 ローガンをアティテュードアジャストメント葬 2025/9/1

 『クラッシュ・イン・パリ』が現地時間8月31日、フランス・パリで行われ、ジョン・シーナがローガン・ポールをアティテュードアジャストメントで仕留め、最後のフランス登場を勝利で飾った。

 年内引退を控えるシーナは8・3サマースラムでコーディ・ローデスに敗れ、統一WWE王座から陥落したものの改心してベビーフェイスに復帰。ローガンの対戦要求を受け、この日の一騎打ちを迎えた。

 シーナに大歓声が飛ぶ中、開始のゴング。まずはローガンがダイブ式ローリングネックブリーカードロップ、滞空式ブレーンバスター、サイドスープレックスの猛攻で先手を取った。守勢に回ったシーナもフライングショルダー連発、プロトボム、ファイブナックルシャッフルと得意技を連発して挽回。アティテュードアジャストメントを阻止したはローガンがマッドスプラッシュを繰り出しても両ヒザで迎撃し、アティテュードアジャストメントをさく裂させた。

 ローガンも2カウントでキックアウト。2発目のアティテュードアジャストメントを不時着し、卍固めで絡みつく。シーナもSTFで応戦。ダイブ式飛びつきスイングDDTで突き刺したが、アティテュードアジャストメントを阻止したローガンはジャンボスープレックスでやり返して譲らない。シーナがフライングショルダーを連発しても、飛びつきリバースDDTで逆襲。スワントーンボム、その場飛びムーンサルトを立て続けに放ったが、シーナもリバースタイガードライバーで応戦した。

 ともに消耗が激しい中、意地の殴り合いを展開。ローガンがポップアップ式エルボースマッシュを叩き込んだ。フライングショルダー連発、プロトボムと掟破りを連発したが、ファイブナックルシャッフルを狙ったところをシーナがアティテュードアジャストメントを敢行。コードレッドで叩きつける。粘るローガンもナックルパンチを叩き込み、マッドスプラッシュを連発。掟破りの逆ファイブナックルシャッフルを決めた。

 すかさずローガンが掟破りの逆アティテュードアジャストメントの構えに入ったが、シーナは回転エビ固めで切り返すと、スタイルズクラッシュをさく裂。雪崩式アティテュードアジャストメントが不発に終わっても、ローガンが放ったダイビングボディアタックをキャッチするとアティテュードアジャストメントを連発して3カウントを奪った。

 熱戦の末にシーナがローガンを撃破。リングサイドのファンと交流し、観戦していた歌手のジェリー・ロール(サマースラムでプロレスデビュー)と抱き合うと、コーナー上でポーズを決め、割れんばかりの大歓声を浴びた。

 『クラッシュ・イン・パリ』の模様は日本国内ではABEMAにて放映された。