11/13【WWE】レスナーがAJとの王者対決へ猛デモ、アスカらスマックダウン女子軍がロウ女子軍を襲撃
ロウが米国現地時間12日、ミズーリ州カンザスシティのスプリントセンターで開催され、ユニバーサル王者ブロック・レスナーがPPV大会『サバイバー・シリーズ』でのWWE王者AJスタイルズとの王者対決へ向け、ジンダー・マハルとシン・ブラザーズを蹴散らす大暴れ。スマックダウン女子軍が5対5イリミネーション戦へ向けてロウ女子軍を襲撃した。
◇
ブラウン・ストローマンがオープニングで大暴れした。バトルロイヤルに突如現れると、Bチームら5人を吹き飛ばし、残りのスーパースターたちをショルダータックルで沈めてリングを制圧した。ストローマンは「俺はバロン・コービンを潰すまでこのリングから離れないぞ」と宣言。PPV大会『クラウン・ジュエル』で襲撃されたコービンGMへの復讐心を燃え上がらせたが、そこへ現れたのはロウコミッショナーのステファニー・マクマホン。「サバイバー・シリーズでチームロウを勝たせてくれたら、希望を叶えてあげるわ」とコービン戦実現の条件を提示した。これにストローマンは「欲しいのはレスナーとのユニバーサル王座戦だ。その前にコービンもな」と希望。ステファニーコミッショナーはサバイバー・シリーズが終わるまでコービンに手を出さないことを条件に了承した。すると今度はロンダ・ラウジーが登場し、因縁のステファニーを睨みつけた。そこにコービンGMも現れ、「その気持ちはW杯を盗んだシェーン(・マクマホン)に向けよう」とロンダに気安く触れてなだめた。この行為にロンダは激怒し、コービンを腰投げで投げ飛ばす。ストローマンもコービンGMを睨みつけると「ステファニーに守られて楽しんでおけよ。サバイバー・シリーズが終わったら、いくからな」と襲撃を予告した。
PPV大会『サバイバー・シリーズ』でUS王者・中邑真輔と対戦するインターコンチネンタル王者セス・ロリンズがリングでインタビューに答えた。中邑戦に関して質問されたロリンズだが、「真輔と俺は今まで世界のどこでもやったことがない。初めての対戦だ。でも中邑のことを今は考えられないんだ」と心境を吐露。「ディーンがなぜあんなことをしたのか知りたい。でも意気地なしだからコメントしないんだ」と裏切ったかつての仲間ディーン・アンブローズについて言及した。するとビジョンにアンブローズが現れ、「答えが見つからないみたいだな。俺はシールドにいることで弱くなった。生まれ変わるんだ!」と裏切りの理由を明らかにし、シールドの象徴だったベストに油を付けて「燃やしてやる(Burn it down)」と炎が燃え上がるドラム缶に投げ捨てた。
PPV大会『サバイバー・シリーズ』でWWE王者AJスタイルズとの王者対決が決定しているユニバーサル王者レスナーが現れ、ロウのリングがスープレックスシティと化した。レスナーとともに登場したマネージャーのポール・ヘイマンは「おめでとうストローマン! F5を5回も受けれるなんてほとんど無敵だったな。王座再挑戦の道筋も見つけたようだし」と挑発し、AJに対して「AJスタイルズほどスープレックスで投げ飛ばしたい相手はいない。スープレックスシティとF5でレスナーがチャンピオンの中のチャンピオンになる」と通告した。するとジンダー・マハルとシン・ブラザーズが現れ、「レスナーに瞑想を教えて援助したい」と宣言。不敵に笑ったレスナーはシャンティと唱えるマハルをクローズラインで蹴散らし、シン・ブラザーズにもスープレックスを連発。最後はマハルを場外でのF5沈めて会場を後にした。
ロウのエンディングでアレクサ・ブリスがPPV大会『サバイバー・シリーズ』のブランド対抗女子5対5エリミネーション戦の5人目のメンバーがルビー・ライオットと発表した。するとバックステージのロッカールームで事件が起きた。スマックダウン女子王者のベッキー・リンチがロンダ・ラウジーを襲撃し、ディスアーマーを敢行。さらにアレクサ、ナイア・ジャックスら7人がいるリングにベッキーが1人で登場して挑発すると、背後からアスカ、シャーロット、ナオミらスマックダウン女子軍がロウ女子軍を強襲。不意打ちを食らったロウ女子メンバーが劣勢になると、ロンダが援護に駆けつけたものの、左腕を負傷したロンダはベッキーのパイプ椅子攻撃に撃沈。スマックダウン女子軍がロウ女子メンバーを一掃してリングを占拠すると、チームが一枚岩であることを見せつけた。
WWE王者AJvsユニバーサル王者レスナー、インターコンチネンタル王者ロリンズvsUS王者・中邑、ロウ女子王者ロンダvsスマックダウン女子王座ベッキー、ブランド対抗女子5対5エリミネーション戦が行なわれるPPV大会『サバイバー・シリーズ』は日本時間11月19日にWWEネットワーク(日本語実況版あり)で生配信される。