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2/12【新日本】2・28大阪城で内藤戦決定も 飯伏が“ICのみ"に疑問 「なぜなのか教えてもらいたい」

 IWGPヘビー級&インターコンチネンタル二冠王者・飯伏幸太が12日、新日本プロレスワールドによるオンライン会見に登場。2・28大阪城大会で内藤哲也とのIC王座V3戦が決まった飯伏は1本のみの防衛戦に疑問を抱き、「なぜか初めてインターコンチだけをかけて戦いたいと言ってきた。この思いを僕は聞きたい」と挑戦者に真意を語るよう求めた。

 前夜の2・11広島大会で飯伏はSANADAとの激闘に勝利し、二冠2度目の防衛に成功した。試合後、前二冠王者でもある内藤が現れ、IC王座のみへの挑戦を表明。一夜明けたこの日、両者によるIC戦が2・28大阪城大会で実現することが正式に決まった。

 1・4東京ドーム大会での二冠戦以来の再戦となり、昨年1・5ドーム大会で内藤が史上初のIWGP&IC同時戴冠を果たして以来、一方のみの王座戦が行われるのはこれが初めて。王者・飯伏は「この二つをかけた方がいいんじゃないか」と強調したうえで、「インターコンチ、これだけなぜか内藤さんがかけて戦いたいと。僕は内藤哲也はIWGPヘビー級を狙ってくると思ったんですけど、なぜかインターコンチ。これはなぜなのか教えてもらいたい」と疑問を投げかけた。

 未だ実現していないものの、飯伏は二冠統一を訴え続けている。挑戦表明時に内藤は「挑戦したい理由は簡単。神様、飯伏幸太が掲げている2本のベルトを1本に統一したいというプランに反対だから」としていたが、飯伏はもっと深い意味で内藤の真意を知りたいと思っている。もちろん自身の主張は変わらない。「僕には僕の考えがあるんで、これを統一した時に本当の夢がかなうんじゃないかなと。もっともっとさらに上のベルトになってプロレスを広めていければ」と改めて二冠統一を訴えた。

 SANADAとの激闘を制し、二冠戴冠からわずか2ヵ月で2度の防衛を重ねた。「昨日の試合についてはムチャクチャしんどかった」と振り返った飯伏は、「それでも少しずつ、防衛するたびに自分なりに自信がついてきた」と二冠効果を実感している。「これは回を重ねるごとに強くなっていくのかなと。それは自分もだし、発信力もどんどん強くなるのかなと思いましたね」と続けたように、二冠統一構想を実現させるためにも防衛を重ねて発言権を増していくつもり。だからこそ、IC王座のみをかけた内藤との再戦は断じて落とせない。

【飯伏の話】「まず昨日、2度目の二冠戦の防衛が無事することができました。さっそくですが、3度目ですかね。インターコンチ、これだけなぜか内藤さんがかけて戦いたいと。僕は内藤哲也はIWGPヘビー級を狙ってくると思ったんですけど、なぜかインターコンチ。これはなぜなのか教えてもらいたいですね。もっと言えば、この二つをかけた方がいいんじゃないかなと思うんですけど、なぜか初めてインターコンチだけをかけて戦いたいと言ってきた。この思いを僕は聞きたいです。はい。昨日の試合についてはムチャクチャしんどかったですね。それでも少しずつ、防衛するたびに自分なりに自信がついてきたというか。まぁ、これは回を重ねるごとに強くなっていくのかなと。それは自分もだし、発信力もどんどん強くなるのかなと思いましたね。どんどん自信がついてきました。あと、たぶんですけど、さっき言った、一つインターコンチだけかけてきたっていうのは僕がたぶんこのベルト二つを統一したいって言ったことに対しての反論じゃないですけど、僕は自分なりにIWGPヘビー、インターコンチ一つ一つそれぞれに思いが本当にあるので。それが彼はどれぐらいわかってるかわからないですけど、僕には僕の考えがあるんで、これを統一した時に本当の夢がかなうんじゃないかなと。もっともっとさらに上のベルトになってプロレスを広めていければいいかなと思います」

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