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1/6【スターダム】快勝・AZMがハイスピード最多防衛記録更新に自信 上谷も好調持続

『TRIANGLE DERBY I』東京・後楽園ホール(2023年1月6日)
○AZM&上谷沙弥&林下詩美&天咲光由vs刀羅ナツコ&鹿島沙希&琉悪夏&吏南×

 AZMが吏南に快勝。2日後のハイスピード王座防衛戦に向けて、改めて最多防衛記録更新に自信を見せた。また、ワンダー王者・上谷も好調ぶりを見せつけた。

 第4試合はQueen's Questの上谷&詩美&AZM&天咲と大江戸隊の刀羅&鹿島&琉悪夏&吏南が対戦する8人タッグマッチ。1・8名古屋大会ではワンダー王者の上谷が壮麗亜美と、ハイスピード王者のAZMがスターライト・キッドとの防衛戦をそれぞれ控えており、タイトルマッチ直前の一戦となった。

 大江戸隊が天咲を攻めて序盤戦をリードしたが、タイトルマッチを控えるAZMがスピードを活かして反撃に成功。上谷もドロップキックで刀羅を蹴り倒し、ホイップ式合体フットスタンプを投下するなど調子の良さを見せつけた。

 詩美と刀羅がシングルマッチさながらの熱闘を展開すると、再びAZMがリングイン。吏南と髪を引っ張り合いつつ、「クソガキ!」「クソババア!」と言い争う。AZMは吏南の猛攻を受けて後手に回り、卍固めに捕まったが、変型羽根折り固めに切り返して譲らない。

 両軍入り乱れての乱戦になると、AZMは大江戸隊の総攻撃を受けてしまうが、QQの仲間が急行。上谷は詩美とともに大江戸隊の面々をドロップキックで排除すると、スワンダイブ式プランチャを敢行して後楽園ホールを沸かせた。

 AZMはQQ4人での低空ドロップキックを皮切りに再び吏南に猛攻。吏南も丸め込みで粘りを見せたものの、AZMは詩美とバックフリップ&ハイキックをズバリ。最後は豪快なダイビングフットスタンプで快勝となる3カウントを奪った。

 AZMが2日後のキッド戦に向けて弾み。現在ハイスピード王座9回の防衛を果たしており、第12代王者の岩谷麻優と並んで最多防衛タイ記録を保持。キッド戦に勝てば最多防衛記録を更新することになる。キッドは今大会を欠場となった、AZMは「もともと今日はキッドと対戦する予定じゃなかった。キッドは体調不良で欠場中。まあまあまあ、しょうがない、それは。あさっての名古屋国際会議場までに完全に治してもらって、私の最多防衛記録を作る瞬間を皆さん観に来てください」と記録更新に自信を見せた。また、好調ぶりを見せた上谷も「壮麗亜美の全てを引き出した上で、私が完全勝利してみせます」と予告していた。


【試合後の詩美&上谷&AZM】
▼詩美「今日は急きょカード変更ということでしたけど、Queen's Quest対大江戸隊で、最後はキッチリ、パイセンが決めてくれました」

▼AZM「まあね、もともと今日はキッドと対戦する予定じゃなかった。キッドは体調不良で欠場中。まあまあまあ、しょうがない、それは。あさっての名古屋国際会議場までに完全に治してもらって、私の最多防衛記録を作る瞬間を皆さん観に来てください」

▼上谷「1・8名古屋、壮麗亜美の全てを引き出した上で、私が完全勝利してみせます」

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