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1/28【スターダム】優宇が地元でレディ・Cを圧巻絞殺 ゴッデス戦へ「結果は今日と同じ」

『TRIANGLE DERBY I』千葉・船橋市総合体育館(船橋アリーナ)(2023年1月28日)
○優宇&高橋奈七永&水森由菜vs舞華&ひめか&レディ・C×

 優宇が地元・船橋で、レディ・Cを圧巻絞殺。ゴッデス王座防衛戦に向けて、挑戦者の舞華&ひめかに対し「結果は今日と同じだから」と通告した。

 3勝で無敗をキープする“7Upp"奈七永&優宇&水森と2勝2敗の“舞ひめ with C"舞華&ひめか&レディ・CがTRIANGLE DERBY公式戦で激突。2・4大阪大会のゴッデス王座戦「(王者)奈七永&優宇vs舞華&ひめか(挑戦者)」の前哨戦で、船橋出身の優宇にとっては初の地元凱旋試合となった。

 地元での試合に優宇が序盤から発奮。ひめかと肉弾戦を繰り広げ、豪快なフライングボディアタックを披露して場内を沸かした。一方、舞ひめもタイトルマッチに向けて躍動。奈七永&優宇と真っ向からぶつかっていき、対角線のコーナーに追い込むと、串刺しラリアットを連発する。奈七永と舞華は意地のスリーパー合戦を繰り広げ、奈七永がバックドロップを決めれば、舞華もブレーンバスターで引っこ抜いてみせた。

 再び登場した優宇も大暴れ。舞華を旋回式サイドバスターで叩きつけると、セントーンを投下する。しかし、飛び込んだひめかのキチンシンク、舞華のラリアットを立て続けにもらって急ブレーキ。舞ひめの合体雪崩式ブレーンバスター、サンドイッチラリアット、レディ・Cのランニングネックブリーカーを食らって大ピンチに。

 レディ・Cのジャイアントバックブリーカーにも捕まってしまうが、優宇はなんとかしのぐ。7Uppは相手3人をコーナーに追い込み、そこに優宇がキャノンボールをぶち込んで形勢打開。優宇は豪快なダイビングボディプレスをズバリ。ひめかのカットが間に合ったものの、優宇は「見とけよ」と予告すると、絶叫とともに片羽絞めでレディ・Cを絞め落として一気に勝利した。

 試合後、マイクを持った優宇は「ここ船橋出身、船橋育ちの優宇が勝ちました! 奈七永、大阪の借り返したね。2月4日に舞ひめとこのベルトを懸けてタイトルマッチするのは決まっているみたいだけど、ごめんね。結果は今日と同じだから」と高らかに断言。舞華も「舞ひめがそう簡単に負けるわけねえだろ。スターダムファンの期待に応えるのが舞ひめだろ。大阪楽しみにしてるよ」と言い返し、両者は視殺戦を繰り広げた。

 優宇にとって船橋アリーナは思い出の地。祖母の家が近く、かつて奈七永が出場していた全日本女子の興行を観戦した経験があり、子供の頃は場内のプールも利用していたという。今日の会場には両親や祖母も応援に駆けつけていた。

 「まさかこんなタイミングで、自分の地元・船橋で試合できるがなんて思わなかった。しかも、隣に高橋奈七永、水森由菜、この最強の3人で船橋で勝つことができて、もう船橋市民としてとても光栄です」と優宇は感慨深げ。奈七永が「幼かった優宇がプロレスラーを夢見て、こうやって夢を叶えて、チャンピオンとして地元で勝利する。最高に夢があるじゃないか。この夢をもっともっと多くの皆さんに見てもらって。夢を描いたら掴むことができるんだっていう素晴らしさを伝えていこうよ」とゲキを飛ばし、舞ひめからのタイトル防衛を誓うと、優宇は地元での防衛戦開催を視野に入れていた。


【試合後の奈七永&優宇&水森】
▼優宇「まさかこんなタイミングで、自分の地元・船橋で試合できるがなんて思わなかった。しかも、隣に高橋奈七永、水森由菜、この最強の3人で船橋で勝つことができて、もう船橋市民としてとても光栄です」

▼奈七永「お祖母ちゃんもね。お母さんも?」

▼優宇「お祖母ちゃんもお母さんもいました。お父さんもいました」

▼奈七永「ご家族の前で、7Uppの勢いを見せることができて、私も感慨深いです。家族みたいな思いで、嬉しいなと思います。船橋、どんどんもっともっとスターダムでもアピールしてもらって。優宇の地元だってことを」

▼優宇「ど地元ですからね。ここからばあちゃんち、5分ぐらいですよ」

▼水森「ハハハ。近い!」

▼奈七永「ていうことはさ、優宇も幼い頃にここにも来てたの?」

▼優宇「そうです。ここにプールがあるんですけど、チャプチャプ泳いでましたよ、ベイビー優宇が。ここで泳いでました」

▼奈七永「プロレスを見に行ったりは?」

▼優宇「あります。それこそ、たぶん奈七永さんの試合だと思うんですよね。そうですよ」」

▼奈七永「全女?」

▼優宇「全女です。全女を船橋アリーナで見てます。そうだ! そうです、そうです」

▼奈七永「忘れてたのかよ!」

▼優宇「どこの会場だったかなと思って」

▼奈七永「2ショットを撮った? それは違う?」

▼優宇「それは後楽園ホールです」

▼奈七永「そういう幼かった優宇がプロレスラーを夢見て、こうやって夢を叶えて、チャンピオンとして地元で勝利する。最高に夢があるじゃないか。この夢をもっともっと多くの皆さんに見てもらって。夢を描いたら掴むことができるんだっていう素晴らしさを伝えていこうよ。そのためにも2月4日、舞ひめからこのベルトをしっかり防衛したいと思います。それでまた船橋に戻ってこようよ」

▼優宇「船橋で防衛凱旋ツアーしてやりますよ」

▼水森「最高!」

▼奈七永「タイトルマッチやるのもいいんじゃない? 次来る時は」

▼優宇「いいですね。それにしましょう。ここでタイトルマッチ」

▼奈七永「そういうことで」

▼優宇「だから、7UppはこのTRIANGLE DERBYも最低でも…」

▼3人「優勝!」

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