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5/26【新日本】SHOがスケボー強奪でダイヤ粉砕 無法5勝目で石森との最終公式戦へ

『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』東京・国立代々木競技場 第二体育館(2024年5月26日)
Bブロック公式戦 ○SHOvsドラゴン・ダイヤ×

 SHOがダイヤから奪い取ったスケートボードを利用し、無法ファイトで粉砕。スーパージュニア5勝目を挙げた。

 IWGPジュニア王者のSHOは無法ファイトが裏目に出て、高橋ヒロム、ロビー・イーグルス、KUSHIDAに敗北したものの、5・22大阪大会のメインでDOUKIを撃破。4勝目を挙げて白星を先行させると、「俺が余裕で圧勝する」と改めて優勝宣言をブチ上げた。今宵の相手はいまだ勝ち星のないDRAGONGATEのダイヤ。1勝目を目指して奮闘を見せたが、SHOは非道な攻撃で叩き潰した。

 SHOは入場したダイヤからスケートボードを強奪すると、「連敗してるんだからやる意味ねえだろ。これを返してほしかったら勝ち点2を寄越せ」とマイクで忠告。ダイヤが奪い返そうとしても、高橋裕二郎が介入して防ぎ、その後もラフファイトで蹂りんした。SHOと裕二郎はスケボーを2人で受け渡して、奪回を狙うダイヤをあざ笑う。さらに、SHOはスケボーを上手く利用して、ダイヤの急所攻撃を偽装。レフェリーと押し問答する間に金的攻撃を仕掛けた。

 しかし、ダイヤは上手く切り抜けると、スピードを活かして反攻。場外の裕二郎にスライディングキックを決めると、エプロンでスケボーを掲げたSHOの足に619を放って、スケボーとの衝突を誘う。すかさずケブラーダを2人めがけて放つと、ようやくスケボーを奪回。DRAGONGATEの先輩にあたる実況席のミラノコレクションA.T.さんにスケボーを託した。

 ダイヤはロープの反動を利用したトルニージョプレスやその場飛びムーンサルトプレスで躍動する。SHOがレフェリーの注意を引きつけたスキに、裕二郎がステッキを持ち込むが、ドロップキックで返り討ち。SHOからトーチャーツールを奪い取る。しかし、レフェリーがダイヤを注意するスキを突いて、SHOがスピアーをぶち込んだ。

 ダイヤも丸め込みを連発して3カウントを迫るが、SHOは間一髪でキックアウト。レプテリアンラナを狙うダイヤをキャッチし、パワーボムの要領でレフェリーに投げつけて無法地帯を作り上げた。SHOが金的攻撃を決めると、ミラノコレクションA.T.さんから奪い取ったスケボーで裕二郎が一撃。SHOは腹部を豪快に蹴り上げると、最後は宇和島ピンプスで3カウントを奪った。

 SHOが無法勝利で5勝目。ブロック突破を狙う位置を守った。試合後、ダイヤを「しょせん田舎もん」呼ばわりしたSHOは「ベルト持ったワシとはよ、格が違うんじゃ」と強調した。

 次戦は5・28沼津大会。BULLET CLUBの同門である石森太二との注目の対戦を迎える。5・31後楽園大会のフランシスコ・アキラ戦が不戦勝となったため、これが最終公式戦に。SHOは「残り1戦、こっちも余裕で勝たせてもらってよ、今年のスーパージュニア、格が違いすぎるからよ、俺流にやってやらぁ」と予告した。

 一方、ダイヤは7連敗で勝ち星なし。「チャンピオンなのになんでそんな卑怯なことすんだよ!」と怒りと悔しさを爆発させた。あとは5・28沼津大会のニンジャ・マック戦、5・31後楽園大会のKUSHIDA戦を残すのみ。ダイヤは「残り2戦だけは絶対に勝ってみせます!」と誓っていた。

【SHOの話】「(※床に座り込んで)見ての通りや、オイ! 格が違いすぎるんだよ、オラ! どこ出身じゃ、オラ? どこや? わかるヤツおるか? どこだ? どっから来たんじゃ、あら? 所詮は、所詮は田舎もんよ。地方大会勝ち抜いてこれに参戦しといてもな、見てみろ、オラ、全敗ぱろ? 田舎もんやからや、オラ! オイ、ベルト持ったワシとはよ、格が違うんじゃ、オラ! 残り、アキラ…まあアキラは余裕で倒すやろ、倒したろ。アイツは俺から逃げたからな。逃げたもんやろう。オイ、残り1戦、こっちも余裕で勝たせてもらってよ、これで今年の『SUPER Jr.』、格が違いすぎるからよ、俺流にやってやらぁ、この野郎! 見とけ、こら!」

【ダイヤの話】「(※床に座り込み、スケボーを抱えながら)クソッ! クソッ! こんなつもりじゃなかったのに。なんだよ、スケボー…スケボー奪うって、卑怯でしょう! どう考えても卑怯でしょう。スケボーで気取られちゃいました。チャンピオンでしょ? チャンピオンなのになんでそんな卑怯なことすんだよ! クソッ! クソッ! 残り2戦、残り2戦だけは絶対に勝ってみせます!」

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