5/31【新日本】EVILが村島をデスライダー葬 モクスリー戦へ「ランバージャック戦決定」通告
『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』東京・後楽園ホール(2024年5月31日)
○EVIL&高橋裕二郎&SHOvs海野翔太&嘉藤匠馬&村島克哉×
EVILが海野に見せつけるようにお株を奪うデスライダーで村島を撃破。6・9大阪城ホール大会のジョン・モクスリー戦に向けて「ランバージャックで決定だ」と独断で通告した。
5・11カルフォルニア大会で海野を下し、IWGP世界ヘビー級王座を防衛したモクスリーをEVILは襲撃。モクスリーの持つベルトをスプレーで黒く染め上げた。さらに、そのベルトは"レプリカ"と言い張り、自称"本物のIWGPベルト"を手にして自分が本物の王者だと主張。6・9大阪城ホール大会では両者のタイトル戦が決定した。
この日もEVILは自らがチャンピオンだと言わんばかりに"本物のベルト"を手に入場。海野にヤングライオンの嘉藤&村島を加えたトリオとの6人タッグマッチに臨んだ。試合冒頭こそ海野組が奇襲を仕掛けて気を吐いたものの、試合が進むに連れてHOUSE OF TORTUREのペースに。裕二郎は村島をフィッシャーマンバスターで突き刺して追い込むが、あえてフォールを途中で解き、EVILにタッチを渡す。EVILもフィッシャーマンバスターで続くが、ここでもフォールを解くと、海野に見せつけるように掟破りの逆デスライダーをズバリ。3カウントをもぎ取った。
試合後、マイクを持ったEVILは「モクスリーはよ、また今日も逃げてんのか? あいつは大阪城で逃がしはしねえからよ。ランバージャックで決定だからな」と通告。モクスリーと共闘関係にある海野には「どうせあいつはおめえ以外仲間なんていねえからよ。俺らは総出で、お前は1人でハンディキャップランバージャックマッチやってもいいぜ」と言い放つと、「これは会社の決定事項だからな。わかったか。よく覚えとけ」と断言した。
さらに、EVILたち拷問軍は海野を集団暴行。大の字になった海野を踏みつけて、ベルトを掲げてみせたEVILは、ヤングライオンも場外で痛めつけてやりたい放題だった。バックステージでは「大阪城はランバージャックで決定だからな、この野郎。お前によ、仲間なんかいねえの知ってんだ、この野郎。いいぜ、オメーの子供でも奥さんでも連れてこいよ。オウ、全員しつけてやるからよ」と物騒な要求まで口にしていた。
一方、言いようにやられてしまった海野は激怒。「偽社長よ。好き勝手、好き放題やって、オイ何がしてえんだよ、お前ら。今すぐにでもジョン・モクスリーに連絡してやる。確認してやるよ。お前らがやる気だったら、とことんやってやる。モクスリーに聞いてやるから、待っとけコノヤロー」と語っており、モクスリーにEVILのメッセージが伝わるのは確実となった。
【EVILの話】「オーシ、リング上で言った通りだよ、この野郎。モクスリー、テメー逃げてんじゃねえぞ、この野郎! この負け犬が! いいか、オイ、大阪城はランバージャックで決定だからな、この野郎。お前によ、仲間なんかいねえの知ってんだ、この野郎。いいぜ、オメーの子供でも奥さんでも連れてこいよ。オウ、全員しつけてやるからよ。わかったか? よく覚えとけ」
【試合後の海野&村島&嘉藤】
▼海野「今までどんだけ悔しい思いをしてきた? どんだけ自分のイメージと、考えと、反して身体が動かなったこと、ついてこれなかったこと、このリング上で何回あったよ? そのたびに何回悔しい思いしてきた? 影も形もなく、色もなく、ヤングライオンとして新日本プロレスの複数いる1人のヤングライオンとして、今日まで闘ってきてどうだ? 悔しいだろ?」
▼村島&嘉藤「ハイ」
▼海野「何もないだろ? 悔しいんだよ。この負け1つが悔しいんだよ。負けて良いわけあるか? 闘う前から負けること考えるヤツがいるか? そうだろ? お前たちは勝つために一人でも多くの先輩に勝つためにリングに上がってんだろ?」
▼村島&嘉藤「ハイ」
海野「絶対に諦めるな。失うものなんて何もないんだよ。諦めるな。絶対いつか花が咲くから。信じろ! ヤングライオンを信じろ! 新日本プロレスを信じろ! 今日AEWから帰って来たけど、こんなヤングライオンなんてほかにいないよ。お前ら誇りだよ、お前らは未来だよ。お前らにはもっと未来がある。絶対に諦めるな」
▼村島&嘉藤「ハイ」
▼海野「今日の負けは忘れるなよ」
▼村島&嘉藤「ハイ」
▼嘉藤「翔太さん、ありがとうございました!」
▼海野「またよろしく」
▼嘉藤「よろしくお願いします」
※嘉藤&村島が先に引き上げると
▼海野「オイEVIL! 何がハンディキャップランバージャックマッチだよ、コノヤロー。勝手なこと言いやがって。“社長権限"か? 偽社長よ。好き勝手、好き放題やって、オイ何がしてえんだよ、お前ら。今すぐにでもジョン・モクスリーに連絡してやる。確認してやるよ。お前らがやる気だったら、とことんやってやる。モクスリーに聞いてやるから、待っとけコノヤロー」