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6/3【新日本】藤田が67秒殺でコナーズ連破 イーグルスとのジュニアタッグ挑戦決定的に

『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』東京・後楽園ホール(2024年6月3日)
○藤田晃生&ザック・セイバーJr.&ロビー・イーグルスvsドリラ・モロニー&外道&クラーク・コナーズ×

 藤田がスーパージュニア公式戦に続きわずか67秒でコナーズを連破。試合後にはギブアップまで奪い、IWGPジュニアタッグ王座挑戦が決定的となった。

 スーパージュニア公式戦でイーグルスがモロニー、藤田がコナーズをそれぞれ撃破。王者から直接勝利を挙げた2人はIWGPジュニアタッグ王座獲りにも意欲を見せた。そんな両チームが6人タッグマッチで激突した。

 王者組が先に仕掛けて奇襲。モロニーとイーグルスが場外乱闘を繰り広げる中、コナーズはショルダータックルでいきなり藤田を吹き飛ばし、高速パワースラムでぶん投げると、早くもスピアーへ。だが、避けた藤田は背後に回り込み、そのまま後方に回転してクルリ。まさかの速攻勝負でコナーズから再び勝利を手にした。

 わずか67秒で屈辱の敗戦を喫してブチ切れたコナーズは藤田を襲撃。だが、藤田は足を絡み取り、クロス式キャメルクラッチに持ち込むと、イーグルスがモロニーをロン・ミラー・スペシャルに捕獲する。ザックも外道にヒゲを引っ張り、アンクルホールドに捕らえ、3人同時にギブアップを奪ってみせた。

 してやったりのイーグルス&藤田はベルトも手にし、自分たちが王者だと言わんばかりに掲げてアピール。バックステージでも藤田が「今、タッグでやって負けるは、一切ないぞ! なあ、必ず勝つ。その気持ちもあるけど、自信がある。タッグで俺とロビーさんが獲る!」と予告すると、イーグルスも「お前たちが望む場所と日時でいいぜ! その王座を賭けて闘うぞ。俺たちにはその権利がある!」と迫った。

 一方、敗れたコナーズは「俺は自分の言ったことは守る男でもあるんだ。まさにこの場所で前回、俺は約束した。大きな約束だ。このベルトに挑戦したいなら、大物になりたかったなら、俺にピンフォール勝ちしてみろと、藤田に言った。そしてアイツは、俺にピンフォール勝ちしやがったんだ」とコメント。その言葉を聞いたモロニーは「この男はたったひとつの約束も破らない。俺たちは相手をボロボロにするが、約束をボロボロにすることはないんだ」と断言し、挑戦を受けて立つ構えを見せ、両チームによるタイトル戦実現が決定的となった。

【試合後のザック&イーグルス&藤田】

▼ザック「フジタ、今日一緒にレスリングしようぜ。G1の練習だ。タッチナイトだ!」

▼藤田「タッチナイト! ソーリー、俺はちょっと…」

▼ザック「(日本語で)ナンデ? ナンデ?」

▼藤田「いや、ちょっと…」

▼ザック「(日本語で)イイヨ、スバラシイ」

▼藤田「今、タッグでやって負けるは一切ないぞ! なぁ、必ず勝つ。その気持ちもあるけど、自信がある。タッグで俺とロビーさんが獲る。いつかわかんねえけど、次は俺とロビーさんがチャレンジして必ず獲る」

▼イーグルス「俺がここにいるイチバンスイートボーイの通訳をするよ。俺たちはもう一つの白いベルトに非常に興味を持っている。俺たちは一つしかないけど、WAR DOGS、お前らは二つ持ってるじゃないか。そしてお前たち、トリオの試合でそれぞれが負けるとはどういうことだ? クラーク、イチバンスイートボーイに綺麗なピンフォールを食らったな! お前、確か言ってたよな? こいつ(藤田)がお前を下すのであれば、俺たちに王座挑戦を与えると。もしこれが市場であれば俺は丁寧に『まだ権利は残っていますか?』と聞くだろうが、まだその権利が残っているのを俺は知っているし、俺は優れたバイヤーだ! 俺たちTMDKが…イチバンスイートボーイズ(の株)を買い付けて、ドリラ・モロニーとクラーク・コナーズを下す! お前たちが望む場所と日時でいいぜ! でもその王座を賭けて闘うぞ。俺たちにはその権利がある!」

▼ザック「取引成立、取引成立だ!」

▼イーグルス「いい英語だったな!」

▼藤田「ありがとう!」

▼ザック「おい、レスリングしなかったじゃないか! (日本語で)1分だけレスリングしてくれよ」


【試合後のコナーズ&モロニー】

▼コナーズ「この業界で俺は自由人として振る舞ったり、リッチになったりできるし、デカブツの自慢もできるが、それと同時に俺は自分の言ったことは守る男でもあるんだ。まさにこの場所で前回、俺は約束をした。大きな約束だ。このベルトに挑戦したいなら、大物になりたかったら俺にピンフォール勝ちしてみろとフジタに言った。(モロニーを見て)悪かったな。(モロニーは首を横に振る)そしてあいつは俺にピンフォール勝ちしやがったんだ」

▼モロニー「本物の男のすることをあいつらに見せる時だぜ。この男はたったひとつの約束も破らない。俺たちは相手をボロボロにするが、約束をボロボロにすることはないんだ。そしてまぐれ勝ちしたロビーめ。俺は、俺たちはセンパイが正しく痛めつけられることを祈ってるよ。スナイパー・オブ・ザ・スカイは、すぐにワイパー・オブ・アイになるんだ!」

▼コナーズ「そういうことだ。クラーク・コナーズとドリラ・モロニー、俺たちはWAR DOGSで、あいつはMY DOGS FOR REAL!」

※外道はノーコメント

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