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6/4【DRAGONGATE】ミノリータが10ヵ月ぶり復帰戦で勝利飾れず ブレイブ王者・豹が翌日防衛戦に弾み

『RAINBOW GATE 2024』東京・後楽園ホール(2024年6月4日)
ミノリータ復帰戦 ○豹&JACKY KAMEIvs箕浦康太&ミノリータ×

 ミノリータが10ヵ月ぶりに復帰したものの勝利を飾れず、ブレイブゲート王者・豹に敗北。豹は翌日に控えるフラミータとの防衛戦に弾みを付けた。

 右ヒザを負傷し、昨年の8月から長期欠場を続けてきたミノリータは、5・9後楽園大会で復帰を宣言。熱望したギアニー・ヴァレッタとの一騎打ちは持ち越しになったが、箕浦とのGOLD CLASSコンビで、BIG HUGの豹&KAMEIと対戦した。

 ミノリータは体を一回り大きくし、髪を銀色に染めて登場。大歓声に迎えられる。のっけから欠場前と変わらぬスピードを発揮。KAMEIとハイスピードのロープワークで競り合うと、「追いかけっこやるぞ!」と宣言する。あとを追ってくるKAMEIを翻ろうし、コルバタを決めると、箕浦が加勢。箕浦のカニバサミからミノリータはKAMEIの背中を踏みつけると、顔面に低空ドロップキックをぶち込んだ。

 しかし、明日(5日)の後楽園大会でフラミータとのV7戦を控える豹が登場すると、状況は一変。ミノリータを変型コブラツイストで絞め上げて動きを封じると、KAMEIも得意の逆水平で何度も快音を鳴らした。

 粘るミノリータは豹に抱え上げられたのを利用し、コルバタを繰り出してピンチを脱す。あとを受けた箕浦はパワーを活かしてBIG HUGコンビを圧倒。すかさずミノリータはセカンドロープを踏み台にしての変型トルニージョを敢行して場内を沸かせた。

 箕浦が作った流れに乗り、さらにミノリータは躍動。KAMEIにフットスタンプを落とすと、返す刀で豹には旋回式飛びつきコンプリートショット、ぶっこ抜きジャーマンを連続して繰り出して追い詰めた。だが、ミノリータニックは不発。前宙を連発して翻ろうした豹はスタナーから流れるようにサムソンドライバーをズバリ。ミノリータは3カウントを聞くしかなかった。

 10ヵ月ぶりとは思えぬ動きを披露したミノリータだったが、豹が寄せつけずに返り討ち。結果的に豹が防衛戦に向けて弾みを付ける形に。KAMEIにも蹴り飛ばされ、悔しさをあらわにしたミノリータだった。

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