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7/1【GLEAT】飯伏が関本とのエキシビションで復調ぶりアピール GLEAT再登場を示唆

『GLEAT Ver.12』TOKYO DOME CITY HALL(2024年7月1日)
エキシビションマッチ 飯伏幸太vs関本大介

 飯伏が半年ぶりのリングで5分間のエキシビションマッチに挑戦。関本と激しくやり合い、復調ぶりをアピールすると、GLEAT再登場を示唆した。

 飯伏はNOAH1・2有明アリーナ大会で丸藤正道と対戦。勝利を飾ったものの、試合後に救急搬送され、右脛腓靱帯断裂を伴った右足関節外側靭帯群の複合損傷と診断された。その後は療養生活を余儀なくされたが、GLEAT3周年記念大会に参戦。半年ぶりにリングに上がり、自身のデビュー20周年記念日にエキシビションマッチに出場した。

 大声援に迎えられた飯伏はマットの感触を確かめるようにリングイン。Xとされていた対戦相手は大日本プロレスの関本に。入場テーマ曲が流れた瞬間、場内はドッと沸いた。

 マットに手を付いて低く構えた飯伏はゴングと同時に突進してフロントハイキックを浴びせると、関本とエルボー合戦で火花。強烈な逆水平を連続して食らうとよろめくが、カウンターのミドルキックを土手っ腹に叩き込むと、なおもミドルキックを連発していく。

 関本は強引にサイドバスターを仕掛けると、猛攻を開始。コーナーでこれでもかと逆水平を連発する。胸板を真っ赤に腫らした飯伏だったが、カウンターのドロップキックを華麗に放つと、掌底の連打からミドルキック、ソバットを浴びせ、その場飛びムーンサルトプレスも投下し、「飯伏」コールを巻き起こした。

 さらに、コーナーからダイビングボディプレスを落とすと、残り2分とコールされた直後にラリアットで突進。譲らない関本もカウンターのラリアットを合わせて相打ちに。関本は飛びヒザ蹴り、ショートレンジラリアットから逆エビ固めに持ち込んだ。耐え抜いた飯伏はジャーマンスープレックスホールドで投げられても意地のキックアウト。逆にランニングニーからカミゴェの構えに。一旦は防がれたものの、後頭部、そして正面からカミゴェを連打。3カウントを迫るが、フォールした瞬間、試合終了のゴングが鳴った。

 まだまだ完調とは言えないが、それでも正月の試合に比べると明らかに動きはよく、何度も場内を沸かし、復活に向けて大きな一歩を踏み出した飯伏。関本が手を掲げて健闘を称えると、飯伏も客席に向けて深々と頭を下げ、GLEAT再登場をジェスチャーでアピールした。

 半年ぶりのリング登場を終えた飯伏は開口一番、「単純な感想を言っていいですか? 関本、やりすぎでしょう」と話したそれでも真っ赤に染まった胸を見やりながら「でも5分の試合でここまで満足できたんじゃないですか。たった5分、たった5分じゃないですよ。この5分も大切な5分だから。エキシビションも試合も関係ないから」と充実感をあらわ。「関本大介25周年おめでとうございます! 僕も25年頑張りますので、また帰ってきます」と先輩を祝福しつつ本格復帰を誓っていた。

【飯伏の話】「単純な感想を言っていいですか? 関本、やりすぎでしょう。やりすぎでしょう。エキシビションだから。エキシビションだから。確かに僕、100%でやるって言ったけど、やりすぎでしょう。でも5分の試合でここまで満足できたんじゃないですか。たった5分、たった5分じゃないですよ。この5分も大切な5分だから。エキシビションも試合も関係ないから。っていうかさ、ホントありがとうございます。そしておめでとうございます。関本大介25周年おめでとうございます! 僕も25年頑張りますので、また帰ってきます」

【関本の話】「ありがとうございました。ウェルカムバック飯伏幸太ですね。今日は本当に飯伏幸太の復帰戦の相手に選ばれて非常に幸せでした。今日のこの熱を我がホーム、やっぱ大日本プロレスに持ち帰りたい。GLEAT熱いね、お客さんも熱いし、選手も熱いし、なんだかんだ言って飯伏幸太が一番熱かったですね。とにかくこの熱を大日本に持ち帰って、大日本プロレスもっと盛り上げていきますよ。これから大日本プロレス楽しみにしといてください」

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