プロレス/格闘技DX

　7・21後楽園大会でシングル対決する中之上靖文、児玉裕輔が18日、都内・WRESTLE-1事務所で会見。「WRESTLE-1の厳しさを教えたい」と中之上が生え抜きの意地をのぞかせれば、児玉は「児玉裕輔史上最高の児玉裕輔」を予告。ともにこの一戦を制して上位進出の足がかりとする構えをみせた。
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　7月1日付で元WNC勢が入団し、W-1の若手闘争は激化しつつある。先の7月ツアーでは全4大会で中之上と児玉がタッグ対決。2勝2敗のイーブンで、両者の間で勝敗つかず。7・21後楽園大会で一騎打ちが組まれた。

　7・6両国大会でW-1所属としての初陣に登場し、7月ツアーにも参戦。児玉は「試合、練習、巡業…プロレスラーの一番大事な部分を得られたといいますか、一日一日、本当に成長できた」と充実感を味わっている。「毎日ガンガンバチバチいかせて頂いてまして、ツアーを進めることに熱くなってきているので、後楽園ではその熱さが爆発すると思います」と中之上との戦いも同様で、「今度の後楽園ホールでは児玉裕輔史上最高の児玉裕輔がみせられると思います」と予告した。

　対する中之上は元WNC勢の入団にあまりいい感情を抱いていない。「来る分には構わないことですけど、練習生はイチから入門テスト受けて入ってきてるワケで。いきなり入っくると(練習生にとっても)先輩になる」と考え、入門テストから段階を踏むべきと主張。「練習生たちの分も、倒して見せ付けるというか。練習生に背中をみせていかないといけない」と生え抜きの意地をあらわに誓い、「後楽園ではWRESTLE-1の厳しさを教えたい」と児玉の壁となる構えをみせた。

　「ここで勝ってもっと上の選手とやりたい」(中之上)、「まず後楽園で勝って、どんどん上に行きたい」(児玉) そう口を揃えた両者は、この一戦を制して上位進出の足がかりを作るつもりだ。

【児玉、中之上のコメント】

――一騎打ちに向けて?

▼児玉「先日ツアーに初めて参加させていただきました。巡業、練習、試合…と刺激的な毎日です。なので今度の後楽園ホールでは児玉裕輔史上最高の児玉裕輔がみせられると思います」

▼中之上「7月から何人かWRESTLE-1に入ってきましたけど、WRESTLE-1を誰でも上がれる簡単なリングにはしたくない。後楽園ではWRESTLE-1の厳しさを教えたいと思っています」

――ツアーに参加して変化した部分は?

▼児玉「試合、練習、巡業…プロレスラーの一番大事な部分を得られたといいますか、一日一日、本当に成長できたなと思います」

――互いの印象とこの先に何を見据える??

▼児玉「ツアー4戦で“中之上パイセン"とは、毎日バチバチやらせていただいたんですが、『甘く見るんじゃねえぞ!』という気持ちを感じた。毎日ガンガンバチバチいかせて頂いてまして、ツアーを進めることに熱くなってきているので、後楽園ではその熱さが爆発すると思います。まず後楽園で勝って、どんどん上に行きたいと思います」

▼中之上「ツアーではタッグマッチだったので、今度は邪魔者なしでできる。結果を楽しみにしています。僕はここで勝ってもっと上の選手とやりたい」

――WNC勢の入団を歓迎していない?

▼中之上「来る分には構わないことですけど、練習生はイチから入門テスト受けて入ってきてるワケで。いきなり入ってくると(練習生にとっても)先輩になると思うんで。練習生たちの分も、倒して見せ付けるというか。練習生に背中をみせていかないといけないと思うので」