プロレス/格闘技DX

　12・22後楽園大会でWRESTLE-1タッグ王座2度目の防衛戦を控えるカズ・ハヤシが12日、都内・WRESTLE-1事務所で会見。河野真幸から指摘されたパートナー・近藤修司との不仲説を否定した。
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　カズ&近藤のチーム246は年内最終興行となる12・22後楽園大会でデスペラード・河野真幸&TAJIRIを迎え撃ってのV2戦を控える。王者としての越年がかかるタイトルマッチを前に、挑戦者組の河野はW-1本隊内にいるという「デスペラードの情報屋」からの有力情報としてカズと近藤の不仲説を展開。タイトルマッチ前の空中分解すら予言してきた。

　これを受けてこの日、カズが会見し、真っ向から反論した。「確かに元をただせば僕とコンちゃんは闘い合ってきた者同士なんですけど、その闘いを通じて、プロレス観というところからタッグを組み始めたので、そんな簡単に崩れるものでは無い」と二人にしかわからない絆を強調。空中分解も「それは絶対に無い」と断言してみせた。

　当初、この日は近藤も同席するはずだったが、所用により欠席。まるで河野発言を裏づけるような状況となったが、カズは「今日ここに来たらたまたまこういう感じで。色々コンちゃんも忙しいんじゃないですか?」と全く意に介さず。河野発言を陽動作戦と判断し、「自分たちの中に危ない所があるからでしょ? TAJIRIと河野がくっ付いている時点で何か違和感が二人にあるんだよ、きっと」と逆にデスペラードコンビの関係に疑問符をつけていた。(※写真、情報提供:WRESTLE-1)

【会見におけるカズ】
▼カズ「今日は僕一人の会見になります。コンちゃん(近藤修司)はちょっと所用で来れないということなので。今日のこの場で何が言いたいかというと、“DESPERADO"の発言によって『246分裂か!?』とか言われたりしているので、それは絶対に無いなと。確かに元をただせば僕とコンちゃんは闘い合ってきた者同士なんですけど、その闘いを通じて、プロレス観というところからタッグを組み始めたので、そんな簡単に崩れるものでは無いと。それを言いたいです。ぶっちゃけ“DESPERADO"の方がヤバいだろうなって。TAJIRIと河野(真幸)が上手くやっていけるのかどうかっていうのも分からないですしね。その二人には闘いから通じ合ったものとか無いだろうし。まぁ、俺たちの心配をするよりも自分たちの心配をしなさいと。今日はWRESTLE-1のチャンピオンのまま年を越したいという宣言をしたいと思います」

――近藤選手は所用ということだが、河野のコメントもあって昨日の今日なので色々勘ぐってしまうが?

▼カズ「知らないですよ! だって“246"の会見があるって言われて来たら、(近藤は)来れないって話で(笑)。だって『明日会見があるから待ち合わせしようね』なんていちいちやらないですよ(笑)。だから今日ここに来たらたまたまこういう感じで。色々コンちゃんも忙しいんじゃないですか?」

――ここに来てから近藤が来れないことを聞いて連絡は取らなかった?

▼カズ「取らないよ(笑)。忙しいんでしょ、きっと(笑)。何か怪しい感じ?(笑) 昨日の今日だから来れないですよ。たまたまですよ(笑)。そうやって“DESPERADO"に入れ知恵されてるんじゃないの?(笑)」

――今度の日曜日(14日・新潟大会)の試合も全く問題無し?

▼カズ「大丈夫、大丈夫。もちろん!」

――では“DESPERADO"がああいうコメントを出したのは“246"に対しての陽動作戦?

▼カズ「自分たちの中に危ない所があるからでしょ? TAJIRIと河野がくっ付いている時点で何か違和感が二人にあるんだよ、きっと」