プロレス/格闘技DX

　1・3後楽園大会でGAORA TVチャンピオンシップが決まった王者・中島洋平、挑戦者・野村直矢が17日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。これがタイトル初挑戦となる野村は強気一辺倒で「中島さん…いや中島! あいつ俺より絶対弱ぇ」と豪語し、「獲れる自信というのは確固たるものなので、絶対獲ってGAORAの価値を上げたい」と誓ってみせた。
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　今秋からGAORA王座挑戦をアピールし続けてきた野村が1・3後楽園大会での初挑戦を決めた。12・6大阪大会でEvolution入りを果たした野村は、天然発言もご愛嬌。12・15後楽園大会では金髪に大変身し、進化への第一歩を踏み出した。

　そして年明け早々、タイトル初挑戦のチャンスをつかんだ。この日、発表会見に臨んだ。王者・中島を横目に野村は強気一辺倒。「自分はGAORAに挑戦したいということをずっと言ってきました。チャンスをいただけたということで、必ずモノにしたい。そう思っています」と誓うと、「今のチャンピオンである中島さん…いや中島! あいつ俺より絶対弱ぇと思ってます」と豪語した。

　確かに最近の野村は殻を破りつつある予感を感じさせる。リング上での戦いぶりも自信が垣間見え、「体格、若さ、勢い、練習量、全て自分の方が上回ってる」と断言。「獲れる自信というのは確固たるものなので、絶対獲ってGAORAの価値を上げたい。今GAORAの価値が下がってるんで自分が上げていきたい。そういう気持ちです」と強気に言ってのけた。

　これには中島も「ここ数ヶ月、最強タッグもそうですけど結果を残してますし、成長してる」と認める部分はある。それでも会見中は目を背ける野村の姿に、「ヤンキー漫画に影響されて髪を染めてみたけど、おとなしい野村君がまだまだ捨て切れていない」と分析。野村返り討ちに自信をのぞかせつつ、「僕の心境としてはいつでも挑戦者を迎え撃つ覚悟、準備はいつでもあるんで、2016年はどんどん防衛戦を重ねていきたい」と防衛ロードに積極姿勢をみせていた。