【全日本】会見における宮原、秋山の詳細コメント 2016/7/11
11日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した宮原健斗、秋山準の詳細コメントは以下の通り。 【会見における宮原、秋山】 ▼秋山「今日はお暑い中、ありがとうございます。チャンピオン・カーニバルで勝ってるとはいえ、三冠戦はまた違った雰囲気があるので、そのデータも心の片隅には置いておきますけど、まっさらな気持ちで三冠チャンピオン・宮原健斗に挑んでいきたいと思います」 ▼宮原「7月23日、博多で三冠戦まであと約2週間。気持ちを抑えるのに必死で今ここまでたどり着きました。14日の後楽園から前哨戦がいきなり組まれています。一つ楽しみにしてるのが、お客さんがどっちの時代を応援するのか。その声援を僕は後楽園で後押しを受けて23日の博多に行こうと思ってますので、14日から勝負はスタートです」 ――カーニバル公式戦、先シリーズの前哨戦で敗れている相手とのタイトルマッチにどんな進境? ▼宮原「いい意味で6月北海道ツアーを終えて、この会見までに負けを切り替えられて、23日に気持ちが向いてるかなというのはありますね。ただ、北海道の前哨戦で負けた感触はまだ残ってるんで、14日から始まる前哨戦、23日に向けての前哨戦で感触をこっちの流れに持っていきたいなというのはあります」 ――秋山選手は全日本に上がるきっかけになった存在だが、意義のあるタイトルマッチになるのでは? ▼宮原「特別な思いとかそういうものを今は言うつもりないですし、それは23日の試合後、どういう気持ちなのかわからないし、今は対戦相手の一人。そういう気持ちです」 ――カーニバル、前哨戦と勝利が続いているが? ▼秋山「今までの経験を考えても、三冠のチャンピオンシップって違う雰囲気もありますしね。そこはあまり。逆にそれを頭の中に入れすぎると絶対よくないと思うんで。僕もそういう経験してるんですよ。これはいけると挑んだ三冠戦で三沢(光晴)さんの前で全く動けなくなったこともある。その時と今の僕はキャリアも何もかも全く違うんで同じとは思わないけど、そういうのを入れすぎるとよくないのはわかってる。一切入れずにイチチャレンジャーとして今持ってるものを出せるものは全部出したいと思ってます」 ――最近、若い選手との対戦が続いている中で若返っている感もあるが? ▼秋山「それはわからない。若返ってるかどうかわからないけど、そういう選手とやるとカッカさせてもらえるし、そういうものって大きいと思うんでね。普通に試合してるんじゃなくて、そこに喜怒哀楽が加わってくるんで。そういう意味で体を動かせてもらってるのかもしれない」 ――今まで多くの三冠戦を経験してきた中で、過去の王者との比較も含めて三冠チャンピオン・宮原選手の評価は? ▼秋山「割と今までは自分よりも上の選手で、下の選手とやるのはなかなかなかったですけど、それが時代の移り変わりなんでしょうし、自分自身、実際問題、選手という立場じゃなかったら新しい宮原中心にジェイク、野村、青柳、この若い世代がどんどん中心にいってくれてるのはありがたい。今回はイチレスラーとしての欲、自分を応援してくれるファンのみんなのため、それのみで宮原の前に立ちたいと思ってる。そこは社長うんぬん関係なしに選手の欲望だけで立ちたいと思うんで、そこは今までと違うんじゃないかなと思います」 ――ベルトを巻いてから宮原の進化、成長を感じている? ▼秋山「ベルトを巻く前に、何か本人がつかんだものがあるんだなと思ってから、ベルトを手にしてからますます動きも何もかも違ってると思います。それでリング上に行った時に『いいチャンピオンになったな』と。それは別に俺がどうのこうの言うよりも周りの皆さんが感じてくれてると思う。いつもは後輩が先輩を踏み台にしてと言うけど、今回は俺が宮原を踏み台にして、もう一度ベルトを巻きたい。なかなか後輩を踏み台にすることはないけど、ここまでおいしく育ってくれてるんで、彼を踏み台にしてもう一度ベルトを巻きたいと思います」 ――時代の逆行はさせられない? ▼宮原「全日本プロレスのお客様がみたことのない風景とか景色とかっていうのは僕が作るしかない。そういうのを思いながらリングに立ってるし、行動してるし、宿命を背負ってる。その思いが防衛を重ねるごとに進化していってるなというのは自分でも感じてるし、その進化を表現者として表に出す。そういうこともやってるつもりだし。全日本プロレスを見てる人たち、昨年12月末に『新しい道を進む』と言ってから、まだまだ半ばというか、まだスタートしたばかりなんで、そういうものをお客さんと一緒に道、その先頭に立ちたい。そういう気持ちで今回防衛したいですね。見えない未来は俺が作るしかないと思ってるんで。そこは過去どうこうっていうものは参考にならないし、僕の感性でやるしかないと思ってるし、そういうものを背負ってます」 ――逆に秋山選手を踏み台にすると? ▼宮原「踏み台という言葉はどうなのかわからないけど、とにかくこの道を今は止まるわけにいかない。そういう気持ちですかね」 ――地元・博多での三冠戦になるが? ▼宮原「僕あんまり地元だからどうこうというのは、いつもリングに上がる時はどんな試合だろうが気持ちは一緒でいるつもりでいますし。博多の地で全日本が来るのが1年半ぶりで、今どんな全日本プロレスになってるのかお客さんも気になってるところがある思うんで、そこは僕にとっても博多のお客さんにみせるチャンス、そういう貪欲さはありますね」 ――宮原選手の地元での挑戦となるが? ▼秋山「そういうのもあるし、久しぶりに西の聖地といわれてるとこで三冠ができるのもある。チャンピオンに大声援が来るように僕は攻め込まないといけないですね。そういうのは得意なんでね。ガムシャラに攻めたいと思います」 ――秋山選手が三冠王座に返り咲いた時、全日本にどんな変化が起きる? あるいはどんな変化を起こしたい? ▼秋山「はっきりいってこれは時代に逆行してる感じなんで。じゃあ若い奴らはどうするんだと。自分自身でも、俺がなったから、じゃあオッサンばかりで試合するのかと言ったらそんなこと一切思ってないし、その時にどういう人間がどういう動きになるか楽しみでもあるし。自分自身では俺がなろうがなるまいが時代を逆行させるつもりはないですね。確かに俺がなったら見慣れた景色なのかもわからないけど、また違う俺も出てくるだろうし、そこは自分でもわからない。ただ時代を逆行するつもりはない」
11日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した宮原健斗、秋山準の詳細コメントは以下の通り。
【会見における宮原、秋山】
▼秋山「今日はお暑い中、ありがとうございます。チャンピオン・カーニバルで勝ってるとはいえ、三冠戦はまた違った雰囲気があるので、そのデータも心の片隅には置いておきますけど、まっさらな気持ちで三冠チャンピオン・宮原健斗に挑んでいきたいと思います」
▼宮原「7月23日、博多で三冠戦まであと約2週間。気持ちを抑えるのに必死で今ここまでたどり着きました。14日の後楽園から前哨戦がいきなり組まれています。一つ楽しみにしてるのが、お客さんがどっちの時代を応援するのか。その声援を僕は後楽園で後押しを受けて23日の博多に行こうと思ってますので、14日から勝負はスタートです」
――カーニバル公式戦、先シリーズの前哨戦で敗れている相手とのタイトルマッチにどんな進境?
▼宮原「いい意味で6月北海道ツアーを終えて、この会見までに負けを切り替えられて、23日に気持ちが向いてるかなというのはありますね。ただ、北海道の前哨戦で負けた感触はまだ残ってるんで、14日から始まる前哨戦、23日に向けての前哨戦で感触をこっちの流れに持っていきたいなというのはあります」
――秋山選手は全日本に上がるきっかけになった存在だが、意義のあるタイトルマッチになるのでは?
▼宮原「特別な思いとかそういうものを今は言うつもりないですし、それは23日の試合後、どういう気持ちなのかわからないし、今は対戦相手の一人。そういう気持ちです」
――カーニバル、前哨戦と勝利が続いているが?
▼秋山「今までの経験を考えても、三冠のチャンピオンシップって違う雰囲気もありますしね。そこはあまり。逆にそれを頭の中に入れすぎると絶対よくないと思うんで。僕もそういう経験してるんですよ。これはいけると挑んだ三冠戦で三沢(光晴)さんの前で全く動けなくなったこともある。その時と今の僕はキャリアも何もかも全く違うんで同じとは思わないけど、そういうのを入れすぎるとよくないのはわかってる。一切入れずにイチチャレンジャーとして今持ってるものを出せるものは全部出したいと思ってます」
――最近、若い選手との対戦が続いている中で若返っている感もあるが?
▼秋山「それはわからない。若返ってるかどうかわからないけど、そういう選手とやるとカッカさせてもらえるし、そういうものって大きいと思うんでね。普通に試合してるんじゃなくて、そこに喜怒哀楽が加わってくるんで。そういう意味で体を動かせてもらってるのかもしれない」
――今まで多くの三冠戦を経験してきた中で、過去の王者との比較も含めて三冠チャンピオン・宮原選手の評価は?
▼秋山「割と今までは自分よりも上の選手で、下の選手とやるのはなかなかなかったですけど、それが時代の移り変わりなんでしょうし、自分自身、実際問題、選手という立場じゃなかったら新しい宮原中心にジェイク、野村、青柳、この若い世代がどんどん中心にいってくれてるのはありがたい。今回はイチレスラーとしての欲、自分を応援してくれるファンのみんなのため、それのみで宮原の前に立ちたいと思ってる。そこは社長うんぬん関係なしに選手の欲望だけで立ちたいと思うんで、そこは今までと違うんじゃないかなと思います」
――ベルトを巻いてから宮原の進化、成長を感じている?
▼秋山「ベルトを巻く前に、何か本人がつかんだものがあるんだなと思ってから、ベルトを手にしてからますます動きも何もかも違ってると思います。それでリング上に行った時に『いいチャンピオンになったな』と。それは別に俺がどうのこうの言うよりも周りの皆さんが感じてくれてると思う。いつもは後輩が先輩を踏み台にしてと言うけど、今回は俺が宮原を踏み台にして、もう一度ベルトを巻きたい。なかなか後輩を踏み台にすることはないけど、ここまでおいしく育ってくれてるんで、彼を踏み台にしてもう一度ベルトを巻きたいと思います」
――時代の逆行はさせられない?
▼宮原「全日本プロレスのお客様がみたことのない風景とか景色とかっていうのは僕が作るしかない。そういうのを思いながらリングに立ってるし、行動してるし、宿命を背負ってる。その思いが防衛を重ねるごとに進化していってるなというのは自分でも感じてるし、その進化を表現者として表に出す。そういうこともやってるつもりだし。全日本プロレスを見てる人たち、昨年12月末に『新しい道を進む』と言ってから、まだまだ半ばというか、まだスタートしたばかりなんで、そういうものをお客さんと一緒に道、その先頭に立ちたい。そういう気持ちで今回防衛したいですね。見えない未来は俺が作るしかないと思ってるんで。そこは過去どうこうっていうものは参考にならないし、僕の感性でやるしかないと思ってるし、そういうものを背負ってます」
――逆に秋山選手を踏み台にすると?
▼宮原「踏み台という言葉はどうなのかわからないけど、とにかくこの道を今は止まるわけにいかない。そういう気持ちですかね」
――地元・博多での三冠戦になるが?
▼宮原「僕あんまり地元だからどうこうというのは、いつもリングに上がる時はどんな試合だろうが気持ちは一緒でいるつもりでいますし。博多の地で全日本が来るのが1年半ぶりで、今どんな全日本プロレスになってるのかお客さんも気になってるところがある思うんで、そこは僕にとっても博多のお客さんにみせるチャンス、そういう貪欲さはありますね」
――宮原選手の地元での挑戦となるが?
▼秋山「そういうのもあるし、久しぶりに西の聖地といわれてるとこで三冠ができるのもある。チャンピオンに大声援が来るように僕は攻め込まないといけないですね。そういうのは得意なんでね。ガムシャラに攻めたいと思います」
――秋山選手が三冠王座に返り咲いた時、全日本にどんな変化が起きる? あるいはどんな変化を起こしたい?
▼秋山「はっきりいってこれは時代に逆行してる感じなんで。じゃあ若い奴らはどうするんだと。自分自身でも、俺がなったから、じゃあオッサンばかりで試合するのかと言ったらそんなこと一切思ってないし、その時にどういう人間がどういう動きになるか楽しみでもあるし。自分自身では俺がなろうがなるまいが時代を逆行させるつもりはないですね。確かに俺がなったら見慣れた景色なのかもわからないけど、また違う俺も出てくるだろうし、そこは自分でもわからない。ただ時代を逆行するつもりはない」