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7/13【新日本】公開練習における天山、小島の詳細コメント

 13日、東京・世田谷区野毛の新日本道場で練習を公開した天山広吉、小島聡の詳細コメントは以下の通り。

【公開練習前の天山、小島】
▼天山「今回のG1 CLIMAX、当初の予定では自分の名前が出場メンバーに入っていませんでした。自分自身、今年ももちろんG1に出るつもりでいたんですけど、最初はどうしたんだっていうか自分自身、何で入ってないんだって気持ちでいっぱいだったんですけど、我慢できずにどうしても出たい気持ちが強くて、再三のアピールっていうかG1に出たいって気持ちをアピールしたんですけど、それに最終的に応えてくれたのがパートナーのコジ。自分の気持ちを受け止めてくれて、自分のためにG1出場権を譲ってくれるという形になりました。凄く複雑な気持ちで、うれしい反面、それでいいのかなという気持ちもありますけど、コジが気持ちに応えてくれて今回G1に出場することができまして、気持ちを切り替えて、自分のためにもコジのためにもしっかり戦いたいと思ってます。今回G1前に公開練習させていただきたいと思います。自分の気持ち的にも今回、自分の練習のパートナーとして、彼しかいないと思って呼んでます」

▼小島「はい、よろしくお願いします。今回いろんな経緯があって、こういうことになって、私も一緒に戦うつもりでいます。こういう練習も私にも参加する権利というか、それはあると思ってるので、一緒にやらせてもらいたいと思います」

【公開練習後の天山、小島】
▼天山「コジ、ホンマにスマン」

▼小島「それはリング上で答えを出して下さい。誰にも謝る必要ない。俺にだって、ファンの人にだって、誰にも謝らなくていい。その代わり天山広吉というプロレスラーを必ずリング上で全てさらけ出して、とにかく精一杯燃えてください」

▼天山「ありがとう! ホンマにありがとう! コジの分までガッチリしっかりやるよ!」

▼小島「以上です。私はこれで。あとはこれまで天山が築いてきたものを全てリング上で見せてくれることを必ず確信してます。私がきっかけを作ったのは確かだけど、それを受けたのは天山です。私は譲渡のきっかけを作っただけで、それを受け入れて、やると言ったのは天山です。その気持ちは絶対に天山にしかわからないし、他の人がとやかく言うことじゃない。誰にも何も言わせないし、言うことじゃないし、天山が今回決めたこと。これだけの覚悟をもってやらなきゃいけないのは天山が一番よくわかってる。譲った人より譲られた天山の方が絶対に今回いろんな思いを背負って戦ってくれると思う。私はそれを一緒に見届けたいと思います。ありがとうございました(と道場から去る)」

▼天山「正直、今コジが言った通り、自分のために…ホントに俺が逆の立場やったらふざけんなって思うぐらいのところをああいうふうに俺のためにって気持ちで返してくれるというのは凄くうれしい反面、凄いプレッシャーです。このチャンスを、コジがくれた最後のチャンスを活かすも殺すも俺次第やと思ってるし、ここで奮起してG1 CLIMAX、一戦一戦しっかり戦って、俺のためにもコジのためにもね。コジを応援してくれるファンが一番、残念な思いしてると思うし、それもひっくるめて全ての人の期待に応えられるようにしっかり返したいなと。コジが自分のために思ってくれて、凄くやらなきゃいけない気持ちがありますよ。最後ラリアット食らって、凄くきつかったけど、コジの気持ちがこもった技の一つ一つがね。こんなので倒れるなって叱咤激励じゃないけど、身に染みてわかりました。やっぱり何だかんだいってテンコジの、俺たちの絆の深さじゃないけど、コジと今までやってきてホントによかったって改めて思うし、その期待に応えられるようにG1 CLIMAX戦いたいと思います。今はホントにやる気満々、体力も戻ってきてるし、今年ホントに逃したら、それこそ来年って話なんで、今年は自分にとってラストG1 CLIMAX、最後のG1やと思って、もう覚悟できてるんで、しっかりと最後のG1を戦いたいと思います」

――過酷なG1を乗り切れる体は作ってあると?

▼天山「今年に入ってからも意識してね。去年のG1で自分自身、初戦からつまずいた形になって、コンディション的にも長丁場のシリーズの中で何とか最後まで歯を食いしばって完走しないといけない。もちろん結果を出していかなきゃいけない。去年は毎日毎日きつい思いがあったんで、今年は絶対にG1に向けて自分自身、調整してきた。自分の体力的にもコンディションはいい感じで仕上がってきてるんで。自信がなかったら終わってただろうし、とにかく今年、かけてる思いがあるし、体も戻ってきてるんで、何も問題ないですね」

――21回目の最多出場となるが、どんな戦いをみせたい?

▼天山「Aブロックもかなりつわもの揃いなんで、去年なんかも初戦からつまずいたんで、初戦からフルスパートでいきたいと思ってる。相手もいろんな選手がいる中で、初戦からずっと調子よく行って、IWGPの現チャンピオンもいますしね。なかなか試合する機会もG1しかないし、その中で今の自分の全ての力をぶつける気持ちでIWGPチャンピオンと。ホントに一戦一戦負けられないというか勝ちたい。結果を出して、最後の最後にコジに優勝っていうものを。コジには優勝して帰って来いと言われたんで、誰が相手でもしっかりと勝ちたいと思いますね」

――「最後のG1」を決意したきっかけは?

▼天山「今回のG1にしても、無理やり出たような感じの流れなんで、もう出るか出れないかの話になってる。運よくコジに譲ってもらって出れるってなって、それこそ来年のことを考えず、今年が最後、そういう気持ちで。勘違いしないでほしいのは、これでやめるとかそういうことではないんで。自分の中では最後のG1。そういう位置づけで。ホントにコジには迷惑というかね。口で言い表せられないぐらい感謝してるし、これに応えないとそれこそ申し訳ないことになるし。やっぱりコジの気持ち、改めて受け取ってしっかりやらないといけない。こういう形で注目されるようになったんで、逆にその中でいい試合をして勝ち抜いていきたいなと。今まで20回以上出てきて、長かろうが短かろうがG1中は自分との戦いでもあるし、一番ケガだけはしたくないし。今のところ準備万端でしっかりいけると思うんで、よろしくお願いします」

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