【WRESTLE-1】会見における征矢、大森の詳細コメント 2016/9/20
20日、東京・大久保のWRESTLE-1事務所で会見した征矢学、大森隆男の詳細コメントは以下の通り。 【会見における征矢、大森】 ▼征矢「10月9日の後楽園ホールで復帰が決まりまして、私、征矢学、どうしても復帰戦は大森さんとシングルマッチでやりたいという気持ちを昨日、全日本プロレスさんの会場に行きまして、直接大森さんに気持ちを伝えたところ、その場では返事がもらえませんでしたが、今日こうしてちゃんとシングルマッチを組んでいただけたことを感謝してます」 ▼大森「昨日の全日本・後楽園大会で直接、会場に足を運んでもらって、彼の意向を聞きました。僕もいろいろ過去のことがあるんで即答はできなかったんですけど、一晩、昨日、試合が終わって帰っていろいろ考えまして、ここは過去のこと、いろいろありましたけど、全てを飲み込んだ上で彼の復帰戦の相手を務めてみたいというふうに自分で決断いたしました」 ――征矢選手、決まった今の気持ちは? ▼征矢「僕、今までのプロレス人生で藤波さんの団体もなんですけど、全日本プロレスさんもそうなんですけど、形としてはいい感じの円満退社というやり方はしてないんですよ、おそらく。そういう部分で向こうの皆様には本当に大変ご迷惑等いろいろかけたと思うんですけど、それでも今回は自分自身がどうしても復帰戦は大森さんと戦いたい。もともと全日本プロレスにいた時、ワイルドを組むにあたりまして、ワイルド・コントラ・ワイルド、そういう話から大森さんとはワイルドストリートファイヤーデスマッチ…デスマッチじゃないですね。ストリートマッチ。何でしたっけ? ストリートなんとか…シングルマッチ2回やってますので、3回目はもう一度、ワイルドを思い起こすためにもぜひとも自分にまた刺激を与えたい。そういう気持ちで戦いたいと思っています」 ――離れてから3年が経ち、別れたあとの征矢選手をどう思っていた? ▼大森「新聞、雑誌等、インターネット、サイト等では彼の行動、活躍は見てましたけどね。どう思ってたか…彼がやりたいことを体現してるんだろうなとは思ってましたけどね。僕は僕で全日本プロレスに残ってやっていかなきゃいけないこと、自分の進む道、戦っていくことをしていかなきゃいけないんで、それで精一杯でした」 ――離れてからの大森選手のワイルドぶりは? ▼征矢「そうですね。あまり自分のことでいっぱいいっぱいだったもんですから、大森さんのことは全く見ておらず、どういうふうに活動してきたのかかわからないんですけど、ただ髪の毛の色が変わったのかなという感じはあります。とにかくワイルドというものを追求していくとなると、大森さんもおそらく私が見ていなくても背中で語るみたいな、ワイルドの信念がありますので、三冠ベルトとか獲ったり、そういう活動はたぶんしてたんじゃないかなと思います」 ――昨日は「即答はできない」とのことだったが、決断にいたった理由は? ▼大森「2013年に彼が退団するまでの経緯だとか、退団する際に当たってのことだとか、いろいろ思い返してみて、『復帰する時にはGET WILDで』ってことは彼と話してたんですけど、それも果たせないままいなくなってしまったんでね。僕も胸中、複雑なものがあったし、ここで即答はできないっていうのはそういう部分ですよね。でもやっぱり全てを飲み込んで、あの時の続きって言い方はおかしいんですけど、果たせなかったものを今果たす、そういうめぐり合わせというか、チャンスにきてるんじゃないかなと。今回、彼が全日本のリングに足を運んでくれたことがきっかけとなったことなので、俺にとっては拒む理由もなかったし、全てを飲み込んでね、思い切って一歩前に俺の方から出てもいいんじゃないかなと。彼の行動から僕のそういう気持ちの変化というか、そういうのを起こしてもらったというふうには思いますけどね」 ――復帰戦で大森選手と戦う意義はどこにある? ▼征矢「今、欠場している状態というのは今回、初めてじゃないんですけど、2度目の欠場という部分で、どうしても欠場中というのはおそらく存在自体が薄れていくと思うんですよね。征矢学というレスラーの存在がどんどん地球上からなくなっていくような、そういうような状態になると思うんですよ。だから会場で試合しないとお客さんの思い入れが離れていく部分で不安だったりとか、それでも試合したいけどって気持ちがどんどん強くなる中で、もともと僕がプロレスを楽しんでやっていけるきっかけ、原点がワイルドだったので。ワイルドの原点をもう一度見つめ直したい。ワイルドとは何なのか。ワイルド5箇条、大森さん、何でしたっけ?」 ▼大森「女性に優しく、自分に厳しく」 ▼征矢「征矢に優しく。あとなんでしたっけ」 ▼大森「宵越しの銭は持つな、雨の日は遠出するな」 ▼征矢「雨の日に遠出していただいて…」 ▼大森「月に一度は散髪にいけ、遠くの親戚より近くの知人」 ▼征矢「近くの愛人じゃないんですか? 一つだけ大森さんに聞きたいんですけど、寝ずに考えたといったじゃないですか、私とのシングルマッチを。本当に寝ないで考えたんですか? ▼大森「寝ないで考えたよ。目は真っ赤です」 ▼征矢「お疲れ様です」 ▼大森「今、彼が話した、欠場している間、自分の存在がなくなるような不安な気持ち、同じレスラーとしてわかるんですよね。全日本プロレスが2013年に分裂してしまった時、彼がずっと欠場してた。その間、残された選手で何ができるかと。試合もやらなきゃいけない、自分たちのことだけで、自分のことだけで精一杯で、欠場してる彼のことまで僕は正直おもんばかってやれなかったですね。パートナーとしてそういう支えになれなかったっていう気持ちも同時に持ってるんですよ。なので今回、彼からの申し出は受ける必要があると自分で判断しました。これがワイルド5箇条の5箇条目だ」 ▼征矢「誰も覚えられないですよ。もう一回言えますか? 5箇条目のどこからどこまでが5箇条目ですか?」 ▼大森「最後の“だ"までだ」 ▼征矢「長いですね。それ今日一回言ったっきりで終わりますよ。大森さんのそういう、おそらく全日本さん、皆さんがたぶんいいと思ってないでしょうけど、大森さんが死ぬ気で僕とシングルマッチをやりたいという…」 ▼大森「わざと言うな!」 ▼征矢「それは僕が間違えました。でも大森さんが僕とやりたいのも、僕が大森さんとやりたいのもたぶん1+2=と2+1=と同じなんですよ」 ▼大森「今、同じ位置になったよ。俺もお前とやりてぇ」 ▼征矢「昨日は2+1かもしれないけど、今日は1+2。一緒でしょ」 ▼大森「1=1じゃねぇか、今は。元に戻ったんじゃないか」 ▼征矢「だから大森さんが僕とやりたいという言い方でも間違いない?」 ▼大森「今はね」 ▼征矢「今も昔も」 ▼大森「いや、昨日の時点では1=0だった」 ▼征矢「1=0ってどういうことですか?」 ▼大森「その話、長いの?」 ▼征矢「そろそろ終わりにしましょう」 ▼大森「これだけしゃべればノドも乾くだろう、なぁ。相変わらずベラベラよくしゃべるな。久しぶりに会ったと思ったら伸びたのはヒゲだけか、お前は」 ▼征矢「大森さん、外見で相手を判断するっていうのは全然ワイルドじゃないですよ」 ▼大森「外見で人を判断するとかいって、人のこと金髪だとか何とかいってんじゃん。おかしいだろ? 久しぶりに会って金髪になったぐらいですねって、人間的に全く変わってないみたいじゃないか、俺のこと」 ▼征矢「金髪って俺、言いましたっけ。ちょっとだけ伸びましたよね」 ▼大森「ヒゲと髪の毛の区別つかなかったですね。人間そこまでヒゲが伸びるものかと思うよ。ある程度ヒゲって止まるだろ、その長さって。ヒゲって伸びるんだな。ギネスブックに載ってるどっかの国の人みたいだけど(笑)、大丈夫ですか? 爪が異常に長い人とか…。お前、本当に後楽園覚悟しとけよ。ふざけやがって! こんなつもりで俺、今日会見来たんじゃないんだよ!(と退席)」 ▼征矢「また、そうやって得意の帰るやつですか? ちゃんと傘持って帰ってくださいよ。まったく…大森さん! 何やってんだ!?(と大森を追う)」
20日、東京・大久保のWRESTLE-1事務所で会見した征矢学、大森隆男の詳細コメントは以下の通り。
【会見における征矢、大森】
▼征矢「10月9日の後楽園ホールで復帰が決まりまして、私、征矢学、どうしても復帰戦は大森さんとシングルマッチでやりたいという気持ちを昨日、全日本プロレスさんの会場に行きまして、直接大森さんに気持ちを伝えたところ、その場では返事がもらえませんでしたが、今日こうしてちゃんとシングルマッチを組んでいただけたことを感謝してます」
▼大森「昨日の全日本・後楽園大会で直接、会場に足を運んでもらって、彼の意向を聞きました。僕もいろいろ過去のことがあるんで即答はできなかったんですけど、一晩、昨日、試合が終わって帰っていろいろ考えまして、ここは過去のこと、いろいろありましたけど、全てを飲み込んだ上で彼の復帰戦の相手を務めてみたいというふうに自分で決断いたしました」
――征矢選手、決まった今の気持ちは?
▼征矢「僕、今までのプロレス人生で藤波さんの団体もなんですけど、全日本プロレスさんもそうなんですけど、形としてはいい感じの円満退社というやり方はしてないんですよ、おそらく。そういう部分で向こうの皆様には本当に大変ご迷惑等いろいろかけたと思うんですけど、それでも今回は自分自身がどうしても復帰戦は大森さんと戦いたい。もともと全日本プロレスにいた時、ワイルドを組むにあたりまして、ワイルド・コントラ・ワイルド、そういう話から大森さんとはワイルドストリートファイヤーデスマッチ…デスマッチじゃないですね。ストリートマッチ。何でしたっけ? ストリートなんとか…シングルマッチ2回やってますので、3回目はもう一度、ワイルドを思い起こすためにもぜひとも自分にまた刺激を与えたい。そういう気持ちで戦いたいと思っています」
――離れてから3年が経ち、別れたあとの征矢選手をどう思っていた?
▼大森「新聞、雑誌等、インターネット、サイト等では彼の行動、活躍は見てましたけどね。どう思ってたか…彼がやりたいことを体現してるんだろうなとは思ってましたけどね。僕は僕で全日本プロレスに残ってやっていかなきゃいけないこと、自分の進む道、戦っていくことをしていかなきゃいけないんで、それで精一杯でした」
――離れてからの大森選手のワイルドぶりは?
▼征矢「そうですね。あまり自分のことでいっぱいいっぱいだったもんですから、大森さんのことは全く見ておらず、どういうふうに活動してきたのかかわからないんですけど、ただ髪の毛の色が変わったのかなという感じはあります。とにかくワイルドというものを追求していくとなると、大森さんもおそらく私が見ていなくても背中で語るみたいな、ワイルドの信念がありますので、三冠ベルトとか獲ったり、そういう活動はたぶんしてたんじゃないかなと思います」
――昨日は「即答はできない」とのことだったが、決断にいたった理由は?
▼大森「2013年に彼が退団するまでの経緯だとか、退団する際に当たってのことだとか、いろいろ思い返してみて、『復帰する時にはGET WILDで』ってことは彼と話してたんですけど、それも果たせないままいなくなってしまったんでね。僕も胸中、複雑なものがあったし、ここで即答はできないっていうのはそういう部分ですよね。でもやっぱり全てを飲み込んで、あの時の続きって言い方はおかしいんですけど、果たせなかったものを今果たす、そういうめぐり合わせというか、チャンスにきてるんじゃないかなと。今回、彼が全日本のリングに足を運んでくれたことがきっかけとなったことなので、俺にとっては拒む理由もなかったし、全てを飲み込んでね、思い切って一歩前に俺の方から出てもいいんじゃないかなと。彼の行動から僕のそういう気持ちの変化というか、そういうのを起こしてもらったというふうには思いますけどね」
――復帰戦で大森選手と戦う意義はどこにある?
▼征矢「今、欠場している状態というのは今回、初めてじゃないんですけど、2度目の欠場という部分で、どうしても欠場中というのはおそらく存在自体が薄れていくと思うんですよね。征矢学というレスラーの存在がどんどん地球上からなくなっていくような、そういうような状態になると思うんですよ。だから会場で試合しないとお客さんの思い入れが離れていく部分で不安だったりとか、それでも試合したいけどって気持ちがどんどん強くなる中で、もともと僕がプロレスを楽しんでやっていけるきっかけ、原点がワイルドだったので。ワイルドの原点をもう一度見つめ直したい。ワイルドとは何なのか。ワイルド5箇条、大森さん、何でしたっけ?」
▼大森「女性に優しく、自分に厳しく」
▼征矢「征矢に優しく。あとなんでしたっけ」
▼大森「宵越しの銭は持つな、雨の日は遠出するな」
▼征矢「雨の日に遠出していただいて…」
▼大森「月に一度は散髪にいけ、遠くの親戚より近くの知人」
▼征矢「近くの愛人じゃないんですか? 一つだけ大森さんに聞きたいんですけど、寝ずに考えたといったじゃないですか、私とのシングルマッチを。本当に寝ないで考えたんですか?
▼大森「寝ないで考えたよ。目は真っ赤です」
▼征矢「お疲れ様です」
▼大森「今、彼が話した、欠場している間、自分の存在がなくなるような不安な気持ち、同じレスラーとしてわかるんですよね。全日本プロレスが2013年に分裂してしまった時、彼がずっと欠場してた。その間、残された選手で何ができるかと。試合もやらなきゃいけない、自分たちのことだけで、自分のことだけで精一杯で、欠場してる彼のことまで僕は正直おもんばかってやれなかったですね。パートナーとしてそういう支えになれなかったっていう気持ちも同時に持ってるんですよ。なので今回、彼からの申し出は受ける必要があると自分で判断しました。これがワイルド5箇条の5箇条目だ」
▼征矢「誰も覚えられないですよ。もう一回言えますか? 5箇条目のどこからどこまでが5箇条目ですか?」
▼大森「最後の“だ"までだ」
▼征矢「長いですね。それ今日一回言ったっきりで終わりますよ。大森さんのそういう、おそらく全日本さん、皆さんがたぶんいいと思ってないでしょうけど、大森さんが死ぬ気で僕とシングルマッチをやりたいという…」
▼大森「わざと言うな!」
▼征矢「それは僕が間違えました。でも大森さんが僕とやりたいのも、僕が大森さんとやりたいのもたぶん1+2=と2+1=と同じなんですよ」
▼大森「今、同じ位置になったよ。俺もお前とやりてぇ」
▼征矢「昨日は2+1かもしれないけど、今日は1+2。一緒でしょ」
▼大森「1=1じゃねぇか、今は。元に戻ったんじゃないか」
▼征矢「だから大森さんが僕とやりたいという言い方でも間違いない?」
▼大森「今はね」
▼征矢「今も昔も」
▼大森「いや、昨日の時点では1=0だった」
▼征矢「1=0ってどういうことですか?」
▼大森「その話、長いの?」
▼征矢「そろそろ終わりにしましょう」
▼大森「これだけしゃべればノドも乾くだろう、なぁ。相変わらずベラベラよくしゃべるな。久しぶりに会ったと思ったら伸びたのはヒゲだけか、お前は」
▼征矢「大森さん、外見で相手を判断するっていうのは全然ワイルドじゃないですよ」
▼大森「外見で人を判断するとかいって、人のこと金髪だとか何とかいってんじゃん。おかしいだろ? 久しぶりに会って金髪になったぐらいですねって、人間的に全く変わってないみたいじゃないか、俺のこと」
▼征矢「金髪って俺、言いましたっけ。ちょっとだけ伸びましたよね」
▼大森「ヒゲと髪の毛の区別つかなかったですね。人間そこまでヒゲが伸びるものかと思うよ。ある程度ヒゲって止まるだろ、その長さって。ヒゲって伸びるんだな。ギネスブックに載ってるどっかの国の人みたいだけど(笑)、大丈夫ですか? 爪が異常に長い人とか…。お前、本当に後楽園覚悟しとけよ。ふざけやがって! こんなつもりで俺、今日会見来たんじゃないんだよ!(と退席)」
▼征矢「また、そうやって得意の帰るやつですか? ちゃんと傘持って帰ってくださいよ。まったく…大森さん! 何やってんだ!?(と大森を追う)」