【全日本】吉江とのV2戦決定 GAORA王者・秋山が自らに条件「負けたらピンク」 2017/5/22
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6・21釧路大会でGAORA TVチャンピオンシップが決まった王者・秋山準、挑戦者・吉江豊が22日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。5・21後楽園大会での初防衛後、吉江を次期挑戦者に指名するつもりが忘れてしまったという秋山は「負けた時には僕もピンクのタイツ、シューズに変えたい」との条件を自らに課した。 ◇ GAORA王者・秋山は5・21後楽園大会で長井満也を退け、初防衛に成功。この日、吉江とのV2戦が決まった。秋山自身による指名で、「ただ単に全日本に上がってるだけじゃテーマがないんで。テーマを持ってやってもらいたい。ベルトがかかればテーマも見えてくるし、そこで少しでも発奮してもらえれば」との思いからだった。 当初は初防衛後に吉江を指名するつもりでいたが、試合後に長井と“ハゲ論争"を展開しているうちに忘れてしまっていた。「吉江選手を指名するのを忘れる失態を犯してしまい、ここにいる吉江選手に申し訳ない」と謝罪した秋山は、「本当に申し訳ないと思っているので。僕はもし吉江選手に負けた時には僕もピンクのタイツ、シューズに変えたい」と自らに条件を課し、吉江から要求があった場合も無条件で受ける構えをみせた。 これには吉江も「それは皆さんみたいでしょう。何としても俺が勝たないといけないですね」と俄然、闘志を燃やしている。かつて世界タッグ王者に君臨したこともあるが、全日マットにおけるタイトル挑戦は久々。「このベルト、まだ歴史は浅いですけど、ベルトというよりも秋山さん、秋山準が持っているベルトに興味がありますので、それを獲りにいきたい」と宣言した吉江は、「秋山さんも世代的に一緒ですけど、その世代にしか見せられない独自の世界、そういうものを見せたい」と意気込んでいた。 【会見の模様】 ▼秋山「DARK NIGHTMAREとの抗争、長井満也との抗争もようやく昨日、終止符が打たれ、とりあえず初防衛ということになって。本来ならリング上からここにいる吉江選手を指名しようと思っていたところ、ハゲ社長どうのこうの言われたんで、こっちもハゲだどうのこうの言ってる間に吉江選手を指名するのを忘れる失態を犯してしまい、ここにいる吉江選手に申し訳ない」 ▼吉江「とんでもないです」 ▼秋山「改めて吉江選手にGAORA挑戦してもらえないかと言ったところ、快く受けてもらって、このような形になりました」 ▼吉江「久々のタイトル挑戦、いつ以来ですかね。今、秋山さんの方からそういう経緯を。忘れられた吉江豊ですが、タイトル挑戦の機会を与えていただいて感謝したいと思います。このベルト、まだ歴史は浅いですけど、ベルトというよりも秋山さん、秋山準が持っているベルトに興味がありますので、それを獲りにいきたいと思います」 ――吉江選手を指名した一番の理由は? ▼秋山「ずっと全日本、僕が社長になってから一緒に頑張ってくれた人でもありますし、またもちろん長井選手もスタイルはあんなんですけど、そういうところがあったし、そういう選手にどんどん脚光をという気持ちもあり、それで挑戦者にと思っていたんですけど、ハゲ論争から申し訳ないことをしたと(苦笑)」 ――長井戦に続いて世代、キャリアの近い選手との防衛戦になるが? ▼秋山「長井選手とやる時も言ったんですけど、ただ単に全日本に上がってるだけじゃテーマがないんで。テーマを持ってやってもらいたいというのもある。ベルトがかかればテーマも見えてくるし、そこで少しでも発奮してもらえればなというのもありますね」 ――ベルトよりも秋山選手が相手というのが大きい? ▼吉江「テーマというところですけど、プロレスラーを目指したのは俺がファン頃から見たレスラーから夢だったり元気だったり。そういうのを俺がプロレスラーになって見てる人たちに与えたいという思いですね。それを忘れていたわけじゃないですけど、昨日の後楽園の数々のタイトルマッチを見て、そういうものを思い出させてもらった。だから今、中心になっているのが次の世代、さらにその次の世代なのかもしれませんけど、秋山さんも世代的に一緒ですけど、その世代にしか見せられない独自の世界、そういうものを見せたいなと。その上でベルトを獲りたいです」 ――ルールに関して考えていることは? ▼秋山「いや別に。今回は吉江選手を指名するところ、ああいうことになって忘れてしまって本当に申し訳ないと思っているので。僕はもし吉江選手に負けた時には僕もピンクのタイツ、シューズに変えたいと思います。それは僕が責任取るという意味で。イチゴミルクみたいな感じに」 ▼吉江「それは皆さんみたいでしょう。何としても俺が勝たないといけないですね。俺が負けたらスイートなんとかには?」 ▼秋山「ピンク着てる時点で大丈夫です」 ――負けたらピンクはずっとそうなるということ? ▼秋山「それは一時的にしてもらえますかね(苦笑)。吉江さんと組むことがあればピンクタイフーンとして頑張ります。それが僕の責任ですから。また当日までに吉江選手がこういうルールでというのがあれば、今回は無条件で聞かないといけないなと思います」 ――ぱっと思い浮かんだものはある? ▼吉江「獲ったらチャンピオン権限で永久にピンクとか。どっかの番組みたいになっちゃいますけど、試合中のカタカナ禁止にします? ペナルティーで(笑)」
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6・21釧路大会でGAORA TVチャンピオンシップが決まった王者・秋山準、挑戦者・吉江豊が22日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。5・21後楽園大会での初防衛後、吉江を次期挑戦者に指名するつもりが忘れてしまったという秋山は「負けた時には僕もピンクのタイツ、シューズに変えたい」との条件を自らに課した。
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GAORA王者・秋山は5・21後楽園大会で長井満也を退け、初防衛に成功。この日、吉江とのV2戦が決まった。秋山自身による指名で、「ただ単に全日本に上がってるだけじゃテーマがないんで。テーマを持ってやってもらいたい。ベルトがかかればテーマも見えてくるし、そこで少しでも発奮してもらえれば」との思いからだった。
当初は初防衛後に吉江を指名するつもりでいたが、試合後に長井と“ハゲ論争"を展開しているうちに忘れてしまっていた。「吉江選手を指名するのを忘れる失態を犯してしまい、ここにいる吉江選手に申し訳ない」と謝罪した秋山は、「本当に申し訳ないと思っているので。僕はもし吉江選手に負けた時には僕もピンクのタイツ、シューズに変えたい」と自らに条件を課し、吉江から要求があった場合も無条件で受ける構えをみせた。
これには吉江も「それは皆さんみたいでしょう。何としても俺が勝たないといけないですね」と俄然、闘志を燃やしている。かつて世界タッグ王者に君臨したこともあるが、全日マットにおけるタイトル挑戦は久々。「このベルト、まだ歴史は浅いですけど、ベルトというよりも秋山さん、秋山準が持っているベルトに興味がありますので、それを獲りにいきたい」と宣言した吉江は、「秋山さんも世代的に一緒ですけど、その世代にしか見せられない独自の世界、そういうものを見せたい」と意気込んでいた。
【会見の模様】
▼秋山「DARK NIGHTMAREとの抗争、長井満也との抗争もようやく昨日、終止符が打たれ、とりあえず初防衛ということになって。本来ならリング上からここにいる吉江選手を指名しようと思っていたところ、ハゲ社長どうのこうの言われたんで、こっちもハゲだどうのこうの言ってる間に吉江選手を指名するのを忘れる失態を犯してしまい、ここにいる吉江選手に申し訳ない」
▼吉江「とんでもないです」
▼秋山「改めて吉江選手にGAORA挑戦してもらえないかと言ったところ、快く受けてもらって、このような形になりました」
▼吉江「久々のタイトル挑戦、いつ以来ですかね。今、秋山さんの方からそういう経緯を。忘れられた吉江豊ですが、タイトル挑戦の機会を与えていただいて感謝したいと思います。このベルト、まだ歴史は浅いですけど、ベルトというよりも秋山さん、秋山準が持っているベルトに興味がありますので、それを獲りにいきたいと思います」
――吉江選手を指名した一番の理由は?
▼秋山「ずっと全日本、僕が社長になってから一緒に頑張ってくれた人でもありますし、またもちろん長井選手もスタイルはあんなんですけど、そういうところがあったし、そういう選手にどんどん脚光をという気持ちもあり、それで挑戦者にと思っていたんですけど、ハゲ論争から申し訳ないことをしたと(苦笑)」
――長井戦に続いて世代、キャリアの近い選手との防衛戦になるが?
▼秋山「長井選手とやる時も言ったんですけど、ただ単に全日本に上がってるだけじゃテーマがないんで。テーマを持ってやってもらいたいというのもある。ベルトがかかればテーマも見えてくるし、そこで少しでも発奮してもらえればなというのもありますね」
――ベルトよりも秋山選手が相手というのが大きい?
▼吉江「テーマというところですけど、プロレスラーを目指したのは俺がファン頃から見たレスラーから夢だったり元気だったり。そういうのを俺がプロレスラーになって見てる人たちに与えたいという思いですね。それを忘れていたわけじゃないですけど、昨日の後楽園の数々のタイトルマッチを見て、そういうものを思い出させてもらった。だから今、中心になっているのが次の世代、さらにその次の世代なのかもしれませんけど、秋山さんも世代的に一緒ですけど、その世代にしか見せられない独自の世界、そういうものを見せたいなと。その上でベルトを獲りたいです」
――ルールに関して考えていることは?
▼秋山「いや別に。今回は吉江選手を指名するところ、ああいうことになって忘れてしまって本当に申し訳ないと思っているので。僕はもし吉江選手に負けた時には僕もピンクのタイツ、シューズに変えたいと思います。それは僕が責任取るという意味で。イチゴミルクみたいな感じに」
▼吉江「それは皆さんみたいでしょう。何としても俺が勝たないといけないですね。俺が負けたらスイートなんとかには?」
▼秋山「ピンク着てる時点で大丈夫です」
――負けたらピンクはずっとそうなるということ?
▼秋山「それは一時的にしてもらえますかね(苦笑)。吉江さんと組むことがあればピンクタイフーンとして頑張ります。それが僕の責任ですから。また当日までに吉江選手がこういうルールでというのがあれば、今回は無条件で聞かないといけないなと思います」
――ぱっと思い浮かんだものはある?
▼吉江「獲ったらチャンピオン権限で永久にピンクとか。どっかの番組みたいになっちゃいますけど、試合中のカタカナ禁止にします? ペナルティーで(笑)」
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