プロレス/格闘技DX

　NXTが日本時間24日に配信され、NXTクルーザー級王者KUSHIDAが宿敵カイル・オライリーと対決し、接戦の末に惜敗。試合後、KUSHIDAを襲撃した新ユニット「ダイヤモンド・マイン」の一員として鈴木秀樹がNXTデビューを果たした。

　新日本時代からの好敵手・オライリーとの一騎打ちがこの日、NXTで実現。KUSHIDAは「彼との戦いは特別な瞬間になる。誰にも邪魔されたくない」と意気込んで出陣した。

　序盤からアームバーを取り合う互角の攻防を展開。KUSHIDAがエルボーやオーバーヘッドキックを放つと、オライリーはロープの反動を利したクローズラインやブレーンバスターで反撃。譲らない熱戦が続いた中、終盤にはKUSHIDAがエプロンでのスープレックスやマサヒロ・タナカで追い詰めると、必殺のホバーボードロックを狙ったものの、これをなんとか食い止めたオライリーが丸め込んで3カウントを奪った。

　KUSHIDAが宿敵オライリーに惜敗。試合後はノーサイドでハグを交わして健闘を称え合った。

　そこへやってきたのが『NXT ザ・グレート・アメリカン・バッシュ』でオライリーとの対戦が決定しているアダム・コール。オライリーが迎撃して乱闘に発展すると、一方でKUSHIDAはフードを被ったロデリック・ストロングに襲撃されてしまう。ストロングに続くように鈴木、タイラー・ラスト、マルコム・ビベンズが登場。今年4月にWWEパフォーマンスセンターのコーチに就任した鈴木はプレイヤーとしてNXTデビューを果たし、ストロング率いる新ユニット「ダイヤモンド・マイン」の一員となった。鈴木は倒れ込んだKUSHIDAにベルトを投げつけ、ストロングらとともに見下ろした。

　その後、KUSHIDAは「昨夜は特別だった。俺たちの戦いは永遠に続く」と自身のツイッターに英語で投稿。オライリーとのネクストを見据えた。