プロレス/格闘技DX

　カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われたロウが日本時間19日、ライブ配信され、ロウ女子王者シャーロット・フレアーがビアンカ・ブレアに反則裁定で辛くも王座を死守した。

　この日のメインは王者・シャーロットにビアンカが挑戦するロウ女子王座戦。ビアンカは『クラウン・ジュエル』でスマックダウン女子王座トリプルスレット戦も控えているが、スマックダウン移籍が決定しているシャーロットは「ビアンカみたいな新人が今週2回も王座挑戦できるなんて」と不満を漏らした。そこへ現れたビアンカが「タイトルとの別れの時間を取るといいわ」と挑発すると、シャーロットが怒りに任せて殴りかかったが、ビアンカもハンドスプリングニールキックで応戦した。

　迎えた王座戦。シャーロットがパワーボムやスタンディングムーンサルトで攻め込むと、ビアンカはスパインバスターで反撃し、解説席に投げ飛ばして譲らず。終盤にはシャーロットが場外ムーンサルトやスピアーを叩き込んで追い込んだが、ビアンカのリバースパワースラムやパワーボムを食らってピンチに。たまらずシャーロットはパイプ椅子攻撃を見舞ってしまい反則裁定に終わった。

　何とか王座を死守したシャーロットだが、試合後、ビアンカに奪われたパイプ椅子で蹴散らされてしまった。「ビアンカvsベッキーvsサーシャ」のスマックダウン女子王座トリプルスレット戦が行われるPPV大会『クラウン・ジュエル』は日本時間10月22日にWWEネットワークで配信される。