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6/1【DDT】2年連続開催 新宿高島屋“百貨店プロレス"盛況で幕 上野宣言「新宿の風物詩として根付いていきます」

 老舗百貨店「新宿高島屋」とのコラボイベント『Dramatic Dream Takashimaya Vol.2』が1日、東京・新宿高島屋1階JR口特設会場で行われ、大盛況で幕。KO-D無差別級王者・上野勇希は「新宿の風物詩として根付いていきますから、来年もお会いしましょう!」と1年後の再会を誓った。

 DDTは昨年5月13日、新宿高島屋とのコラボイベントとして史上初の“百貨店プロレス"を開催。新型コロナウイルスが落ち着き始めた時期に「新宿の街を盛り上げたい」との同店側の意向に、同じ新宿を拠点とするDDTが賛同して実現した。昨年の好評を受け、この日、2年連続開催にこぎ着けた。

 オープニングにはThe37KAMIINAの上野勇希、To-yとともに増井大輔店長が登場。「ドラマティック・ドリーム・タカシマヤ。いらっしゃいませ、スタート!」のコールでイベントが幕を開けた。

 全3試合が組まれ、出場した選手たちはいつも通りの全力ファイトを展開。最終試合ではThe37KAMIINAの上野&MAO&To-y組が遠藤哲哉&飯野雄貴&高鹿佑也のバーニングトリオと対戦した。両軍は観客席になだれ込んで乱闘を展開。ユニット対抗戦に燃える高鹿がトペ、トップロープからのダイビングエルボーバットを見舞うなど奮戦したが、最後は上野がWRで仕留めた。

 最終試合を勝利で飾った上野は「vol.1があって、vol.2があった。もしかしたらホントに新宿の風物詩として根付いていきますから、来年もお会いしましょう!」と1年後の再会を約束。MAOも「梅雨の始まりは、この高島屋イベントから始まるんだよ。きっと来年も再来年も何十年も、ここから始まるんだよ。また来年!」と長期継続開催を見据えて締めくくった。

 イベントでは試合のほか、新宿高島屋のユーザーでもある元DDTの赤井沙希、平田一喜、辰巳リカ(東京女子プロレス)の3人によるトークショーも開催。ファン参加型のリング体験、グッズ販売、サイン会&撮影会なども行われ、盛況となった。

 イベントをプランニングした新宿高島屋の企画宣伝部・徳村梓課長は「(前回は)普段、高島屋に来られない方も、行ってこれ買ったとか、SNSでたくさん投稿いただいて、いい相乗効果になるイベントになりました。選手の皆さんの白熱ぶりは前回以上で、(店の)中に入って戦っていただけて、去年を上回る盛り上がりだったかなと思いました」と1年前以上の好感触を得た様子。「(恒例行事に)したいですね。新宿の風物詩と言っていただいたので、ぜびぜひという気持ちです」と来年の3年連続開催に前向きだった。

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