【WWE】ロリンズが2ヵ月ぶり復帰 7・6『マネー・イン・ザ・バンク』で世界ヘビー王者ダミアンに挑戦決定 2024/6/18
ロウが現地時間17日、テキサス州コーパスクリスティで行われ、セス“フリーキン"ロリンズが復帰。7・6トロント大会『マネー・イン・ザ・バンク』で世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストへの挑戦が決まった。 4月のレッスルマニアでドリュー・マッキンタイアに敗れ、世界ヘビー級王座から陥落以来、戦列を離れていたロリンズがこの日、2ヵ月ぶりに復帰した。リングに登場したロリンズは鳴りやまない大歓声の中で一礼。場内が「おかえりなさい!」の大合唱に包まれると、「俺も会いたかったぜ。サンキュー」と感謝した。 そしてロリンズは「ここに戻ってきた理由は一つ。俺はここですべてを成し遂げてきたが、史上最強になるために来たんだ。そのためには俺のベルトを取り戻さなければならない。世界ヘビー級王座をな」と宣言。「マネー・イン・ザ・バンクは数週間後だ。今まで何度もラダーに登ってきた。ブリーフケースも手にしてきた。今のタイミングだと、これが王座への一番の近道なんじゃねえか」と返り咲きのプランを描いた。 MITB戦を制してブリーフケースを手にすれば、好きなタイミングでキャッシュインし、王座に挑戦できる。2015年3月にロリンズがWWE王座初戴冠を成し遂げた時もキャッシュインによるものだった。確かに近道と言えそうだが、王者・ダミアンが意外な提案を口にした。 昨年のマネー・イン・ザ・バンク覇者のダミアンはレッスルマニアでキャッシュインし、新王者となったばかりのマッキンタイアを破って世界ヘビー初戴冠を果たした。ロリンズの前に現れたダミアンは「セス、皮肉でも何でもなく『おかえり』を言いに来たんだ。戻ってきてうれしいぜ。本心だ」と語りかけ、「本当はお前に対してキャッシュインしたかった。リスペクトしているからだ。お前を倒して王者になりたかったが、それは実現できなかった」と続けた。 ロリンズが「お前に一つ聞きたい。どんなチャンピオンになりたいんだ? この業界で何を成し遂げたいんだ? 今のままだと、ただのジャッジメント・デーの一人だぜ」と問いかけると、ダミアンは「いい質問だ。セス、覚えてるか? お前がこの王座を初戴冠した時、初防衛戦の相手は俺だったんだ。そして俺は負けた。お前が俺より強かったからだ。だが、時代は変わった。俺は前とは全くの別物だぜ」と断言。そして「もうマネー・イン・ザ・バンク戦は忘れろ。俺とお前で世界王座戦だ」と自らロリンズを次期挑戦者に指名した。 思いがけない展開にロリンズは「マジか? 罠だろ? またお前の仲間が出てくるんだろ?」 と疑念を抱いた。ダミアンが「仲間は出てこない。このことも伝えていない。お前と俺でサシで勝負だ」と強調すると、最終的に「そうかい。受けて立ってやるよ」と受諾。7・6トロント大会で両者による世界ヘビー戦が正式に決まった。 “史上最強"を証明するべくロリンズが復帰早々、世界ヘビー返り咲きに挑む。 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。
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ロウが現地時間17日、テキサス州コーパスクリスティで行われ、セス“フリーキン"ロリンズが復帰。7・6トロント大会『マネー・イン・ザ・バンク』で世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストへの挑戦が決まった。
4月のレッスルマニアでドリュー・マッキンタイアに敗れ、世界ヘビー級王座から陥落以来、戦列を離れていたロリンズがこの日、2ヵ月ぶりに復帰した。リングに登場したロリンズは鳴りやまない大歓声の中で一礼。場内が「おかえりなさい!」の大合唱に包まれると、「俺も会いたかったぜ。サンキュー」と感謝した。
そしてロリンズは「ここに戻ってきた理由は一つ。俺はここですべてを成し遂げてきたが、史上最強になるために来たんだ。そのためには俺のベルトを取り戻さなければならない。世界ヘビー級王座をな」と宣言。「マネー・イン・ザ・バンクは数週間後だ。今まで何度もラダーに登ってきた。ブリーフケースも手にしてきた。今のタイミングだと、これが王座への一番の近道なんじゃねえか」と返り咲きのプランを描いた。
MITB戦を制してブリーフケースを手にすれば、好きなタイミングでキャッシュインし、王座に挑戦できる。2015年3月にロリンズがWWE王座初戴冠を成し遂げた時もキャッシュインによるものだった。確かに近道と言えそうだが、王者・ダミアンが意外な提案を口にした。
昨年のマネー・イン・ザ・バンク覇者のダミアンはレッスルマニアでキャッシュインし、新王者となったばかりのマッキンタイアを破って世界ヘビー初戴冠を果たした。ロリンズの前に現れたダミアンは「セス、皮肉でも何でもなく『おかえり』を言いに来たんだ。戻ってきてうれしいぜ。本心だ」と語りかけ、「本当はお前に対してキャッシュインしたかった。リスペクトしているからだ。お前を倒して王者になりたかったが、それは実現できなかった」と続けた。
ロリンズが「お前に一つ聞きたい。どんなチャンピオンになりたいんだ? この業界で何を成し遂げたいんだ? 今のままだと、ただのジャッジメント・デーの一人だぜ」と問いかけると、ダミアンは「いい質問だ。セス、覚えてるか? お前がこの王座を初戴冠した時、初防衛戦の相手は俺だったんだ。そして俺は負けた。お前が俺より強かったからだ。だが、時代は変わった。俺は前とは全くの別物だぜ」と断言。そして「もうマネー・イン・ザ・バンク戦は忘れろ。俺とお前で世界王座戦だ」と自らロリンズを次期挑戦者に指名した。
思いがけない展開にロリンズは「マジか? 罠だろ? またお前の仲間が出てくるんだろ?」 と疑念を抱いた。ダミアンが「仲間は出てこない。このことも伝えていない。お前と俺でサシで勝負だ」と強調すると、最終的に「そうかい。受けて立ってやるよ」と受諾。7・6トロント大会で両者による世界ヘビー戦が正式に決まった。
“史上最強"を証明するべくロリンズが復帰早々、世界ヘビー返り咲きに挑む。
今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。
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