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6/30【DDT】7・21両国へ高木が休養前ラストマッチの相手にディーノを指名

 『What are you doing 2024』が30日、東京・後楽園ホールで行われ、7・21両国大会をもって無期限休養に入る高木三四郎が休養前最後の相手に男色ディーノを指名した。

 無期限休養まで1ヵ月を切った高木がこの日、山下実優をパートナーに、ディーノ&伊藤麻希と激突。東京女子勢とのミックストタッグマッチに臨んだ。

 主導権を握ったのはディーノ&伊藤。伊藤がプラケースチャンバラで高木を圧倒し、ディーノは女子の山下相手にナイトメアーを決めた。リップロックはちゅうちょしたものの、腰を蹴る形でファイト一発もさく裂。男色ドライバーを踏ん張る山下に伊藤が「ケツを出せ!」と迫ると、ディーノは「お前がケツを出せ!」と要求。伊藤が呼応して尻を出そうとしたが、東京女子の甲田哲也代表があわててストップをかけた。

 ならばとディーノがコーナーに上がって尻を出すと、高木が伊藤を投げようとしたが、リングに上がった甲田代表が身を挺して阻止。高木、山下をスリーパーで次々に絞め上げる。見かねた今林久弥GMもリングに上がって口論に発展。甲田代表が今林GMをディーノの尻にぶち込むと、山下と伊藤が共闘して甲田代表の顔面をディーノの尻に押しつける。二人は失神してしまった。

 すかさず伊藤が高木をディーノの尻の餌食に。ならばと山下が伊藤の顔面をディーノの尻に押しつける。カオスな展開の中、山下がディーノの尻に蹴りを見舞うと、高木は雪崩式ブレーンバスターで追い討ち。さらに山下がSkull kick、高木がストーンコールド・スタナーを立て続けに決めてディーノから3カウントを奪った。

 ミックスドマッチを制した高木は試合後、「山下、伊藤、無期限休養するとなって、どうしてもお前たちと試合したくてオファーさせていただきました。ありがとう」と東京女子の二人に感謝。「俺の歴史の中で東京女子はすごく大きくて。それを作っていくきっかけになった山下、東京女子を世界に広げてくれる伊藤、お前たち立派に成長したよ。甲田さんと戦略練って、東京女子をもっと大きな存在にするから。DDTともどもよろしく」と呼びかけた。

 そして、高木は7・21両国大会での休養前ラストマッチに言及した。「休養するときに誰と試合しようか、ずっと考えてたんだけど。このドラマティック・ドリームを体現できる男と、どうしても試合したかった」という高木は「だから両国、最後の相手はお前だ」とディーノを指名。ディーノも受けて立ち、試合形式は双方の希望でウェポンランブルに決まった。

 「休養すると決めたときから、男色ディーノしかいないと思っていた」という高木は「引退ロードっぽくなってるところが、あまり好きじゃないので。ディーノに勝って、休養に入りたい」と意気込むばかり。「DDT、高木三四郎のすべてだったりを詰め込んだウェポンを用意しようと思ってます」と予告した。

【ディーノの話】「最後の相手に選ぶのは誰だろうと考えたとき、高い確率で来るかもしれないと思ってた。ワタシがやるべきことは休養じゃねぇ。両国で引退させること。やり残し全部なくさせてやるよ。高木三四郎の全部を受け止めるのはワタシだ。引退させてやる。両国が高木三四郎の引退試合だ」

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