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7/10【DDT】上野がMAOとのKO-D前哨戦に3連勝 両国決戦へ「意地でも勝ち切る」

 『Road to PETER PAN 2024 TOUR in SHINJUKU』が10日、東京・新宿FACEで行われ、KO-D無差別級王者・上野勇希がMAOとの前哨戦に3連勝。「家出したMAOに負けられへん。The37KAMIINA、ユニットとして意地でも勝ち切る」と王座死守を誓った。

 7・21両国大会でKO-D無差別級王座に挑むMAOは王者・上野と本気で向き合うためThe37KAMIINAから家出。7・5上野大会でDAMNATION T.A、7・7小田原大会でD・O・Aとそれぞれ共闘。上野との前哨戦に臨んだものの連敗を喫した。

 この日は“シャーデンフロイデ・インターナショナル"クリス・ブルックス&アントーニオ本多と組み、勝俣瞬馬&To-yと組んだ上野と激突した。上野が投げ捨てジャーマン、シャイニングウィザードで攻め立てれば、MAOはランニング掌底で応戦。シャーデンフロイデがトレイン攻撃を見せれば、The37KAMIINAもトレイン攻撃でやり返した。

 一進一退の攻防が続く中、MAOのラリアットがクリスに誤爆。それでもMAOが旋風脚をTo-yに決め、本多が回転足折り固めで丸め込んだが、3カウントは入らず。最後はTo-yがフランケンシュタイナーで本多から3カウントを奪った。

 MAOの家出以降のKO-D前哨戦は上野の3連勝となった。「MAOちゃんがいないことをさびしいと思う日もある。なんだか腹が立つ日もある。試合して楽しかったり、悔しかったり、うれしかったり、熱かったり、いろんな気持ちがある」と複雑な心境を吐露しながらも、上野は「僕はThe37KAMIINAに救われています。両国国技館、面白いとかすごい道がいっぱいある。MAOちゃんの道もある。俺の道もある。でも家出したMAOに負けられへん。The37KAMIINA、ユニットとして意地でも勝ち切るから」と王座死守を誓ってみせた。

 残る前哨戦は7・13盛岡、7・14新潟の2試合。両国決戦へ向けて上野優勢が続く中、MAOの巻き返しはなるか?

プロ格 情報局