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　『AEWダイナマイト』が現地時間17日、アーカンソー州リトルロックで行われ、AEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカがメインイベントでAEW世界王者スワーヴ・ストリックランドと王者対決。反則裁定に終わると次週のブラッド&ガッツ戦へ向けてThe EliteとチームAEWが大乱闘を繰り広げた。

　ダイナマイト第250回大会となったこの日のメインイベントはAEW世界王者・ストリックランドとインターコンチネンタル王者・オカダによるシングル王者対決。7・24ナッシュビル大会で行われるブラッド&ガッツ戦(5対5ハードコアマッチ)でThe Elite討伐に乗り出す構えを見せたストリックランドの対戦要求を受けて実現した一戦だった。

　勝利すれば世界王座挑戦も視界に入る一戦でオカダはダイビングエルボースマッシュを後頭部に食らって先制されたが、フラップジャック、場外DDTで逆襲。ネックブリーカードロップで首攻めを続け、ストリックランドがコーナーダイブを狙ってもドロップキックで蹴落とした。

　エプロンでのツームストンはストリックランドが阻止。フラットライナー、ブレーンバスターの連続攻撃で反撃したが、オカダもリバースネックブリーカーですぐさま応戦。ダイビングエルボードロップ、ドロップキックと得意技を連発し、ツームストンパイルドライバーからのレインメーカーを狙ったが、読んだストリックランドはスワーヴストンプで切り返した。

　ここでヤングバックス(マシュー・ジャクソン&ニコラス・ジャクソン)が乱入し、ストリックランドを暴行。即座に反則裁定が下された。ジャック・ペリーも加勢すると、この日、チームAEWのメンバーに決まったマーク・ブリスコ、“ジ・アクレイムド"マックス・キャスター&アンソニー・ボーエンズが登場。さらにThe Eliteのアダム・ペイジも加わると、チームAEW5人目のメンバーとしてダービー・アリンが天井から出現。両軍が5対5マッチへ向けて大乱闘を繰り広げ、ダイナマイト第250回大会は幕を閉じた。